『パルコブックセンター 調布店』は、お客さんファーストの遊び心が満載
調布パルコと二人三脚で、古本市など年間を通してイベントにも力を入れている。「親子三世代で来てもらえるような書店であれたら」と話す店長の今井さんが大切にするのはお客さんとのコミュニケーション。細部まで気配りの行き届いた店内は、訪れるたびに発見があるはずだ。
『パルコブックセンター 調布店』店舗詳細
『くまざわ書店 調布店』は、ちょっぴりマニアックさが隠し味
2017年、京王線の地上線路跡に建てられた『トリエ京王調布』と同時に開業した。明るい売り場は駅前書店らしい幅広い品揃え。だが、時折顔をのぞかせるマニアックな漫画や、文芸書の平台がかもし出す心地良い違和感にも注目あれ。「地元に関する本は欠かさずチェックしています」と店長の金子さん。
『くまざわ書店 調布店』店舗詳細
『くまざわ書店 国領店』は、頼もしき生活密着型店舗
国領駅からは徒歩15分ほどの立地ゆえ、普段使いの地元住民で昼間も客足が絶えない。相次ぐ書店の閉店で近隣住民の需要もカバーすべく、店長の舩山さん主導のもと、学習参考書や手帳類も豊富にラインアップ。新入学や受験シーズンなど、季節に応じた臨機応変な棚づくりが心強い。
『くまざわ書店 国領店』店舗詳細
『リブロ 国領店』は、ストイックに試行錯誤中!
改札を出てすぐの立地で、利用の多いサラリーマン層のためにビジネス書を中心に、暮らしに直結する堅実な品揃えが特徴だ。棚づくりを切り盛りする高橋さんはパルコブックセンターでノウハウを学んだそう。児童書の置き方を工夫したり、文芸書の平台を提案したりと、挑戦意欲はつきない。
『リブロ 国領店』店舗詳細
取材・文・撮影=吉岡百合子(『散歩の達人』編集部)
『散歩の達人』2024年4月号より