国立大学法人岡山大学
2024(令和6)年 12月 8日
国立大学法人岡山大学
https://www.okayama-u.ac.jp/
◆概 要
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の学術研究院医歯薬学域(医)細胞生物学分野の阪口政清教授と木下理恵助教のプロジェクトが、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「大学発新産業創出基金事業 ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)」に採択され、2024年10月18日にJSTのホームページに掲載されました。
本プログラムは、大学等発の技術シーズを核にして、社会・経済に大きなインパクト を生み、国際展開を含め大きく事業成長するポテンシャルのあるディープテック・スタートアップの創出を目的とし、この目的を達成するため、技術シーズの事業開発に責任を有する事業化推進機関および研究開発に責任を有する研究代表者が共同代表者となり、事業化推進機関のプロジェクトマネジメントの下に事業化マイルストンおよび研究開発マイルストンを設定し、両者が一体的に課題を推進することを目的にしています。
阪口教授らは「特発性肺線維症治療薬の国際展開に向けた研究開発」という課題名のもと、大鵬イノベーションズ合同会社を事業推進機関とし、有効な治療法がない特発性肺線維症(IPF)や炎症性疾患などの難治性疾患に対して、新たな作用メカニズムに基づく独創的かつファースト・イン・クラスの抗体医薬を創製・開発するスタートアップの設立を目指します。
今回の採択を受けて阪口教授は、「我々の長年の基礎研究成果を高く評価し、参画くださる大鵬イノベーションズ合同会社様、本学の研究・イノベーション共創機構ならびに臨床アドバイザーの先生方、そして当計画に英断をくださった審査委員の先生方に心から感謝いたします。当開発抗体はIPFのみならず治療困難な多くの炎症性疾患への効能も期待されています。当事業を成功に導くべく全力で頑張ります」とコメントしました。
岡山大学では研究分野における「最重点研究分野」を定めており、そのひとつにヘルスケア分野があります。また本学が採択を受けている文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」(実施主体:日本学術振興会)でも研究やスタートアップ等を通して社会変革を起こし、ヘルスケアを含めたウェルビーイングの向上等を戦略的に進めています。どうぞ阪口教授と地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の取り組みにご期待ください。
なお本件は、2024年11月27日に開催した「岡山大学11月定例記者会見(学長発表)」において詳細説明を行いました。
◆詳しい内容について
阪口政清教授・木下理恵助教(医)のプロジェクトがJST「大学発新産業創出基金事業 ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)」の令和6年度新規課題に採択
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1725/index.html
◆参 考
・大学発新産業創出基金事業 ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global) 令和6年度新規採択課題の決定について(JSTホームページ)
https://www.jst.go.jp/pr/info/info1725/pdf/info1725.pdf
・「特発性肺線維症治療薬の国際展開に向けた研究開発」がJST「大学発新産業創出基金事業 ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)」の令和6年度新規課題に採択(岡山大学2024年11月定例記者会見)
https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r6/press20241127-1.pdf
・岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(医)細胞生物学分野
https://www.okayama-u.ac.jp/user/cellbiol/index.html
・岡山大学研究・イノベーション共創機構
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
・大鵬イノベーションズ合同会社
https://www.taihoinnovations.com/
・【岡山大学】文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html
・【岡山大学】「岡山大学最重点研究分野」を制定~地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学を実現するために~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001601.000072793.html
◆本件お問い合わせ先
<研究開発について>
岡山大学 学術研究院 医歯薬学域(医)細胞生物学分野 教授 阪口政清
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1 岡山大学鹿田キャンパス 医歯薬学融合型教育研究棟
E-mail:masa-s◎md.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています
https://www.okayama-u.ac.jp/user/cellbiol/index.html
<本プログラムについて>
岡山大学研究・イノベーション共創機構 研究企画戦略室 准教授 嵯峨山和美
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:086-235-7380
E-mail:ksagayama◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
<岡山大学病院との連携等に関する件(製薬・医療機器企業関係者の方)>
岡山大学病院 新医療研究開発センター
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
下記URLより該当する案件についてお問い合わせください
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/ph_company/
<岡山大学病院との連携等に関する件(医療関係者・研究者の方)>
岡山大学病院 研究推進課 産学官連携推進担当
〒700-8558 岡山県岡山市北区鹿田町2-5-1
TEL:086-235-7983
E-mail:ouh-csnw◎adm.okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
http://shin-iryo.hospital.okayama-u.ac.jp/medical/
<岡山大学の産学官連携などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:086-251-8463
E-mail:sangaku◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://www.orsd.okayama-u.ac.jp/
<岡山大学の研究機器共用(コアファシリティ)などに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究・イノベーション共創機構 機器共用推進本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
TEL:086-251-8745、086-251-8746
FAX:086-251-8748
E-mail:cfp◎okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://fspp.kikibun.okayama-u.ac.jp/
<岡山大学のスタートアップ・ベンチャーなどに関するお問い合わせ先>
岡山大学研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部
〒700-8530 岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス 本部棟1階
E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
※ ◎を@に置き換えて下さい
https://venture.okayama-u.ac.jp/
岡山大学メディア「OTD」(アプリ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000072793.html
岡山大学メディア「OTD」(ウェブ):https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000215.000072793.html
岡山大学統合報告書2023:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001926.000072793.html
岡山大学SDGsホームページ:https://sdgs.okayama-u.ac.jp/
岡山大学SDGs~地域社会の持続可能性を考える(YouTube):https://youtu.be/Qdqjy4mw4ik
岡山大学Image Movie (YouTube):https://youtu.be/pKMHm4XJLtw
産学共創活動「岡山大学オープンイノベーションチャレンジ」2024年12月期共創活動パートナー募集中:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002721.000072793.html
国立大学法人岡山大学は、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」を支援しています。また、政府の第1回「ジャパンSDGsアワード」特別賞を受賞しています。地域中核・特色ある研究大学として共育共創を進める岡山大学にご期待ください
岡山大学 文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001935.000072793.html
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
更新日:2024.12.08
【岡山大学】阪口政清教授(医)らのプロジェクトがJST「大学発新産業創出基金事業ディープテック・スタートアップ国際展開プログラム(D-Global)」に採択
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら
新着記事
多国籍化する団地から見えてくるあるべき共生の形とは。横浜市霧が丘のインド料理店『スパイス・ゲート』
青葉台駅から横浜市営バスに乗り込むと、車内にはインド人だろう南アジア系のファミリーの姿。環状4号線を20分ほど走り、やがて霧が丘団地に入ると、インド濃度はさらに増す。ベランダで布団を干しているおばちゃんもインド人、すれ違う車の運転席にもインド人、散歩しているおじさんふたりもインド人……一見すると日本のどこにでもあるような団地なのだが、インド人の住民がとっても多いことで知られているのだ。
春の七草といえばお粥。三重県鳥羽市の国崎では“海の七草”をたたいて食べる!?
毎年1月7日が近づくと、スーパーに並ぶ“春の七草粥セット”。セリ、ナズナ、ゴキョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七つ。けれど、それとはまったく違う七草を用意する地域があります。古来、伊勢神宮へ献上する熨斗(のし)アワビ(*)を作っている三重県鳥羽市の国崎(くざき)では、なんと! “海の七草”を用意するんです。イラストを拡大してどうぞ~。*アワビを薄くはいで引き延ばして干したもの
『更級日記』の作者・菅原孝標女が憧れた夕顔と浮舟。現代の私たちも感情移入できる『源氏物語』のヒロインたち
一年にわたる大河ドラマ『光る君へ』も最終回を迎え、そして一年にわたる本連載もとうとう最終回となった。これまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました……! さて連載の締めくくりでは、ある日記を紹介したい。平安時代に『源氏物語』を愛読していた女性の日記だ。おそらく『光る君へ』最終回にも登場する書き手なのではないだろうか。