2004年1月号「市川・本八幡・小岩」
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『散歩の達人』では、市川・本八幡をこれまで3回特集したが、2026年1月号と同じく「市川・本八幡・小岩」で括（くく）ったのはこの2004年4月号のみ。この号では篠崎・行徳方面まで含めて紹介した。
当時からあるお店に訪れてみたい！と、ジャズ店のページ「名ジャズスポット多発の謎に迫る！」をめくってみる。市川の「りぶる」「h.s.art」、小岩の「Full House」と3軒──。調べたところ、今はどれもその場所にないようだった。
一方、地域の職人を紹介した「江戸川の巨匠、かく語りき」では、2026年1月号でも紹介した小岩「甲和焼」の林さんが登場。今では娘の理子さんも陶芸のブランドを運営しているそうだが、20年の時が経ち、技が受け継がれていることに胸が熱くなる。
第2特集では、同じく総武線沿線の秋葉原を紹介。当時まだ目新しかった「オタク」カルチャーを物珍しく取り上げた。ちなみにこの編集を担当していたのは現編集長の平岩。「大変だった」と語る……。
この記事に関連する書籍
散歩の達人 2026年1月号
大特集は変革中の総武線タウンはどこへ行く「市川・本八幡・小岩」。第2特集「モーニングのススメ」。綴じ込みマンガ付録「特別復刻！プロジェクト松」も注目です。今号から創刊30周年特別企画もスタート！
文＝小野晃平（編集部）
『散歩の達人』2026年1月号より
