池田町役場
令和7年10月11日(土)・12日(日)の2日間、福井県池田町では「ゲッター選手権2025」を開催。総勢220名の挑戦者を迎え、今年もたくさんの熱戦と交流が生まれました!


池田町および池田町教育委員会は、令和7年10月11日(土)12日(日)の2日間、池田町役場駐車場にて、池田町考案のウッドスポーツ「ゲッター選手権2025」を開催しました。心配されていた雨も降らず、天候に恵まれ、31チーム・のべ220名が参加し、盛況のうちに終了しました。
長い木製の下駄を履き直線コースを駆け抜ける「ゲッター」は池田町が考案した「ウッドスポーツ」の1種です。4人制の「ゲッタークワッド」には13チーム・のべ134名が、2人制の「ゲッターペア」には18チーム・のべ86名が参加、応援には町民を中心とした多くの方々が訪れ、笑顔と歓声あふれる2日間が繰り広げられました。
また、初日夜にはブック&コミュニティセンター「ツドエル」のホールにて、池田町の郷土料理と参加者やスタッフ同士での交流も楽しんでいただきました。
2022年から4年連続で開催している「ゲッター選手権」ですが、今大会からスタートの合図後にゲッターを履く、他の選手の体を掴むことを禁止する、などのルール変更がありました。最初は新しい規則への対応に各チームとも苦労していましたが、徐々に新ルールに適応。殆どのチームが回を重ねるごとにタイムを縮め、記録が更新されるたび、会場からは大きな歓声が上がりました。
大会最後の表彰式では、クワッド・ペア各部門の1~3位とベストファッション賞に選ばれたチームに、池田町オリジナルの木製賞状盾と、副賞として特産品が授与されました。ペア部門で優勝した池田町商工会青年部・赤坂晃治さんは「優勝できたことはもちろんうれしいが、ゲッターを通して町内外でたくさんの絆を紡ぐことができたことが一番の宝」と語り、会場から大きな拍手が送られました。
福井県池田町は人口約2200人、森林面積が90%を超える森に囲まれた小さな町です。豊かな森を活かし、守り育て、人と森とのつながりを紡いでいくことを目的とした「木望の森100年プロジェクト」を推進しています。
人と人とのつながりをはぐくむ競技として生まれた「ゲッター」が、当選手権を通じ、参加者と町との新しい交流を生み出すことを願っています。
「ゲッター選手権2025」について
■大会概要
大会日程
予選・レセプション:令和7年10月11日(土)
本戦:令和7年10月12日(日)
会場
池田町役場駐車場(福井県今立郡池田町稲荷35-4)
*レセプション会場:ブック&コミュニティセンター「ツドエル」ホール
種目
1. ゲッタークワッドの部(4人1チーム) 13チーム・のべ134名参加
2. ゲッターペアの部(2人1チーム) 18チーム・のべ86名参加
■ウッドスポーツとは
木望の森100年プロジェクトに取り組む中、平成29年に池田町で考案された木を活かしたスポーツです。ウッドスポーツには「木ッター」「立ッター」「ゲッター」の3種目があります。今大会種目「ゲッター」は長い下駄を履き直線コースを駆け抜ける、選手同士の協働が勝利へのカギを握る競技です。
会場内には「木ッター」「立ッター」が体験できるコーナーも準備され、子どもから大人まで、多くの方々がウッドスポーツに触れあう2日間となりました。

木片を積み上げる速さを競う「立ッター」
木を切る速さを競う「木ッター」
木望(きぼう)の森100年プロジェクトとは
池田町では、町面積の92%を占める森林を100年後も活かし、守り続けるため「木望の森100年プロジェクト」を策定し、森づくりの方針や木材利用をはじめ、木活木育事業や木質バイオマス利用によるエネルギー自給などに取り組んでいます。令和2年に整備した木活・木育振興施設「ウッドラボいけだ」において、町産杉材を活用したウッドスポーツの用具や賞状盾の製作を行っています。


■ゲッターのルール変更について
「ゲッター」は選手同士の協働がカギを握る競技ですが、より“チームで息をあわせる”ことに重点を置き、今大会よりルールを変更しました。
1. スタート前の体勢は、ゲッターの横に一列にならび待機する。
2. スタートの合図でゲッターに足を乗せ紐で縛り、手持ち用の紐を持ち、体勢が整ったらスタートする。
3. 競技中、前選手の身体を手で掴む行為は禁止とする。

スタートの合図で足を乗せて紐で縛る
■池田町と連携する「東京都立芝商業高等学校」OBが今年も参戦
池田町と同校は2014年から定期的に交流を深めており、これまで同校の生徒たちは池田町での学修活動や商品開発、首都圏でのPRや販売活動などを行ってきました。ゲッター選手権には初回から4年連続で出場いただいております。今年は卒業生2名でゲッターペア部門に出場。さらに、競技に参加するだけでなく、レセプションの準備などにも積極的に携わり、献身的に大会を盛り上げてくれました。


■初日の夜には交流会も開催
今年はブック&コミュニティセンター「ツドエル」のホールにて、にて、交流会(レセプション)を開催しました。池田町ならではの郷土料理を中心とした「池田・食のバイキング」には20種類以上のメニューを用意。町内外から総勢76名が参加して、会場は時間いっぱいまで笑顔の交流にあふれていました。






■大会結果
<ゲッタークワッド>
・優勝チーム:フラッシュ脳べる
・準優勝チーム:ダークモカチップフラペチーノ
・3位チーム:チームSHIMZ
<ゲッターペア>
・優勝チーム:池田町商工会青年部
・準優勝チーム:脳べるんるん♪♪
・3位チーム:おうどん
<特別賞>
・スピードゲッター賞
(クワッド):フラッシュ脳べる(50秒36/準決勝戦タイム)
(ペア):池田町商工会青年部(36秒78/決勝戦タイム)
・チームベストファッション賞:チームSHIMZ

ゲッタークワッド優勝:フラッシュ脳べる

ゲッタークワッド準優勝:ダークモカチップフラペチーノ

ゲッタークワッド3位:チームSHIMZ ※チームベストファッション賞も受賞

ゲッターペア優勝:池田町商工会青年部

ゲッターペア準優勝:脳べるんるん♪♪

ゲッターペア3位:おうどん
■「あたりまえをたやさないまち」池田町
福井県池田町は人口約2200人、森に囲まれた小さな町です。
心をいやす日本の原風景、作物をいつくしむ感謝の気持ち、人と人が思いやり、支えあって暮らす「あたりまえをたやさないまち」を目指しています。
池田町町長・杉本博文
「人々が共同して暮らす小さな社会だからこそ、人々が関わりあえる、相互扶助が生きるまちでありたいと願っています」



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