テレビのニュースでたまに見ることがある鉄道車両の陸送現場に立ち会えました。

出てきた車両はマティサ社のM10という軌道検測車と他2両。
マティサ社は鉄道の保線(線路の保守点検)用の車両を製造しているスイスの会社です。

鉄道の車両といえば日本製のイメージが強いですが、保線車両に限って言えば海外の車両も多いとのこと。
この軌道検測車は高速で走行しながら各種センサーで線路の状況を細かく検査するための車両です。

鉄道の安心を支える検測用車両

確証はないですが、こちらの車両はインターネットで調べたところ松山重車輌工業のMS0225というレールを検査または測定する車両のようです(間違っていたらご連絡ください)。

松山重車輌工業は昭和25年創業。鉄道保線用軌道モータカー等の保守用各種機械の開発・製造をしている会社だそうです。
こういった車両のおかげて日々安心して鉄道を使えるんですね。感謝しかない!

車両は東京メトロの車両基地から隅田川沿いを白鬚橋(しらひげばし)の方へ走って行きました。
鉄道車両が車道を走っていく姿を見ることはなかなかできないので、貴重な体験でした。

<スポット情報>

  • 東京メトロ 千住検車区
  • 住所: 〒116-0003 東京都荒川区南千住4丁目8−1

取材・文・撮影=荒川102