室橋裕和(達人)の記事一覧

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小江戸・川越が「リトル・サイゴン」のごとき様相を呈している理由とは? 異国で暮らすベトナム人のオアシス『クアン・フォン・ベト』
小江戸・川越もいまやインバウンドの波に洗われるようになった。西武新宿線の終点、本川越の駅を降りたあたりからすでに欧米人や中華系の観光客が目立ちはじめ、蔵造りの町並みが残る一番街商店街のあたりまで来ると、そぞろ歩きの外国人でごった返す。川越名物さつまいもアイスなんか食べている顔立ちもさまざまなわけだが、この街で存在感を示している外国人は短期滞在の観光客だけではない。コシを据えて暮らしている人も増えているんである。
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「第二の新大久保」ともいわれる大塚。『ベンガルビストロ スナリ』で多民族タウンとして変わりゆく街の日常を味わう
大塚がなんだか、どんどんアジア化している。山手線では池袋の隣駅、都電も走る街だが、このところやけに東南アジアや南アジアの顔立ちを見るのだ。
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【閉店】「羊肉の街」と化している上野で内モンゴル料理を味わえる『一笹焼売』(上野)
【内モンゴル自治区】中国北部、モンゴル国との国境を占める広大な自治区。日本のおよそ3倍の面積のほとんどが高原となっている。日本に暮らす内モンゴル自治区出身者は少ないが、留学生や、留学からステップアップして就職を目指す人が多い。
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新大久保のネパール人コミュニティーを支える「集まる場所」。レストラン『ソルマリ』は「リトル・カトマンズ」の交差点
僕の住む新大久保ではよく、サリーをまとった女性たちを見る。たいていネパール人なのだが、なんとも艶やかなんである。楽しげに談笑しながら大久保通りを歩いていく姿を眺めるたびに僕は「今日も『ソルマリ』かな?」と思う。この街でもとくに有名なネパール料理レストランにはスクリーンや音響も整ったホールが併設されていて、ネパール人たちが集まってくる場所になっているのだ。
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中古車ビジネスで働くイスラム教徒たちの食卓、千葉県佐倉市のハラルレストラン『レストラン・サダフ』
京成臼井駅を出たコミュニティーバスは、わずかな乗客を乗せて住宅地の中を走っていく。のどかなもんである。だんだんと車窓は家並みよりも雑木林の緑や畑が目立つようになり、時折ヤードを通り過ぎる。海外に輸出するための中古車置き場であり、解体なども行う現場のことだ。
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韓国・済州島の人々のコミュニティーが、三河島で広がった理由とは? 焼き肉屋『モランボン』で聞いてみた
JR常磐線の三河島駅は、1日におよそ1万人が利用する。これは東京23区のJR駅の中では、きわめて少ないほうらしい。さぞ寂しいのでは……と思いきや、歩いてみれば意外と活気のある場所なんであった。
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ミャンマー・モン族料理で“いちばん大事”な調味料とは? 高田馬場『ヤマニャ』で珍しい食文化と出合う
「モン族の料理は、香りが違うんですよ」店を切り盛りする3兄弟の次男、ティン・トゥ・ルィンさんは言う。同じミャンマーでも民族ごとに文化がけっこう違うんである。ことに食事は顕著だ。
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「このハチの巣が麺?」山西省の豊かなコナモノ文化を味わえる新大久保『山西亭』
「これが麺!?」僕は思わず声を上げた。それはせいろで蒸された、まるでハチの巣。円筒状に丸めた生地を、せいろの中に立てて並べてあるのだ。そのひとつを箸で取り出して、卵とトマトのスープにつけて食べてみる。ほのかに素朴な甘み。もちもちとした食感で歯ごたえもあり、見た目よりもだいぶおなかにたまりそうだ。
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マレーシアのレジェンドから留学生たちにまで人気のナシレマッとは? 渋谷『マレー・アジアン・キュイジーヌ』で聞いてみた
2023年11月、新宿中央公園でマレーシアフェアが行われた。飲食ブースのほか伝統工芸の製作体験、伝統舞踊のショーなどを楽しむ在住マレーシア人、日本人でにぎわったが、そんな皆さんイチ推しのレストランが『マレー・アジアン・キュイジーヌ』なんである。「日本に住んでいるマレーシア人のコミュニティーになっている店ってどこですか?」と聞き回ってみたのだが、誰もがこちらの店を教えてくれるのだ。
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なぜ日本にベトナム人が多いのか? 技能実習生だけじゃないその理由を小岩『デェ・ニァット・クアン』で舌鼓を打ちながら聞いてきた
東京都が毎月発表している統計をひも解いてみると、都内にはいま63万人近くの外国人が住んでいるそうな。1位は中国で25万1322人、2位は韓国の8万7693人、そして3位がベトナムの4万1114人だ。中国や韓国とは地理的にも歴史的にも日本と密接に関わってきた歴史があり、戦前戦後からたくさんの人がさまざまな理由で東京に住むようになったが、ベトナムはいわば「新興勢力」だ。彼らが4位フィリピン、5位ネパール、6位アメリカあたりを押しのけてトップ3入りしたのはナゼか。
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