一般社団法人バイローカル
多様な分野で地方創生を牽引してきた5名の理事就任と設立記念イベントを10/2に開催

一般社団法人バイローカル理事。左から、東海林諭宣、小野裕之、林千晶、加藤寛之、日野昌暢。
一般社団法人バイローカルは、画一的なまちの風景が増えてしまう現状や、地域経済の縮小に強い危機感を抱く5名で設立されました。当法人は、地域内経済循環を生む「ご近所資本主義」というコンセプトを掲げ、地域に存在する既存の価値を再編集することで、未来の”ご近所”を創造するイノベーションプラットフォームを目指します。
理事は、株式会社サルトコラボレイティヴ代表の加藤寛之、株式会社Q0代表で株式会社ロフトワーク共同創業者の林千晶、株式会社博報堂ケトルプロデューサーの日野昌暢(ひの まさのぶ)、株式会社シービジョンズ代表の東海林諭宣(しょうじ あきひろ)、HOME/WORK VILLAGE プロデューサーの小野裕之です。現場主義で実践的な活動を続けてきた5名の多様な視点とネットワークを掛け合わせた「実践知」で、バイローカルの理念を全国に広げ、”地域自己肯定感”を育むことを通じて、地域の価値と暮らしの幸福度を育む新たなまちづくりモデルを確立していきます。
株式会社サルトコラボレイティヴと地元有志が2013年から手がけた大阪市阿倍野区昭和町エリアでのバイローカルムーブメント活動では、“ご近所こそが一番心地よい場所だ”との想いのもと、地域の魅力的なお店を「よき商い」として可視化する年に一度の青空市「バイローカルマーケット」の開催や、マップの作成に取り組みました。この結果、地域に80店以上の多様な新規出店を生み「グッドデザイン賞2024」等も受賞する等、新しいまちづくりの潮流として高い評価を受けています。
当法人では、どんな地域にもある「よき商い」を守り育て、地域内経済循環を生み出す活動をムーブメント化します。この活動は、単なる賑わいではなく、穏やかな日常の行き先(ディスティネーション)となるお店の多様性を担保することで、”地域自己肯定感”を育み、結果としてまちの価値や幸福度を高めることを目指すものです。このモデルを、鉄道会社、自治体、金融機関、地域団体などと連携し全国へ広げていくため、以下のサービスを提供していく予定です。
・ まちづくりの仕組み”バイローカル”を学び、実践につなげる「バイローカル・スクール」の開催
・ 地域住民や関係者と語り合う懇談形式のトークイベント「バイローカル・ドリンクス」のプロデュース
・ 地域の魅力的なお店“よき商い”が集まる青空市開催とマップ制作を支援する「バイローカル・マーケット」の伴走
・ 行政や鉄道事業者向けの地域内経済循環システムを提案する「バイローカル・コンサルティング」

一般社団法人「バイローカル」設立発表記念トークイベント(参加費無料)を開催します
設立を記念し2025年10月2日(木)にHOME/WORK VILLAGEで設立記念イベントを開催します。イベントでは理事メンバーによるクロストークを通じて、バイローカル運動の全国展開に向けた展望や今後の活動についてお伝えします。イベントでは「ご近所で買おう!」を合言葉に『ご近所資本主義』、『よき商い』、『地域自己肯定感』などのキーワードを挙げながら、地域のよき商いを守り育てるバイローカルの理念や、法人設立に込めた想いをお伝えします。
日 時:2025年10月2日(木)18時より@HOME/WORK VILLAGE(東京都世田谷区)
登壇者:加藤寛之、林千晶、日野昌暢、東海林諭宣、小野裕之
お申込:一般社団法人バイローカルの公式note <https://note.com/buylocal_jp>より

これまでの活動実績として、80店舗以上の新規出店を実現し、45.4%の地価上昇を生んだ大阪市阿倍野区昭和町エリアでの取り組みや、サルトコラボレイティヴが手掛けてきた、大阪市浪速区芦原橋、三重県伊賀市、静岡県沼津市、奈良県大和郡山市、秋田県大仙市などでの事例についてもご紹介します。登壇する理事それぞれの視点と実務現場からの経験を掛け合わせながら、今後の展望を語ります。さらに、鉄道会社、自治体、地域金融機関、地域団体等と協働で各地に展開予定の「バイローカル・スクール」や「マーケット開催/プロデュース」、ご近所のお店をお得に使えるサブスクサービスによって、消費行動に変化を起こす仕組み「バイローカルパス」といった事業展開についてもご説明します。
バイローカルの理念を地域に広げる2つのプログラム開催地を募集します。
公式noteを通じて、「バイローカル・ドリンクス」の開催地も募集を開始します。代表の加藤や理事メンバーが現地を訪れ、地域住民や関係者と語り合う懇談形式の講演のご依頼はもちろん、「まずは話を聞いてみたい」「地域の機運を高めたい」といったご相談も歓迎いたします。「バイローカル・スクール」は、座学と実践を通じて、まちの良さを育てる仕組みや体制を構築し、継続的な活動展開を目指すスクールです。自治体や鉄道会社、地域企業などと連携し地域主導のまちづくりを伴走支援いたします。座学と実践を通じて、まちの良さを育てる仕組みや体制を構築し、継続的な活動展開を目指すスクール。自治体や鉄道会社、地域企業などと連携し地域主導のまちづくりを伴走支援いたします。いずれのプログラムも、お気軽に本プレスリリース末尾に記載の問い合わせ先までご連絡ください。
【一般社団法人バイローカル 理事紹介】
加藤 寛之(都市計画家/株式会社サルトコラボレイティヴ 代表)
「地域に新しいチャレンジを創出する」「ご近所を素敵に変えよう」「食卓から地域を変えるおいしい革命」をミッションに、25年以上まちづくりの現場に携わり全国複数の地域で実績を作り出す。地元の大阪・阿倍野では複合施設「THE MARKET」を経営し、Buy Localの実践や成果を活かし、本法人立ち上げ及び運営をリードする。
林 千晶(株式会社Q0 代表 /株式会社ロフトワーク 共同創業者)
クリエイティブカンパニー「ロフトワーク」を共同創業。現在は株式会社Q0代表。デザイン経営の実践者として国内外で活動し、まちの文脈に根ざしたプロジェクトの共創を推進。デジタルものづくりカフェ「FabCafe」や、地域産業創出を目的とした飛騨市の官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る(ヒダクマ)」などを手がける。
日野 昌暢(株式会社博報堂ケトル エグゼクティブプロデューサー)
「本質的な地域活性」をマイテーマに地域ブランディングや、“外から目線”での地域資産の再編集を行いながらの社会課題解決型キャンペーンを数多く手がける。地域プレイヤーの”関わりしろ”のある共創型のプロジェクト設計と、新しいあたりまえを作るPR戦略でプロジェクトをプロデュース。群馬県高崎市『絶メシリスト』などでACC TOKYO CREATIVE AWARDS 2度のグランプリや、グッドデザイン賞を5度獲得するなど受賞多数。Webメディア『クオリティーズ』編集長。
東海林 諭宣(株式会社シービジョンズ 代表取締役)
デザイン事務所のスキルを活かし、古い倉庫や路地を再編集。「ヤマキウ南倉庫」「亀の町ストア」など、秋田の新たな「まちの面白み」を創出。男鹿では登録有形文化財「森長旅館」を再生し、蔵サウナや地域食材と結びつけた宿泊を展開。デザインだけでなく運営にも携わる共創型のデザイン会社を運営している。
小野裕之(HOME/WORK VILLAGEプロデューサー)
地域とメディアの文脈をつなぐ場づくりの編集者。持続可能な暮らし方・働き方をテーマに全国の地域プロジェクトの発信に取り組む。現代版商店街「BONUS TRACK」(下北線路街)を開業し、2021年にグッドデザイン賞ベスト100を受賞。2024年には、旧池尻中学校を創業支援型複合施設「HOME/WORK VILLAGE」としてリノベーションし開業。
★本件に関するお問い合わせ
一般社団法人バイローカル 広報担当(担当:日野・小山)
[email protected]/090-8296-7059
お問い合わせ・各種お申し込み https://forms.gle/Sf8ubcdQKuYCdh8J9
公式サイト https://note.com/buylocal_jp
取材や提携に関するご相談も随時お受けしています。
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