株式会社ルーフギャラリー
この度、LURF GALLERY(ルーフギャラリー)2Fでは、実力派作家によるグループ展「CONCERTO II」を開催いたします。
2023年に続き2回目となる今回は新たに7名の作家を迎え、己と向き合いながら純粋芸術に情熱を注ぎ、独自の表現と世界観を持つ実力派作家に焦点を当てたグループ展となっています。
本展では、各作家が制作した新作を中心に、全23点の作品が一堂に会します。
作品の美しさやエネルギーと共に、作品に共通して息づく“生命”や“魂”を感じ、普段はそれぞれで活躍する「独奏者(ソリスト)」たちが、協調と対比の中で「協奏曲(コンチェルト)」を奏でます。ぜひご高覧ください。展示会期は2024年12月21日(土)~2025年1月20日(月)まで。
■ 参加アーティスト
山中 雪乃 / 黒瀧 藍玖 / 辰巳 菜穂 / 岡崎 龍之祐 / Thorben Eggers / cocoro nakaura / Sablo Mikawa
■ 展示概要
グループ展「CONCERTO II」
会期|2024年12月21日(土)~2025年1月20日(月)
※12月30日(月)~1月5日(日) 休館
会場|LURF GALLERY / ルーフギャラリー 2F
時間|11:00 - 19:00
住所|150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-13 Roob1
入場|無料
主催|LURF GALLERY
協力|AKIINOUE / CON_ / HIRO OKAMOTO / SOM GALLERY
企画・キュレーション|SUNNYES
※ 展示作品は販売いたします
山中 雪乃
黒瀧 藍玖
辰巳 菜穂
岡崎 龍之祐
Thorben Eggers
cocoro nakaura
Sablo Mikawa
※掲載作品は参考作品となります。
■ アーティストプロフィール
山中 雪乃 | Yukino Yamanaka
これまで人間の物質としての輪郭と現象としての状態の双方に注目し、そのあわいに蠢く不定形で非人間的な存在を描く。初期より一貫して人物をモチーフとし、そのスタイルは具象的な描画からランダムなストロークを用いた抽象的な描画へと変化している。白飛びのような情報を欠いた空白、身体の隙間にだらりと流れる液体、セルフィーやアーティスト写真を思わせるエゴイスティックな表情やポーズ。それらが画面全体へ溶け込むように描かれることで、「私」から「何か」への変異のプロセスそのものを捉え、これまでの人間像から脱しつつある未完の存在としてのわれわれの姿をあらわにしている。
1999年 長野県生まれ
2023年 京都芸術大学大学院 卒業 現在は東京と神奈川を拠点に活動
Instagram|@yukino_yamanaka
黒瀧 藍玖 | Aiku Kurotaki
黒瀧は、繊維が交差することで立体的な構造が生まれる織物の造形に着眼を得て、手作業を通じた、経糸と緯糸の組み合わせを用いた、立体作品を制作しています。
2000年 生まれ
2022年 東京造形大学デザイン学科テキスタイルデザイン 卒業
【主な展覧会】
2024年
「From 0 to 1」(SOM GALLERY/東京)
「P.O.N.D」(PARCO MUSEUM/東京)など
Instagram|@aikur0
辰巳 菜穂 | Nao Tatsumi
Map上でバーチャルに旅をしながら世界中の街角や路地裏から集めた風景をモチーフに、デジタル空間に生成される偶発的現象に美的価値を見出し、そこに自身のエラーとを重ね合わせて独自の風景画を描いている。国内外の展覧会に多数出展し、広告クリエイティブや飲食店・ホテルの壁画制作なども幅広く手がけている。
福島県生まれ
横浜市を拠点に活動 筑波大学芸術専門学群建築デザイン 卒業
【主な展覧会】
2024年
「Blur」(AaP/roidworksgallery/東京)
「Traces of shifting dust」(SOM GALLERY/東京)など
Instagram|@nao_tatsumi
岡崎 龍之祐 | Ryunosuke Okazaki
2021年9月と2022年3月にランウェイショーを開催、また、「LVMHプライズ 2022」のファイナリストに選出されるなど、これまでデザイナーとしてファッションシーンで活躍してきました。広島県生まれの岡崎は、生まれ育った街がもつ歴史と自然を感覚しながら制作します。自身にとっての作品作りは、その歴史と自然に敬意を表した儀式や祈願の行為に似ていると岡崎は語ります。ファッションやアート、枠組みにとらわれない岡崎の制作スタイルは、現代における新しいアートの可能性を見出します。
1995年 広島県生まれ
2021年 東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻 修了
【主な個展】
2023年
「002」(THE FACE DAIKANYAMA/東京)
2024年
「Jomon Echoes in the Anthropocene Curated by AKIINOUE」(NANZUKA 2G/東京)
【主なグループ展】
2022年
「クチュールへの愛:時を超えたファッションの職人技」(K11 MUSEA/香港)
2023年
「情感衣旧」(MODERN ART MUSEUM SHANGHAI/上海)
2024年
「Sleeping Beauties: Reawakening Fashion」(メトロポリタン美術館/ニューヨーク)
Instagram|@ryunosuke.okazaki
※ 「崎」の漢字は「たつさき」
トーベン・エガース | Thorben Eggers
伝統的な絵画技法である油彩画とデジタル画像処理を組み合わせ、AIを使った写真の加工などにより、新たな視覚効果を生み出しています。エラーによって画像が抽象的な形に変化する過程に興味を持ち、リアリズムでありながらもシュールな表現を試みます。3Dプログラムで編集されたシミュレーションの空間や風景を扱い、広告のポートレートや雑誌からも着想を得て、デジタル時代の絵画とシミュレーションの概念に挑んでいます。
1988年 ドイツ・フレンスブルク生まれ
現在はハンブルグと東京を拠点に活動
【主な個展】
2021年
「Separate Reality」(Coelner Zimmer/デュッセルドルフ)
2022年
「Digitale Sehnsucht」(Kulturstiftung Storman - Galerie im Marstall/アーレンスブルク)
2023年
「Vorspiegelungen」(Nina Mielcarczyk/ライプツィヒ)
【主なグループ展】
2024年
「Times takes a cigarette」(Ruttkowski;68/ケルン)
「TRANSFORMERS」(HENKYO/東京)
「Tauschend echt」(Kunstmuseum Heidenheim/ハイデンハイム)
【コレクション】
Julia Stoschek(デュッセルドルフ、ベルリン)
Instagram|@thorbeneggers
cocoro nakaura
東京都出身。主に油絵やアクリルを中心に制作している。現代社会によって変わりゆく生活様式やその風景などをポートレートやステイニングを使い制作している。
1998年 東京生まれ
2017年 東京都総合芸術高等学校美術科 卒業
2021年 東京造形大学造形学部美術学科絵画専攻 卒業
2023年 東京造形大学大学院造形研究科造形専攻美術研究領域 卒業
【主な展覧会】
2023年
「ZOKEI展」ZOKEI賞受賞(東京造形大学)
「シン現代アート展」(乙画廊)
「EYES Portrait show by Emerging Artists」(MEDEL GALLERY SHU)
「Born New Art Vol.3」(+ART GALLERY)
「tagboat Art Fair」(tagboat)
「WHAT CAFE EXHIBITION vol.26」(WHAT CAFE)
「MOVEMENT vol.1」(GINZA SIX Artglorieux GALLERY OF TOKYO)
「One FACE 2023」(roidworksgallery)
「IGNITION Japan-Taiwan Exhibition by ArtSticker」(333 GALLERY)
「ART SESSION by 銀座 蔦屋書店」(銀座 蔦屋書店)
「Z」(SH GALLERY)
「SHIBUYA STYLE vol.17」(西武渋谷店B館8階 美術画廊・オルタナティブスペース)
「マイファーストアート展 Vol.2」(伊勢丹新宿店)
2024年
「Expression Vol.3」(長亭GALLERY)
「ブルーピリオド×ArtSticker Vol.1」(アートかビーフンか白厨)
「地とレンズ」三人展(Empathy Gallery×ALPHA ET OMEGA)
「ART ART KOBE -ArtSticker SELECTION-」(大丸神戸店)
「faces」(GALLERY CURU×SUNNYES/バンコク)
「MOVEMENT vol.2」(GINZA SIX Artglorieux GALLERY OF TOKYO)など
【個展】
2022年
「Own influence」(GINZA SIX Artglorieux GALLERY OF TOKYO)
「solo spread」(LIGHT HOUSE GALLERY)
2023年
「ART FAIR TOKYO 2023」(東京国際フォーラム)
「SS / Screen Scenery」(GINZA SIX Artglorieux GALLERY OF TOKYO)
「views」(HIRO OKAMOTO)
Instagram|@cocoro0820
Sablo Mikawa
小学生の頃に油絵を学ぶ。近世近代の絵画から影響を受けており、現代における物事、感情、ストーリーを、膨張表現やオマージュを用い、油絵で描く。Sabloの描く人物の顔身体には、グロテスクなエフェクトがかけられており、現存する人間とは違うキャラクター性、内面性、シルエットが強調され描かれている。これらの効果はSabloが敬愛する西洋絵画、映画、音楽、漫画などから着想を得ていることに由来し、現代に生き目に映るものや感情を表現するためにサンプリングされ、作品に落とし込まれている。
1987年 埼玉県生まれ
2014年 画家としての活動をスタート
【主な個展】
2017年
「Hard liner」(Alt_Medium/東京)
2019年
「UNCOUTH FELLOW」(THE blank GALLERY/東京)
2021年
「JOURNEY」(BAF STUDIO TOKYO/東京)
2022年
「Oilpaintings」(OIL by 美術手帖ギャラリー/東京)
2023年
「Reel To Reel」(Moosey Art/ロンドン)
「I Will Survive」(FOAM CONTEMPORARY 銀座 蔦屋書店/東京)
2024年
「Bitter With the Sweet」(HIRO OKAMOTO/東京)など
Instagram|@sablomikawa1987
■ 展示作品の販売について
2024年12月21日(土)11:00よりLURF GALLERY会場にて販売を開始いたします。
※プレセールスの状況により会期前に一部の作品の販売が終了することがございます。
※ウェブサイトで申込の受付を行う場合はLURF GALLERYのHPまたはSNSにてお知らせいたします。
LURF GALLERY(ルーフギャラリー)
LURF GALLERY 1F
LURF GALLERY 2F
LURF GALLERY(ルーフギャラリー)は、東京・代官山駅から徒歩5分の場所に位置する洗練されたアート空間です。2階には、約70坪、天井高約4メートルのスペースが広がり、アーティストたちが自由に表現を追求できる場が設けられています。1階には、1930年代のデンマークヴィンテージ家具に彩られたカフェがあり、一杯ずつ丁寧に淹れるハンドドリップのコーヒーを楽しみながら、アートと共に心地よいひとときを体験できます。さらに、アーティストのオリジナルグッズが購入できるショップも併設されており、アーティストと人々が集い、対話を続けるための新たな場所となることを目指しています。
営業時間:11:00-19:00 *不定休
住所:150-0033 東京都渋谷区猿楽町28-13 Roob1 1F・2F
アクセス:代官山駅から徒歩5分 【GoogleMap】
■ Website
https://lurfgallery.com/
■ Instagram
https://www.instagram.com/lurfgallery/
https://www.instagram.com/lurfgallery_cafe/
■ X
https://x.com/lurfgallery
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
更新日:2024.12.11
【LURF GALLERY】7名の実力派作家によるグループ展「CONCERTO II」を2024年12月21日(土)よりルーフギャラリー2Fにて開催
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら
新着記事
多国籍化する団地から見えてくるあるべき共生の形とは。横浜市霧が丘のインド料理店『スパイス・ゲート』
青葉台駅から横浜市営バスに乗り込むと、車内にはインド人だろう南アジア系のファミリーの姿。環状4号線を20分ほど走り、やがて霧が丘団地に入ると、インド濃度はさらに増す。ベランダで布団を干しているおばちゃんもインド人、すれ違う車の運転席にもインド人、散歩しているおじさんふたりもインド人……一見すると日本のどこにでもあるような団地なのだが、インド人の住民がとっても多いことで知られているのだ。
春の七草といえばお粥。三重県鳥羽市の国崎では“海の七草”をたたいて食べる!?
毎年1月7日が近づくと、スーパーに並ぶ“春の七草粥セット”。セリ、ナズナ、ゴキョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七つ。けれど、それとはまったく違う七草を用意する地域があります。古来、伊勢神宮へ献上する熨斗(のし)アワビ(*)を作っている三重県鳥羽市の国崎(くざき)では、なんと! “海の七草”を用意するんです。イラストを拡大してどうぞ~。*アワビを薄くはいで引き延ばして干したもの
『更級日記』の作者・菅原孝標女が憧れた夕顔と浮舟。現代の私たちも感情移入できる『源氏物語』のヒロインたち
一年にわたる大河ドラマ『光る君へ』も最終回を迎え、そして一年にわたる本連載もとうとう最終回となった。これまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました……! さて連載の締めくくりでは、ある日記を紹介したい。平安時代に『源氏物語』を愛読していた女性の日記だ。おそらく『光る君へ』最終回にも登場する書き手なのではないだろうか。