公益財団法人墨田区文化振興財団
“SOUNDHUG”や“OriHime”といったデバイスを活用したアクセシビリティ対応型コンサート
すみだトリフォニーホール指定管理者の公益財団法人墨田区文化振興財団(東京都墨田区)は、
2025年11月14日・15日に、すみだトリフォニーホールにて『赤ちゃんも、障がいのある方も、未就学児も、みんなで楽しむオーケストラ!「ようこそ!誰でもコンサート」』を実施します。

■企画について
このコンサートでは、インクルーシブな視点を重視し、身体にさまざまな制約がある方にも配慮し、聴くだけでなく参加できる演出を取り入れ、幅広い音楽の好みに応えるかたちで従来のクラシックコンサートとはひと味違う楽しみ方を提案します。
前方に車椅子がゆったりと入れるスペースを確保し、車椅子での多くの来場ができるように進めています。また聴覚に障がいのある方には字幕・手話通訳・補助機器による鑑賞体験が可能な仕組みを整え、さらに会場に来られない方に遠隔操作ロボットを取り入れ、多くの方々に音楽を届ける環境づくりを進めています。
【鑑賞者募集!】音楽を視覚と触覚で感じられるデバイス、サウンドハグ

※「SOUND HUG」は、ピクシーダストテクノロジーズ社の商標です。
「SOUND HUG(サウンドハグ)」は、抱きかかえることで音楽を視覚と触覚で感じられる球体型デバイスです。楽曲全体の音・特定の楽器の音をMIXして、球体に内蔵された振動スピーカーで再生することで音楽の振動を触覚で感じることができます。また、音楽に合わせて球体が発光する仕組みになっており、振動だけでは伝わりづらい曲の旋律を視覚でも感じることができます。
このコンサートでは、客席にこのデバイスを設置し、オーケストラサウンドをデバイスに取り込み、その場で演奏されている音楽を無料で体感していただきます。
[応募条件]
聴覚に障がいをお持ちの方優先
[応募方法]
以下よりお申込み(Googleフォーム) 公演2週間前までにお申し込みください。
※定員に達し次第受付終了
SOUND HUG 申込フォーム
【鑑賞者募集!】分身ロボットOriHime(オリヒメ)にて鑑賞
分身ロボットOriHime(オリヒメ)は、生活や仕事の環境、入院や身体障害などによる「移動の制約」を克服し、「その場にいる」ようなコミュニケーションを実現します。OriHimeにはカメラ・マイク・スピーカーが搭載されており、インターネットを通して操作できます。学校や会社、あるいは離れた実家など「移動の制約がなければ行きたい場所」にOriHimeを置くことで、周囲を見回したり、聞こえてくる会話にリアクションをするなど、あたかも「その人がその場にいる」ようなコミュニケーションが可能です。
このコンサートでは、無料でこのOriHime(オリヒメ)を使用して鑑賞が可能です。

(c)OryLab.Inc. ※「OriHime」は株式会社オリィ研究所の登録商標です。
[応募条件]
身体的制約など、さまざまな理由によりコンサートに来場することが難しい方、そのご家族様。
自宅等にインターネット接続できる環境があり、OriHime
操作用のアプリ(https://orihime.orylab.com/)
をダウンロードできるPC、スマホ、タブレット等の端末があること。
以下よりお申込み(Googleフォーム) 公演2週間前までにお申し込みください。
※OriHimeは2025年11月14日(金)のみの実施となります。
※定員に達し次第受付終了
OriHime 申込フォーム
コンサート情報赤ちゃんも、障がいのある方も、未就学児も、
みんなで楽しむオーケストラ!「ようこそ!誰でもコンサート」
[開催日時]
2025年11月14日(金)10:30開演【残席僅少】
2025年11月15日(土)10:30開演
(公演時間:両日とも約45分)
[場所]
すみだトリフォニーホール(東京都墨田区錦糸1丁目2番3号)
[チケット料金]
全席指定 一般¥2,000
未就学児・障がいのある方・介助者(1名様)無料(要座席券)
すみだ区割¥1,600/すみだ学割¥1,000

[出演]
和田一樹[指揮]
田添菜穂子[司会]
新日本フィルハーモニー交響楽団
[演奏曲目]
カバレフスキー/組曲《道化師》より「ギャロップ」
ハチャトゥリアン/バレエ《ガイーヌ》より「剣の舞」
ジョン・ウィリアムズ/映画『ハリー・ポッターと賢者の石』より
田中公平(編曲:追榮祥)/テレビアニメ『ONE PIECE』より「ウィーアー!」
久石譲/『となりのトトロ』より「となりのトトロ」
オッフェンバック/喜歌劇《天国と地獄》よりカンカン
ビゼー/《アルルの女》第2組曲より「ファランドール」
※都合により予告なく曲目等が変更になる場合がございます。
[お申込み・お問合せ]
トリフォニーホールチケットセンター 03-5608-1212
主催:すみだトリフォニーホール(公益財団法人墨田区文化振興財団)
協力:公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(劇場・音楽堂等機能強化推進事業)独立行政法人日本芸術文化振興会
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
新着記事
「初霜」「初氷」の基準って? 冬の散歩で“初”に出合うには天気予報のここに注目!
外を歩いていると、空気の冷たさにドキッとするようになってきました。本格的に寒くなるにつれて、冬の便りが聞かれることも増えます。「初冠雪」や「初雪」、「初霜」など冬の訪れを感じられるニュースはどんな基準で発表されるのかご存じですか? 散歩中に自分で観測するために、天気予報で注目すべきポイントと合わせて解説します。
歴史を左右する“もしも”の瞬間。幕末、御三家筆頭・尾張藩はなぜ新政府軍側についたのか?
皆々は歴史の“もしも”について思案したことはあるかのう?もしも、本能寺の変が起きず信長様が生きておったら、戦国の世が早くに終わり、首都が滋賀県になっておったかもしれぬし、反対に武田信玄殿が長生きしておったら織田家の天下が少し遅れたやもしれぬ。もしも、関ヶ原の戦いで西軍が勝っておったら、毛利家が天下を取って広島幕府が出来上がったやもしれぬわな。もしも、坂本龍馬が暗殺されなかったら。もしも、平家が源頼朝様を死罪にしておったら。数多のもしもで語らいあい想像するのも歴史の楽しみ方の一つであるわな。
【東京駅手土産】シナボンから新幹線もなかまで、おすすめ人気商品4選!~黒猫スイーツ散歩手土産編まとめ~
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩している時に発見した手土産スイーツをご紹介します。今回は、東京駅で購入できる人気の手土産をまとめました。人への手土産はもちろんですが、自分へのごほうび手土産としても楽しんでくださいね。
江戸城、浮世絵、歌舞伎。裏側から支えていたのは「刷毛」だった!? 300年の歴史を刻む小伝馬町『江戸屋』へ【江戸文化を訪ねて】
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の人気もあり、今にわかに注目度が高まっている江戸文化。装いやカルチャーなど、江戸文化に、東京で気軽に触れられるスポットを紹介していく【江戸文化を訪ねて】シリーズ。今回は、小伝馬町で300年の歴史を刻む刷毛(はけ)・ブラシの専門店『江戸屋』を訪ねました。『江戸屋』の初代は、将軍家お抱えの刷毛職人だったのだとか。『江戸屋』で扱う「江戸刷毛」は、障子やふすまに紙を貼るほか、大奥の化粧筆や歌舞伎役者の白粉(おしろい)刷毛、そして浮世絵の版木に色をのせるのにも使われたのだそう。表舞台からは見えない刷毛の活躍を、12代目当主にお聞きしました。
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら



