※中止【第57回中目黒夏まつり】日本を代表する2大踊りを楽しめる

<8月6・7日>目黒区・目黒銀座商店街ほか

2022年は中止となりました(2022年8月1日時点)。

3年ぶりの開催となる中目黒夏まつり。初日は阿波おどり、2日目はよさこいが行われ、“一粒で二度おいしい”夏祭りなのだ。

中目黒の阿波おどりは1966年に始まり、実に57年目の歴史を誇る。「都内で阿波おどりと言えば高円寺が有名ですが、その高円寺に次ぐ歴史があるんですよ」と教えてくれたのは中目黒夏まつり実行委員会の熊上さん。例年より規模を縮小しての開催となるが、地元の目黒銀座連をはじめとする16連、約490名が参加予定だ。会場は目黒銀座商店街、中目黒駅西銀座商店街、中目黒GTの3つの商店街。道幅いっぱいに広がって流し踊りが行われ、鉦(かね)や太鼓、笛、三味線といった鳴り物が響き渡り、一糸乱れぬ踊りを間近で楽しむことができる。

翌日は雰囲気がガラリと変わり、地元の中目黒MGよさこいくらぶなど24チーム、約470名が参加するよさこいが行われる。チームごとに色鮮やかな衣装を身に纏い、個性豊かな踊りを披露する。よさこいの見どころでもある、ダイナミックかつスピード感あふれる演舞は迫力満点だ。商店街・観客・踊り手が三位一体となって、真夏の夜を熱狂させる踊りの祭典に、パワーをもらえること間違いなし! 両日とも18:00~20:30。

また、開始前イベントとして、2日間とも16:00から中目黒GT交通広場前で有志の連とチームが演舞を披露する。流し踊りとは違ってフォメーションにも工夫を凝らしている組踊りに注目だ。

◎地下鉄日比谷線・東急東横線中目黒駅徒歩2分。目黒銀座商店街協同組合☎03・3712・2944。

【風車のひまわりガーデン】夏色の絨毯が一面に広がる

<~7月31日>佐倉市・佐倉ふるさと広場

オランダ風車を背景に、画家のゴッホにちなんで「ビンセント」と命名されたひまわり約1万5000本が咲き揃う。期間中、ひまわりの摘み取り販売や観光船の運航も。

◎京成本線京成佐倉駅からバス7分「佐倉ふるさと広場」下車すぐ(土・日は臨時シャトルバスあり)。佐倉市観光協会☎043・486・6000。

【狭山市入間川七夕まつり】手作りの七夕飾りが埋め尽くす

<8月6・7日>狭山市・七夕通り商店街ほか狭山駅西口周辺

江戸時代から続く歴史ある祭りで、関東三大七夕祭りのひとつ。メイン会場となる七夕通り商店街やさくら坂では、市民手作りの色鮮やかな七夕飾りが頭上を埋め尽くす。15:00~20:00。今年は納涼花火大会や露天商の出店はなし。

◎西武新宿線狭山市駅徒歩1分。狭山市観光協会☎04・2953・1205。

【第58回館山観光まつり 館山湾花火大会】名物の水中花火は必見!

<8月8日>館山市・北条海岸付近

今年は打ち上げ時間を30分に短縮して開催。名物は海面から打ち上げられる水中花火。きれいな半円状に花開き、その艶やかな姿が鏡のような水面に映し出される。19:30~20:00。約2000発。荒天時は翌日または翌々日に順延。

◎JR内房線館山駅から徒歩5分。館山観光まつり実行委員会☎0470・22・8330。

【2022神宮外苑花火大会】約1万2000発が都心の夜空を彩る

<8月20日>新宿区ほか・明治神宮外苑

有料の3会場にて有名アーティストの音楽ライブと趣向を凝らした多彩な花火の競演が楽しめる。約1万2000発。花火の打ち上げは19:00~20:30。荒天の場合は翌日に順延。

◎JR千駄ヶ谷駅・信濃駅下車、地下鉄外苑前駅・青山一丁目駅・国立競技場駅下車。神宮外苑花火大会事務局☎03・3547・0920。

【2022夏 東京高円寺阿波おどり】屋内の舞台公演で魅せる!

<8月27・28日>杉並区・座・高円寺

例年の市街地での流し踊りは行われず、今年は座・高円寺の2つのホールでの舞台公演を開催。高円寺を拠点に活動している40近くの連が参加し、気迫に満ちた踊りを披露する。チケットなどの詳細は公式ホームページで確認を。

◎JR中央線高円寺駅徒歩5分。東京高円寺阿波おどり振興協会☎03・3312・2728。

取材・文=香取麻衣子 ※写真は主催者より提供。

『散歩の達人』2022年8月号より