国立大学法人東京大学 ディベロップメントオフィス
懐徳館(国指定文化財)で赤門の歴史と未来を紐解く【東京大学150周年記念事業】
国立大学法人東京大学(東京都文京区、総長:藤井 輝夫、以下、「東京大学」)は、東京大学150周年企画調整委員会(委員長:津田 敦 理事・副学長)を中心として、まもなく創建200年を迎える東大のシンボル赤門の耐震補修と周辺エリアの環境整備を、東京大学150周年記念事業「赤門周辺の歴史的環境保全事業」として計画し実施することを決定し、本事業に必要な資金の一部を寄付として集める「ひらけ!赤門プロジェクト」を開始しました。本プロジェクトの目標寄付募集金額は10億円です。
このたび、本プロジェクトにおける関連イベントとして、寄付月間でもあるこの時期にあわせて、2つの講演と座談会で構成される特別セミナーを実施いたします。この地の200年を見てきた赤門の歴史を改めて知り、東京大学の次の150年を拓くシンボルとしての赤門と、その周辺をはじめとする本郷キャンパスの未来をどのように描くのか。東京大学150周年記念事業「赤門周辺の歴史的環境保全事業」の全容を明らかにします。会場は、国指定文化財(名勝)に指定されている懐徳館庭園(旧加賀藩主前田氏本郷本邸庭園)内の懐徳館となります。
本件について、報道関係者の皆様に公開および取材いただく機会を以下の通り設けました。ぜひご出席賜りたくお願い申し上げます。
◇記者説明会
◯日時:2024年12月11日(水)18:00~20:30
※報道受付を17:30より行います。事前にお申し込みの上、会場に直接お越しください。
受付は懐徳館正面口ではなく、裏手にございます通用門となります。以下のマップをご確認の上、通用門よりご来場ください。
◯場所:東京大学本郷キャンパス 懐徳館
懐徳館通用門拡大図
◯取材対応スケジュール
17:30-20:00 報道受付
18:00-20:00 会場とは別室にてセミナー視聴 ※配信中の撮影不可。セミナー前後の撮影可。
20:00-20:30 登壇者との質疑応答(対面) ※撮影可
◯セミナー概要および講演者
■タイトル
東京大学基金特別セミナー2024「赤門とは何か―歴史と建築の視点から」
■プログラム
講演I 「赤門周辺の歴史的環境~200年の軌跡と奇跡」(松田 陽)
講演II 「時間と空間を紡ぐこと」(千葉 学)
座談会 「赤門と刻む、東京大学の次なる150年とは。」
■講演者紹介
講演I・座談会:松田 陽(東京大学大学院人文社会系研究科文化資源学研究専攻 准教授)
講演II・座談会:千葉 学(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 教授)
座談会:津田 敦(東京大学理事・副学長 社会連携本部長)
進行役:加藤 耕一(東京大学大学院工学系研究科建築学専攻 教授)
◯視聴方式
一般の方はYouTube配信、寄付者はウェビナー参加可
配信URL:https://www.youtube.com/live/UB8LxXQJqDA
◯取材申し込み
取材をご希望される場合は、<社名、媒体名(番組名)、氏名、電話、メールアドレス>をお書き添えの上、件名を【1211赤門特別セミナー取材依頼】として以下の宛先までメールにてお申込みください。(申込締切12月10日)
<東京大学ディベロップメントオフィス コミュニケーションユニット>
Tel:03-5841-1217 (10:00~12:00 13:00~16:00 土日祝除く)
E-mail: [email protected]
【参考】
■ひらけ!赤門プロジェクトとは
東京大学150周年記念事業として、耐震性の問題から閉ざされたままの東京大学シンボル、赤門(旧加賀屋敷御守殿門・国の重要文化財指定)の耐震補修、赤門脇から発掘された遺構の保存、関東大震災の被災を免れた赤煉瓦づくりのUTCC(東京大学コミュニケーションセンター)の補修など、赤門周辺の歴史的環境を保全しつつ人々が行き交うエリアとしての整備に取り組みます。
■懐徳館庭園(旧加賀藩主前田氏本郷本邸庭園)
東京大学本郷キャンパスの南西端に広がる懐徳館庭園は、2015(平成27)年3月、国指定文化財(名勝)に指定されました。この庭園は、当地に本邸を構えた旧加賀藩主・前田侯爵家の庭園を東京大学が継承したものです。東京大学にとって大切なお客様をもてなす迎賓の場として活用されています。
【本件に関する問合せ先】
東京大学ディベロップメントオフィス コミュニケーションユニット
Tel:03-5841-1217 (10:00~12:00 13:00~16:00 土日祝除く)
E-mail: [email protected]
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