大正時代を象徴する衣装が集結!

「大正時代まつり」はその名の通り、“大正時代”がテーマという他にはあまり類を見ないイベント。街の中心にある与野駅は大正元年(1912)11月1日に東北本線の駅として開業し、駅前は多くの人でにぎわった。1991年に開業80周年を記念して、地域の人々が大正時代を思わせる衣装を身にまとって練り歩いたのが始まりで、現在では「与野の秋祭り」としてパレード以外にもさまざまな催しが行われている。

11日(日)には、メインイベントである「大正ロマン仮装パレード」を実施(1回目は12時50分~、2回目は15時30分~)。大正時代を彷彿とさせるノスタルジックな衣装を着用して、110名を超える人数が与野駅西口駅前通りを練り歩く。一般公募で集まった人たちは芸者や舞妓、軍人、女学生、さらには当時の最先端ファッションといわれたモダンガール、モダンボーイなど、さまざまな大正ファッションに身を包む。

「とてもきれいに着飾った参加者のみなさんがパレードをします。観客の方々にも非日常を感じていただけるのでは」と話すのは、大正時代まつり実行委員会の八巻さん。パレードの途中にはステージで衣装のお披露目も行われる。約8割の参加者が自前の衣装で臨んでいるということなので、個性豊かな衣装にも注目したい。

艶やかな和装からモダンな洋装まで、さまざまな衣装が目を楽しませてくれる。
艶やかな和装からモダンな洋装まで、さまざまな衣装が目を楽しませてくれる。

過去最高!80以上のグルメがズラリ

仮装パレード以外に、「与野の秋祭り」としてさまざまな催しも。与野駅前交差点から国道17号付近までの通りが2日間通行止めになり、80を超える模擬店が軒を連ねる。「関東近辺の団体が出店するバラエティに富んだグルメも自慢です。10日のみ、道路上にテーブルやイスを設置するので、ゆっくりと飲食も楽しめますよ」(八巻さん)。また会場内に2カ所設置されたステージでは、キッズダンスやよさこい、吹奏楽の演奏などのパフォーマンスがイベントを盛り上げる。終盤には豪華賞品が当たる「富くじ」の抽選会も(11日17時~)。富くじは2日間、会場本部で販売しているので運試しにぜひ。

大正時代にタイムトリップした気持ちになれる仮装パレードをはじめ、多彩なグルメやステージも楽しめる2日間。ユニークなイベントに足を運んで、非日常を味わおう!

地元で活動する与野鴻沼太鼓による、力強い和太鼓パフォーマンスも見もの。
地元で活動する与野鴻沼太鼓による、力強い和太鼓パフォーマンスも見もの。

開催概要

「第32回大正時代まつり」

開催期間:2026年10月10日(土)・11日(日)
※仮装パレードは11日(日)のみ。荒天の場合、12日(月・祝)に順延
開催時間:10:00~20:00
会場:与野駅西口駅前通り周辺(埼玉県さいたま市中央区下落合2丁目)
アクセス:JR京浜東北線与野駅からすぐ

【問い合わせ先】
大正時代まつり実行委員会☎048-855-8011
URL:https://www.taishou-jidaimatsuri.com/

 

取材・文=香取麻衣子 ※写真は主催者提供