ロングランプランニング株式会社
公益財団法人北区文化振興財団主催、北とぴあ国際音楽祭2024『北村朋幹フォルテピアノ・リサイタル ―シューマン《幻想曲》をめぐって』が2024年10月26日 (土)に北とぴあ さくらホール(東京都北区王子1-11-1)にて開催されます。
チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売中です。
カンフェティにてチケット発売中
http://confetti-web.com/@/himf-kitamura
公式ホームページ
https://kitabunka.or.jp/
古楽器から時にはプリペアド・ピアノやトイピアノ、チェンバロやチェレスタまで、
あらゆる鍵盤楽器を媒介に演奏活動を展開する北村朋幹が、
1825年ウィーン製のフォルテピアノで北とぴあ国際音楽祭2024のオープニングを飾る!
●隠れたフォルテピアノの名手
2022年びわ湖ホール及び滋賀県立美術館で行われた「北村朋幹 20世紀のピアノ作品(ジョン・ケージと20世紀の邦人ピアノ作品)」で佐治敬三賞を受賞するなど幅広い活躍を見せる北村朋幹。留学先のドイツでは様々なピリオド楽器を演奏し、歴史的奏法の研究に取り組んできた、言わば隠れたフォルテピアノの名手です。その北村朋幹が日本での初めてのフォルテピアノ・リサイタルで北とぴあ国際音楽祭2024のオープニングを飾ります。
●使用楽器とプログラム
初めての日本でフォルテピアノ・リサイタルのために選んだ楽器は1825年ウィーン製ヨハン・クレーマー(タカギクラヴィア所蔵)。この楽器からインスピレーションを得て組まれたプログラムは、北村朋幹の原点ともいえる初めてのソロCD「遥かなる恋人に寄す -シューマン『幻想曲』からの展望」にも通ずるもの。
●名曲の珍しいバージョンも
北村朋幹は今年3月に新譜『リスト 巡礼の年 全3年』を発売、全曲演奏会も話題となりました。〈オーベルマンの谷〉は第1年スイスの中の名曲ですが、今回演奏されるのは初稿にあたる《旅人のアルバム》のもの。なかなか聴けない版を当時のピアノで聴ける貴重な機会です。
【曲目】
ベートーヴェン/リスト
ミニョン S.468-1 《ベートーヴェンによる6つのゲーテ歌曲集》より
連作歌曲集《遥かなる恋人に寄す》S.469
シューマン
管弦楽のない協奏曲 op.14(1836) より
“変奏曲風に”(後に削除された2つの変奏曲を含む、自筆譜に基づく版)
※演奏する版の変更により、当初表記から変更しています。
リスト
オーベルマンの谷 S.156-5 《旅人のアルバム》より
***
シューマン
幻想曲 ハ長調 Op.17
プロフィール
北村朋幹 Tomoki Kitamura
愛知県生まれ。これまでに浜松国際ピアノコンクール第3位、シドニー国際ピアノコンクール第5位、リーズ国際ピアノコンクール第5位、ボン・テレコム・ベートーヴェン国際ピアノコンクール第2位など受賞。
第3回東京音楽コンクールにおいて第1位ならびに審査員大賞(全部門共通)受賞、以来日本国内をはじめヨーロッパ各地で、オーケストラとの共演、ソロリサイタル、室内楽、古楽器による演奏活動を定期的に行っており、その演奏は「卓抜な詩的感性、そして哲学的叡智を具えた芸術家」(濱田滋郎)と評された。2022年10月、びわ湖ホール及び滋賀県立美術館で行った「北村朋幹 20世紀のピアノ作品(ジョン・ケージと20世紀の邦人ピアノ作品)」が、第22回佐治敬三賞受賞。2024年3月、所沢市民文化センター ミューズ マーキーホールにて、「リスト:『巡礼の年』全曲演奏会」を行った。2019年からは「Real-time」と題した自身のリサイタル企画を展開している。
録音は、新譜『リスト 巡礼の年 全3年』を含む6枚のソロアルバムをフォンテックよりリリース。
東京藝術大学に入学、2011年よりベルリン芸術大学ピアノ科で学び最優秀の成績で卒業。フランクフルト音楽・舞台芸術大学では歴史的奏法の研究に取り組んだ。これまでに伊藤恵、エヴァ・ポブウォツカ、ライナー・ベッカー、イェスパー・クリステンセンの各氏に師事。ベルリン在住。
公演概要
北とぴあ国際音楽祭2024
『北村朋幹フォルテピアノ・リサイタル ―シューマン《幻想曲》をめぐって』
公演日時:2024年10月26日 (土) 15:20開場/16:00開演
会場:北とぴあ さくらホール(東京都北区王子1-11-1)
■出演者
北村朋幹(フォルテピアノ)
■チケット料金
一般:4,000円、25歳以下:2,000円
(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
※25歳以下券の方は入場時、生年月日が確認できるもの(保険証、免許証等)をご提示ください
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら
新着記事
意外と知らない!除夜の鐘はなぜ108回?初詣に行くタイミングは?年末年始の由来や歴史アレコレを徹底解説!
2024年も押し迫ってまいりました。年越しといえば除夜の鐘、そして年が明けたら初詣が年末年始の風物詩ですね。当たり前のように毎年過ぎていくこれらの行事ですが、その由来や意味について考えてみたことはありますか?除夜の鐘や初詣の意味・由来を知って年末年始を過ごせば、例年のより意味のあるものになるはず!そこで仏教検定1級の私、ツバキングが年末年始の行事アレコレについて解説します!
浅草の老舗パン屋直営『ペリカンカフェ』の限定エビフライサンドと美しい断面のフルーツサンド〜黒猫スイーツ散歩 麻布台ヒルズ編③〜
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩しておすすめのお店を紹介していきます。今回は、そんな黒猫スイーツ散歩の麻布台ヒルズ編の第3弾です。
佃~月島~晴海。見える景色が変わり続ける湾岸の埋め立て地へ【「水と歩く」を歩く】
明治期以降に埋め立てられた隅田川河口の島を歩いていると、銀座まで1~2kmの距離にいることが信じられないくらい、別の街に来たという感じがする。まるでもっと遠くにいるような、不思議な気分だ。島ができてからの時間より海だった時間の方がずっと長いせいで、海の上で自分の位置がわからなくなってしまうような感覚を、島の上でも抱くのだろうか。『散歩の達人』本誌で「水と歩く」という連載を始めるにあたって、まずは東京近郊の水に関連する場所をいくつか探してみた。川や湧水、暗渠や水路など水にまつわる場所は色々あるが、海や運河に囲まれた湾岸の島々など初回にぴったりかもしれないと思い、1回目は佃から月島を経て晴海まで歩いてみることにした。