1996年10月号「下駄履きで行く温泉」

1996年10月号の目次ページ。当時はB5判・平綴じの142ページ、定価480円。連載企画もなかなかぶっ飛んでおり、お店で1円で買えるものを交渉し領収書をもらう「一円大王」では定価1円で買えるPHS電話の深層部に突入した。
1996年10月号の目次ページ。当時はB5判・平綴じの142ページ、定価480円。連載企画もなかなかぶっ飛んでおり、お店で1円で買えるものを交渉し領収書をもらう「一円大王」では定価1円で買えるPHS電話の深層部に突入した。

2023年9月号の第2特集で「厚木・海老名」を取り上げたものの、このエリアをメインで特集するのは2026年11月号が初。3年前の記事はWeb『さんたつ』でも読むことができるので、ここでは創刊から間もない1996年10月号を振り返ってみよう。

当時は現在のように街の名前を特集名としないことが多く、この号では「下駄履きで行く温泉」と題して首都圏にあるご近所の温泉を紹介した。神奈川県からは厚木の温泉もいくつか登場し、広沢寺温泉、飯山温泉のほか、2026年11月号でも紹介した七沢温泉の『七沢荘』や『かぶと湯温泉 山水楼』の記載もあった。

また他の企画では、東京のせんべいを食べ比べ、営団銀座線の地下を巡り、東大のある本郷を散策。さらには東京タワーを観光するおのぼりさんや、新宿二丁目カルチャーの解説など盛りだくさん。この雑多な雰囲気もいい……!

当時紹介した温泉施設にはすでに閉業してしまったものもあったが、マップは今でも活用できそうだ。
当時紹介した温泉施設にはすでに閉業してしまったものもあったが、マップは今でも活用できそうだ。
この記事に関連する書籍
散歩の達人 2026年11月号
散歩の達人 2026年11月号
地元が好きだから、地元のためになにかしたい。そんな話をところどころで耳にした。郊外の穏やかな住宅地という印象が強いが、地元思いの有志たちが新たな世界の扉を開いてくれる。

文=小野晃平(編集部)
『散歩の達人』2026年11月号より

初めて降りたのにどこか懐かしさを感じさせる本厚木駅。江戸時代から宿場町や商業の中継地として発展してきたこの街で、新しい魅力に触れられるさまざまな店舗を巡りたい。
海老名は3線が交差するターミナル駅。駅周辺には大型商業施設が林立し、沿線屈指のショッピングタウンを形成する。人気ショップもめじろ押しだが、ちょっと目先を変えて海老名愛に燃える個性的な店を訪ねるのも楽しい。