【第41回横浜開港祭】多彩な催しで横浜の開港をお祝い
＜6月2日＞横浜市中区・臨港パークおよびみなとみらい21地区ほか
“Thanks to the Port”をコンセプトに、港に感謝し、6月2日の横浜開港記念日を祝う市民参加型のイベント。完全実地での開催は3年ぶりとなり、ステージイベント、ランドイベント、マリンイベント、スカイイベントなどのさまざまなプログラムが繰り広げられる。
臨港パーク特設メインステージでは、ダンス大会やライブ演奏などがにぎやかに行われる。なかでも横浜開港祭の目玉である「ドリーム・オブ・ハーモニー」では、約300人の市民コーラスが参加し、心を込めて合唱する。横浜港を舞台に響き渡る歌声は圧巻だ。
ほかにもランドイベントとして神奈川県産の食材を使った1品で参加グルメの頂点を目指す「グルメ王グランプリ」や、マリンイベントとして海で働く特殊車両の展示、アクアまりんふくしまが運営するトラック式の移動水族館、さらにスカイイベントとして500機のドローンが夜空を彩る「ナイトドローンショー」など、子どもから大人まで楽しめる催しが目白押しだ。
フィナーレには打ち上げ花火「ビームスペクタルinハーバー」（19:45～19:55）を予定。海上から打ち上げられた花火と音楽と光が三位一体となり、幻想的な美しさで観客を魅了する。港町横浜が盛り上がる開港祭に足を運んでみては。
◎JR・横浜市営地下鉄桜木町駅徒歩12分、みなとみらい線みなとみらい駅徒歩4分。問横浜開港祭実行委員会事務局☎045・212・5511。
【江の島国際芸術祭】“空の色”がコンセプト
＜～5月31日＞藤沢市・江の島島内、片瀬海岸西浜各所
湘南江の島の“空の色”をコンセプトに、各所でさまざまな展示や体験イベントを実施。江の島サムエル・コッキング苑では美しいガーデンアートに包まれる「コッキングガーデンTHE GREEN & THE SKY」も。入場料200円。
◎小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅下車。江ノ島電鉄☎0466・25・3525。
【小田原城あじさい花菖蒲まつり】約1万株のハナショウブ
＜5月28日～6月19日＞小田原市・小田原城本丸東堀・花菖蒲園
小田原城東堀にある花菖蒲園では、約1万株のハナショウブが見頃を迎え、周辺のアジサイ約2500株と同時に観賞できる。夜間はライトアップの演出も行われ、幻想的な姿を楽しめる。催し物などの詳細はホームページで確認を。
◎JR・私鉄小田原駅徒歩10分。小田原城総合管理事務所☎0465・23・1373。
【2022葛飾菖蒲まつり】開会式やパレードも
＜5月30日～6月19日＞葛飾区・堀切菖蒲園、都立水元公園
区の花であるハナショウブが、堀切菖蒲園で約200種6000株、水元公園で約100種1万4000株咲き誇る。開会式（5日）やパレード（12日、堀切会場）も予定。
◎京成本線堀切菖蒲園徒歩10分（堀切会場）、JR常磐線金町駅からバス「水元公園」下車5分（水元会場）。葛飾区観光課☎03・3838・5558。
【第15回西荻散歩】“やかんマーク”が目印
＜6月4・5日＞杉並区・西荻窪駅周辺の60店舗
街に点在する60の“やかんマーク”が目印。今年もお茶の振る舞いは行われないが、各店舗で展示や特別商品の販売など趣向を凝らした企画が行われるほか、飲食店ではうれしい特典も。個性豊かな店がひしめく西荻窪をのんびりと散策しよう。
◎JR中央線西荻窪駅下車。HATOBA&SUTOA☎03・3397・1791。
【鳥越神社例大祭（鳥越の夜祭り）】都内随一の重さを誇る千貫神輿
＜6月9～12日＞台東区・鳥越神社
12日には本社神輿を曳き台に載せて渡御（とぎょ）する（7：30宮出し、20:00宮入り）。本社神輿は都内随一の重さを誇る千貫神輿として知られる。夕刻、神輿の弓張提灯に火が灯されると祭りは最高潮を迎える。
◎地下鉄浅草線蔵前駅徒歩6分、JR総武線浅草橋駅徒歩8分。鳥越神社☎03・3851・5033（9:00～17:00）。
【つきじ獅子祭】巨大な獅子頭が街を巡行
＜6月９～12日＞中央区・波除神社
今年は本祭りにあたり、12日の神幸祭では宮神輿と天井大獅子（雄獅子）の2基を台車に載せて巡行する（9:00宮出し、16:30宮入り）。11・12日には露店も出てにぎやか。
◎地下鉄大江戸線築地市場駅徒歩5分、地下鉄日比谷線築地駅徒歩7分。波除神社☎03・3541・8451。
【第38回文京あじさいまつり】梅雨の季節を彩る風物詩
＜6月11～19日＞文京区・白山神社、白山公園
白山神社境内と隣接する白山公園にかけて、約3000株の色とりどりのアジサイに彩られる。普段は静かな境内が華やかににぎわうのはこの時期ならでは。白山神社は歯痛止めの神様として知られ、日曜には歯科相談コーナーを開催。
◎地下鉄三田線白山駅徒歩2分。文京区観光インフォメーション☎03・5803・1941。
【千日詣り・ほおづき縁日】千日分のご利益
＜6月23・24日＞港区・愛宕神社
この2日間、社殿前に設けられた茅の輪をくぐりお参りすれば千日分のご利益を受けられるといわれ、多くの参拝客が訪れる。また、お祓い済みのホオヅキを有料で受けられる。
◎地下鉄日比谷線神谷町駅徒歩5分、銀座線虎ノ門駅徒歩8分。愛宕神社社務所☎03・3431・0327。
取材・文＝香取麻衣子 ※写真は主催者より提供。
『散歩の達人』2022年6月号より
