CULTURE OF JAPAN合同会社
1月10日(金)まで会期延長!
赤坂・溜池山王から徒歩5分程にあるレストラン「FUGA Dining」にて、若手アーティストの活動を支援するための展示会 “目の中の壁” 白石効栽 FUGA Dining Exhibitionを2025年1月10日(金)まで継続開催いたします。
身近に感じるダイニングで展示することで、普段触れる機会がない現代アートに触れて欲しいという思いから始まった”FUGA Dining Exhibition”。
京都芸術大学大学院終了をし、注目度を集める白石効栽による展示となっております。
目の中の壁
今回の展示の作品はほとんどがニコラ・プッサンの風景画をモチーフに描いています。彼の作品を見ていると、自分の幼い頃に体験した、暗い部屋の窓から山の色の光が入ってきて部屋全体が薄っすら緑色になった光景を思い出します。なので彼の風景画をその山の光のように、もしくはカメラオブスクラによって壁に映し出された光としてみたて、その光をなぞるように描きました。カメラオブスクラとは暗い部屋の小さな穴から壁に外の光景が映し出される装置です。目が見える原理もその装置と同じで、光が眼底に映し出されています。描いている最中にそのことが頭の中をよぎり、だんだんと目の中の壁にその光を描いているように感じました。去年以下のようなステートメントを描きました。「狭い場所を出て広い所に行きたいと思っていましたが、身体が邪魔だと感じました。森の中を迷うにも、広い海の上で漂うにも身体が傷つくことを気にしてしまう。そんな思い通りにいかない体にうんざりしていたら『遠くに投げる』ことを思いつきました。体を遠くに投げたら広い平野に落ちて転がったり、広い海にポチャンと漂ったりするのではないだろうかと考えました。投げられた身体が徐々に塵になって、目という澄んだレンズだけが残って、光を収集し、収集したそれらが星となって消える前に絵という墓に納めています。」今回の展示と制作はこの続きをしています。
白石効栽
【作家紹介】
白石効栽
略歴
1998年生まれ 長野県出身
2022年 京都芸術大学美術工芸領域卒業
2023年 京都芸術大学大学院美術工芸領域修士課程 在籍
個展・グループ展
2022年7月 TOD TOKYO グループ展
2022年7月 haku Kyoto グループ展
2022年11月 ルメテアデリン グループ展
2023年1月 ASTERGallery Kanazawa グループ展 Post Landscap
2023年3月 CANDYBARGallery 「痕跡」白石効栽 近藤亜美 2人展
2023年5月 HIROSHIMA L GALLERY グループ展
2023年8月 西武渋谷店 グループ展「世界分割線」
【展覧会 開催概要】
“目の中の壁” 白石効栽
・会場:Restaurant & Bar FUGA
・住所:東京都港区赤坂2-20-19 赤坂菅井ビル 1F
・期間:2025年1月10日(金)
・営業時間:ランチタイム 11:00~14:00、ディナータイム 17:00~
アート作品に包まれた店内で現代アートを身近に感じながら、ぜひお食事のひと時をお楽しみいただけると幸いです。
毎回、若手作家にフォーカスを当てながら、ダイニング店内は作家の世界観で作り上げられ、普段アートに接点がない方にも、”作家を知るきっかけ、現代アートを購入するきっかけ、コミュニケーションのきっかけ”になればと、皆様から支援される場として、多方面の業界の方々が集まる場となっております。
若手の現代アーティストを支援し、活躍の場を創出することで一部の人だけでなく、多くの人にもっとアートに触れて作品の良さを感じ、楽しんでもらえるよう様々な企画・サービスを提供させていただきます。今後ますますアートが身近な存在になりますよう、若手作家の露出の機会やアート界活性化につながる活動、アーティストマネージメント、ニーズに合わせたアート作品のご紹介をさせていただければ幸いです。
より良い世界を作るために、よりアートの世界を活性化させるために。
アートの力で人、企業、社会へ変革を。
展覧会URL: https://theartjapan.wixsite.com/culture-of-japan/shiraishi-exhibition-2024
オンライン購入サイト: https://www.theart-gallery.com/shops
作品や展示についての問合せ:[email protected]
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更新日:2024.12.09
日本の若きアーティストを支援する企画展 “目の中の壁” 白石効栽 FUGA Dining Exhibition 好評により開催期間延長のお知らせ!!
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