なんだか胸が熱くなるこの感覚は久しぶりのこの町で感じたこの空気感からでしょうか。
そんな縁日の通りを少し入ると見えてくるのが、今日ご紹介させていただく「IZ2nd」
子供が買いにきたり、夜はバーのおつまみとして大人も懐かしい駄菓子をつまみながらお酒を呑める下町ライクなBAR
M)どん思いでこちら IZ2nd を始めたのでしょうか?
Y)子供たちに楽しめる場所をとこちらを始めた。
今日のような縁日の日にはかき氷を買いに来る子供達がいて、土日祝にはお弁当販売でお昼から地元の人などで賑わいます。
そんなお話をしていると子供が「かき氷ください!」と元気に軒先から聞こえました。
これが、下町の良さですよ。改めて感じるこの感覚。
M)店内には多くのフィギアがありますね!
Y)これは子供の頃からゴジラで育ち25か26歳くらいからコレクションしていて、今ではこんなにあるね
M)どのくらいあるんですか?
Y)数えたことがないから分からないねー。200はあるかなー?
M)IZ2ndを始めるまではどのような歩みがあったんですか?
Y)昔ここではスーパーいずみやをやっていた。
昭和30年頃の話 昔はお肉屋が入っていたり、魚屋が入っていたりそれぞれのお店の人が入っている場所だった。
時代が移り変わり20数年前に入っていたお店の人も抜けて
スーパーを自分達でなんとかやり始めたが時代に合わせて変わっていってしまった。
そこから「いずみや」を始める。
遊園地も改装になり、そんな中、コロナ禍で客も遠のいて行った。
2021年4月ごろからYoutubeにも挑戦。ライブの様子やクッキング映像なども始めた。
今年からは店舗を2つになったので、これから店舗を地域を盛り上げて行けたらとお話をしてくださいました。
あらかわ遊園のオープン後、平日はまだ人の動きは見えない。土日は今はあらかわ遊園オープンもあり賑わいが戻り始めている。
今までの遊園地の動きに戻るのを望む想いもあるが、近隣の人たちからしては不安が残る。
まずは社会全体、住んでいる地域、すべての動きを見ていかなくてはいけない。
コロナになり自分も地域の人も考え方が変わった
日本人の質の中にマスク文化は残ると思う。 新しい常識がここ数年は習慣になると思う。
日本人はただでさえお店ではおしぼりが出てきたり、律儀。
今後イベントをやるとしても形が変わるバーチャルとリアルを楽しめる形。
悪戯に人数を集めても意味がないのでやる人と地域の人と幸せになれる形を模索している。
地元の人をNo. 1で見ていかなくてはいけない。 今までも色々な声があってイベントをやったりもしていたが、
これからはもっと地元の人に目を向けて耳を向けて コロナをきっかけに0ベースで改めて見直す機会になった。
これをきっかけに改めて地域の人と手を取り合える環境、場所にしていく。
荒川区はコンパクトな町
都電が非常にいい役割をはたしている。
線路が一つはしっているだけでつながっている環境がある 小台からあらかわ遊園周辺は道がひらけている。すごく喉かで
かき氷ください!と子供の声が溢れる場所が荒川区。 大人になっても子供心溢れるマスターだからこそできるお店。
この町でやるから意味のあるお店であるとお話を聞いて実感しました。
110種類のウイスキーとカクテルもリキュールがあるのもであればなんでも作っていただけるので、
是非、大人から子供まで皆さんには是非立ち寄っていただきたい。
下町の良さがぎゅっと詰まったBAR「IZ2nd」からでした。
翌日、土曜日はお弁当販売の日。
学生のアルバイトさんのおかげもあり、明るく賑やかなこの地に華を添えてくれて毎週末は賑わっております!
カウンターに並ぶお弁当たち。
あらかわ遊園はもちろん近所の宮前公園で食べるのも良いですね!
大人気はこちら、「鶏のから揚げ」
朝と夜、平日と週末のいろいろな顔をもつIZ2ndですが、
お話を聞くと子供から大人そしておじいちゃんおばあちゃんになるまで
下町というこの町だからできる形を追求した大人も子供も楽しめる憩いの場(BAR)ということが分かりました。
私もまた、一段とこの町「荒川」が好きになりました。
<店舗情報>
- 店名:IZ 2nd
- 住所:東京都荒川区西尾久6丁目30−9 「おうちごはん いずみや」の目の前
- 電話番号:03-3894-4226 ※いずみや共通
- 営業時間:平日 20:00頃~23:30(ラストオーダー)
土日祝日 11:00〜17:00 カキ氷、お弁当、駄菓子などの販売 夜BAR営業は平日と同じ - 定休日:火曜日
- Youtube:おうちごはんいずみやチャンネル
取材・文・撮影=荒川102