領土・主権対策企画調整室
領土・主権展示館は最新技術を活用した体験・体感型展示などで日本の領土を学べる施設です。今般、同施設を拡張し体験や体感からの学びを更に深めることができる多目的空間「ゲートウェイホール」をオープンします。

各島の自然などを映し出すイマーシブ・シアター ※写真は北方領土の海上の場面
内閣官房領土・主権対策企画調整室が運営する領土・主権展示館は、2025年4月18日(金)にリニューアルオープンし、多くの皆様にご好評をいただいております。このたび、展示館の拡張部分「ゲートウェイホール」が、11月14日(金)に虎ノ門の同建物内にオープンいたします。
4月のリニューアルでは、若年層を含む幅広い世代の方々に、日本の領土・主権に関する理解を深めていただけるよう、展示内容を従来の「読む展示」から、最新の映像技術を活用した「体感する展示」へと刷新しました。特に、北方領土・竹島・尖閣諸島の自然を、まるで島々にいるかのように体感できるイマーシブ・シアター(上の画像参照)は高い評価を得ています。
今回新設するゲートウェイホールは、「体感」「体験」から得られた学びをさらに深めるため、日本の領土を構成する島々や海洋について「考え」「議論し」「探究する」ことができる多目的空間です。
「日本の島々や海について知ることは、世界を知る入口(Gateway)となる」--そんな想いを込めて名付けられました。
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リニューアル・拡張の背景・目的
展示館は、北方領土・竹島・尖閣諸島などの歴史を振り返りながら、日本が領有する根拠や我が国の立場を展示解説しています。2018年の開館以来、年間約1万人の来館者が訪れ、史料やパネルなどの展示も好評でした。ただ課題は、30代未満の若い世代の来館が少ないこと。そこで、今春4月のリニューアルオープンでは、イマーシブ・シアターに代表される最新の映像技術を駆使したエンターテインメント性の高いコンテンツを導入し、領土・主権をめぐる情勢に関心が低い若者や子どもたちも見てみたいと思うような展示コンテンツを導入しました(子どものニーズ)。
さらに、今回の11月の拡張では、日本やそれを構成する島々や海について来館者が「考える」、「議論する」、「探究する」ことができる空間を創出することにより、修学旅行や校外学習での訪問先に選ばれるよう「先生方のニーズ」に応えていきます。これにより、より多くの若年層が展示館を訪れ、日本の領土や海洋に関する理解が拡がることを目指します。
ゲートウェイホールの詳細
4月にリニューアルした展示館の既存部分(展示室)(約700平方メートル 弱)では、最新の映像技術などを用いた「見る」「体感する」展示を展開し、北方領土・竹島・尖閣諸島を中心に発信しています。
一方、今回拡張するゲートウェイホール(約300平方メートル 弱)は、学習指導要領を踏まえ、日本の領土や海洋全般をテーマに「聞く」「調べる」「考える」「議論する」など、多目的に学びを深める空間として活用します。このような取組を通じ、日本全体の視野から、北方領土・竹島・尖閣諸島についても複合的に理解を深められると考えています。
さらに、社会科見学などの団体向けに昼食の喫食場所としてもご活用いただけるようにします。
具体的な設備とその概要は以下のとおりですが、その具体的な狙いは以下のとおりです。

領土・主権展示館の全体像。右が展示室、左がゲートウェイホール。
ゲートウェイホールの詳細はこちら
◆日本の国土や島々、海について学ぶ
没入性のある3面スクリーンで「日本の多様な国土や文化」及び「日本の離島の魅力」に関する映像を見て、日本の国土や島々、海について学びます。さらに、デジタル日本地図コーナーで、江戸期~明治初期の地図類を通して、「日本」への認識の時代的変化をたどります。
また、世界に3セットしか確認されていない伊能小図(日本全国を3枚の地図で表す)のうち、江戸幕府が英国海軍に提供した英国伊能小図のレプリカを通じ、地理的な認識や知見についての日本と世界との交流の過程を見ていきます。

映像シアターの3面スクリーンでは、「日本の多様な国土と文化」などを上映予定。
英国伊能小図(実物大レプリカ)※2026年3月完成予定。それまでは縮小レプリカを展示。
デジタル日本地図コーナー
◆展示館の既存部分(展示室)で北方領土・竹島・尖閣諸島について学んだことを基礎に更に深く学ぶ
北方領土・竹島・尖閣諸島について展示室で学んだことが一過性で終わらないように、興味や関心を深めるための取組を実施します。
具体的には、3面スクリーンなどの設備などを活用して、多くの講演会・シンポジウムや企画展示を実施して、北方領土・竹島・尖閣諸島の様々な側面を紹介します。本年予定しているイベントは以下のとおりです。特に、1934(昭和9)年の竹島やニホンアシカを映した最近発見された映像を紹介する11月14日の講演会や、中国が尖閣諸島をその領域外と見ていたことがわかる19世紀~20世紀の史料を紹介する企画展示などが注目です。 また、ライブラリを整備し、一度持った興味や関心を更に深めるための資料を整理・公開します。
ー 各イベントのご紹介 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
開催日 :2025年10月24日(金)
講演会名:「記念講演 揺れ動く国際秩序と日本の領土」
講演者 :兼原信克 公益財団法人笹川平和財団常務理事(元内閣官房副長官補)
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開催日 :2025年11月8日(土)
講演会名:「知られざる北方四島:先史時代からの歴史文化を探る」
講演者 :右代啓視 国立民族学博物館外来研究員(元北海道博物館研究部長)
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開催日 :2025年11月14日(金)
講演会名:「よみがえる90年前の竹島とアシカたち-1934(昭和9)年撮影の映画フィルム-」
講演者 :井上貴央 鳥取大学名誉教授
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パネル展示「尖閣諸島を領域外とみていた中国」開始(予約不要)
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開催日 :2025年11月27日(木)
シンポジウム:「北方四島・知床半島の自然-オホーツク海流氷南限域の豊かな海-」
登壇者 :大泰司紀之 北海道大学名誉教授、小林万里 東京農業大学教授ほか6名の専門家
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◆ワークショップや遠隔地などとの交流イベントを通じて学ぶ
さらに、柔軟に多目的に活用可能というゲートウェイホールの特長を生かして様々なワークショップや離島などの遠隔地との交流イベントを企画しています。
詳細は今後公表しますが、水戸藩の地理学者長久保赤水が制作した日本地図を活用した模擬授業形式のワークショップや、離島関係者間の交流イベントなどを企画中です。

地理教育のワークショップ 写真提供:長久保赤水顕彰会
地理教育のワークショップ 写真提供:長久保赤水顕彰会
施設概要

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