公益財団法人 YMCAせとうち
~被団協ノーベル賞受賞特別企画~ハチドリ舎が広島に存在する意味とは? 5月27日(火)19時~20時30分




岡山ワイズメンズクラブ(会長:石原康正)とYMCAせとうち(本部:岡山市北区中山下1-5-25 代表理事:太田直宏)は、~ソーシャルブックカフェのつくり方~5月27日(火)19時~に開催します。このイベントは、「被団協ノーベル賞受賞特別企画~ハチドリ舎が広島に存在する意味とは?」をテーマに、[広く市民のみなさん]を対象にしたものです。私たちは、この講演活動を通じて、新たなコミュニティの形成と交流の促進を目指しています。

開催の背景 「まじめに社会を語っても浮かない場所がほしい!」
 広島平和記念公園から歩いてすぐ。ハチドリ舎は「まじめなことを話しても引かれない場」--人と人、広島と世界をつなげるソーシャルブックカフェ。月に30のイベントを開くこの場所はどのように生まれたのか?「昔から周りの人に核問題とか政治の話とかをすると、いつも『すごいね』とか『えらいね』とか言われて浮いてしまって。いちばん傷つくのは『めんどくさい』って言葉……」
 ハチドリ舎という店名の前につく「ソーシャルブックカフェ」は安彦の造語だ。「社会的な」あるいは「人々が集う」ブックカフェ。そばを流れる川の向こう側には緑豊かな平和記念公園がある。米軍が広島に原爆を落とした8月6日には毎年、式典が全国中継され、一帯は季節を問わず国内外の観光客でにぎわう。店は大通りに面してはおらず、入居するのは築50年を超す雑居ビル。決して「入りやすい」店構えではないが、被爆地・広島を学びに来た観光客や、相談ごとや悩みを抱える人たちが一人また一人と店のドアに手をかける。
 運営の中心はほぼ毎晩開くイベントだ。2017年の開店から続く企画は「『6』のつく日 語り部さんとお話ししよう!」である。広島原爆忌の8月6日にちなみ、毎月6、16、26日に被爆者と机を囲み対話ができる。
 岡山在住のわたしたちにできること、ぜひ一緒に考えましょう。