パンとアルコールは相性抜群『Manhattan Bakery & Wine bar』【千川】
「暮らしている街においしいベーカリーがあれば」とオーナーの松原朋宣さんが店を立ち上げて3年ほど、今ではすっかり街の顔に。アルコール類にも力を入れているので、ずらっと並んだパンのポップには「白ワインに合う」「ビールに合う」の文字が。食指がさらに動く。食事系だけでなく菓子パンの選択肢も申し分なし。カフェスペースやテラス席を利用する場合は、オーブントースターでリベイクしてぜひ熱々を。
『Manhattan Bakery & Wine bar』のイチ推し!
『Manhattan Bakery & Wine bar』店舗詳細
/営業時間:10:00~20:00(土・日・祝は9:00~21:00)/定休日:月・木(祝の場合は営業、翌日休)/アクセス:地下鉄有楽町線・副都心線千川駅から徒歩3分
毎日食べたい尊い味とラインアップ『メジロパン』【椎名町】
ひと口目からほっとする昔ながらのソフト系のパンがベースの総菜や菓子パンには、店を営む大脇夫妻の朗らかな人となりがよく表れている。寡黙な夫の秀哉さんは店内奥で黙々とパンを焼き、妻の佳奈さんはお客さんとの日常会話を楽しみながら接客を担当。ふらっと立ち寄れる空気感と良心的な価格設定もうれしい。「閉店前に売り切れる日も……」と佳奈さん。地元で愛されている何よりの証しだ。
『メジロパン』のイチ推し!
『メジロパン』店舗詳細
パン職人2人の得意が発揮される『好日ベーカリー』【目白】
かつては同僚だったという安藤亜江さんと大塚結さん。2人でお店を開くことにした理由の一つが「得意として作るものがそれぞれに違っていたから」。食事、菓子、総菜パンと陳列窓に並ぶパンの種類は定番もあれば新鮮味あふれるものもあり、バラエティ豊か。開業から1年が経ち、現在も定期的な意見交換と試作会が行われているとのこと。だからこそ、二つとない“ここだけのパン”が生まれ続ける。
『好日ベーカリー』のイチ推し!
『好日ベーカリー』店舗詳細
現地の味がイタリアへと誘う『PASTIFICIO DEL GATTO(パスティフィーチョ デル ガット)』【目白】
目白駅から徒歩2分の場所にあるトラットリア『Tre Gatti(トレ ガッティ)』のオーナーシェフ・眞壁貴広さんが手掛ける食材店。店内中央に並ぶのは、イタリアで定番のパンたち。フォカッチャやチャバタなど、今や日本でもおなじみのもの以外に、世界遺産の街であるフェラーラを代表する名物も。どれも北イタリア出身の職人が焼いたもので、注文後に作ってくれる出来たてのパニーニ(10時30分〜15時)も外せない。
『PASTIFICIO DEL GATTO』のイチ推し!
『PASTIFICIO DEL GATTO』店舗詳細
リクエストに全力で応える『Bonne Chance(ボンヌ シャンス)』【東長崎】
店名の「ボンヌシャンス」は、フランス語で「幸運を祈る」という意味。カフェが併設された店内に並ぶ約20種類のパンは、訪れるお客さんや一緒に働くスタッフの好みや食べたいものに真摯(しんし)に向き合い寄り添ったもの。人気のバケットサンドをはじめ総菜や菓子パンなど、立ち寄ったときに巡り合うパンが一つでも好物であるように。思いがけない幸運を届けるため、丁寧に手作りしている。
『Bonne Chance』のイチ推し!
『Bonne Chance』店舗詳細
取材・文=新居鮎美 撮影=逢坂聡
『散歩の達人』2025年11月号より




