公益財団法人アイヌ民族文化財団

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公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市中央区:常本照樹理事長)が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)は2025年3月5日(水)に東京・恵比寿で伝統芸能上演「イノミ」を含む特別公演を開催します。北海道外での「イノミ」の公演は、2023年から開始し今回で3回目となります。
アイヌ民族の儀礼「イヨマンテ(熊の霊送りの儀礼)」を題材に、ストーリー性のある演出で伝統の歌と踊りを披露するほか、会場内では衣服や儀礼の道具などの展示やアイヌ語に触れることができるブースを展開するなど、アイヌ文化に触れられる特別な一日となります。本公演を通して、アイヌ文化への関心の高まりとともに、ウポポイへの誘客に期待しています。
▼公演概要
名称
ウポポイ東京公演 カムイとアイヌの物語「イノミ」
開催日時
2025年3月5日(水)
昼の部 13:00~15:00/夜の部 18:00~20:00
会場
恵比寿ザ・ガーデンホール(東京都目黒区三田1-13-2)
客席
約700席
料金
無料
参加申込
2025年1月6日(月)10:00から先着順。
以下URLよりお申込みください。
https://ainu-upopoy.jp/specialevent/inomi-ebisu-2025/
主催
公益財団法人アイヌ民族文化財団
過去の道外公演実績
2023年2月 岡山シンフォニーホール(岡山県)、2024年2月 LINE CUBE SHIBUYA(東京都)
▼伝統芸能上演「イノミ」
アイヌ民族はあらゆるものに魂が宿ると考え、人間にはない力を持つものをカムイと呼びます。
カムイは彼らの世界では人間と同じような姿で暮らしており、人間の世界に訪れるときにさまざまなものの姿になって現れるといいます。熊はキムンカムイと呼び、毛皮や肉はキムンカムイからの贈り物と考えてきました。イヨマンテはそのカムイに感謝の祈りを捧げ、酒や歌、踊りでもてなし、お土産とともにカムイの世界へ送り帰す重要な儀礼です。アイヌ民族の芸能が祈りと共にあることを本舞台で演じます。「イノミ」は、アイヌ民族の世界観を表現したウポポイオリジナルの舞台です。
(出演者:公益財団法人アイヌ民族文化財団 芸能課)