お庭やベランダでBBQ、ありかなしか。

本当だったら外で豪快にバーベキューを楽しみたいけれど……。

郊外の一軒家など、煙で周囲に迷惑を掛けない環境であれば、庭やバルコニーでBBQをするのもあり。普段は2人の幼稚園児を連れてキャンプや登山、旅行を楽しんでいる筆者ですが、炭火で焼くお肉の味は、やっぱり格別です。

それでも風向きなどで洗濯物に臭いが付いてしまったり、騒音が問題になったりする場合もあるので、外でBBQをする際は充分周囲に配慮する必要があります。マンションのベランダなどは、火器を使用できない場合もあるので一層の注意が必要です。そこでお家のなかでいかにアウトドアな気分を味わうか、チャレンジしてみました。

調理器具をフル活用。室内で簡単キャンプ風グリルレシピ。

煙を出さないお家BBQ

室内BBQの大敵である煙。具材を焼く際に煙がたくさん出るのは、お肉の油が炭などの熱源に落ちるから。ホットプレートなどでも、油が加熱面に残ってしまうタイプのものは、火力を上げると煙が出やすいのです。

そこで、我が家で使っているのは下に水を溜めるタイプのプレート。焼いているうちに油が落ちて加熱面に残らないので、びっくりするほど煙が出ません。

ステーキや骨付き肉のような分厚い肉だって焼けますよ。写真は骨付きラムですが、こんな風にビニールに入れてハーブやオリーブオイルをなじませてから焼くと風味がアップ。

普段のバーベキューのように網の上で焼く雰囲気を出しながらも、煙も出ないので室内でも安心。

ちなみに根菜やカボチャ、トウモロコシなど火の通りにくい野菜は下茹でかレンジでチンしてから焼くのがおすすめです。

ベランダや窓の近くで撮影するとアウトドアらしさもアップ。

ホイルでアヒージョ

ホイルでキノコや魚介を包んで、鉄板焼き気分を楽しんでも。冷凍庫に眠っていたエビやホタテと、ニンニク、ミニトマト、オリーブオイル、塩コショウなどでアヒージョにしてみました。

プレートの上でぐつぐつさせながら食べると、バーベキューらしい臨場感が出て一層美味しくいただけます。残った油はパンに付けて食べても◎

グッズを使って、アウトドア気分を盛り上げよう!

もうひと手間加えるなら、あえてアウトドア用のお皿やカトラリー、椅子などを使ったり、出来上がった料理を窓辺やベランダで食べたりするのもおすすめです。マグカップでお酒を飲めば、よりアウトドアっぽい出来栄えに。

焼きマシュマロも

キャンプの定番焼きマシュマロだって、カセットコンロがあればお家で出来ちゃいます。

お家BBQのデザートにすれば、子ども達も喜ぶこと間違いなし。炭火に比べて焦げやすいので、マシュマロを火に近づけすぎないようにしましょう。

ランタンを置けば雰囲気倍増。魚用グリルで本格焼き鳥。

炭火を使った焼き鳥は、我が家でも人気のキャンプ飯のひとつですが、家庭の魚用グリルでも作れます。

コツは金属串を使うこと。お魚グリルでは串の部分まで加熱されるので、竹串を使うと燃えてしまうので注意してくださいね。金串は100円ショップでも入手可能。金串が無い場合は、手羽先や手羽中をそのまま焼くのもおすすめです。

グッズを使って、アウトドア気分を盛り上げよう!

晩酌はベランダにテーブルを出して。ランタンがあると更にいい雰囲気が出ますよ。

ここまで雰囲気出してセッティングしたので、せっかくだからキャンプっぽく撮影もしてみましょう。

撮影のコツは、暗くなりすぎない夕方~宵の口に撮影すること。真っ暗だとシャッタースピードが遅くなって撮影が大変です。あとは、電気ランタンの白い光よりは、ガスやガソリンランタンなど黄色っぽい光を使うといいムードに。

オーブン焼き芋と室内テントで、子供も大喜び。

キャンプでは焚火やBBQの炭火を使って焼き芋を楽しむこともあります。皮パリ中トロな焼き芋の美味しさを、オーブンレンジで再現。

作り方は簡単。さつまいもを洗って、そのままオーブンで焼くだけ。天板にアルミホイルを引くと汚れません。さつまいもをアルミで包むとよりしっとりした仕上がりに。包まずに焼くと皮がパリッとして炭火で作った焼き芋により近い味わいになります。

じっくり火を通した方が甘くなるので、余熱はしません。200℃の場合は約40分。もっと温度を低くする場合は、加熱時間を延ばしてください。

串を差してみてスッと通れば出来上がりです。まだなら10分ずつ加熱時間を増やしましょう。時間があるならそのままオーブンの中でしばらく冷ますと更においしくなりますよ。

グッズを使って、アウトドア気分を盛り上げよう!

お芋が焼けたら、リビングにレジャーシートを敷いてアウトドア気分を楽しみます。ニトリなどで売っているティピーを組み合わせれば、子供たちのお出かけ欲も満たされますよ!

こんな面倒なことできない!という方は、食卓テーブルを窓際に寄せて、窓を開けるだけでもいいんです。初夏の風を感じながら食べるご飯は、いつもより断然おいしく感じるはずですよ。

写真=岡村武夫 文=岡村朱万里