株式会社婦人之友社
A5判 128ページ 1,760円(税込)
株式会社婦人之友社(本社:東京都豊島区西池袋:代表取締役 入谷伸夫)は、2024年9月28日(土)に安部智穂 著『カゴと器と古道具』を刊行いたします。
昨年発売した『森の恵みレシピ 春・夏・秋・冬』に続き、本の舞台は岩手県早池峰山麓の集落”タイマグラ”。国内で最後に電気がひかれたという山深いところですが、著者の安部さんの丁寧な暮らしは、読売新聞で連載中の生活コラムや、インスタグラムで注目されています。今回は骨董市めぐりで集めた古道具や、カゴ・器など、魅力的な道具が引き寄せる幸福な生活の物語。プラスチックの道具が溢れるこの時代に、著者の愛用品は、自然由来のものや手作りのものがほとんど。大切に手入れして使う様子から、生きること、暮らすことの尊さが伝わるファン待望の一冊です。
鳥がモチーフの豆皿
タイマグラ暮らしに欠かせないカゴ
内容から
第1章 古道具を暮らしの中に
骨董市は眺めるだけでも楽しい
ガラスびん……セピア色の思い出と駄菓子びん
菓子道具………お菓子が先か、道具が先か
箪笥……………思い出を譲り受けて ほか
第2章 器は古いものも新しいものも好き
器の力を信じています
豆皿……………古道具、初めの一歩
印判皿…………濃い深い藍色、飽きがこない器
切子のコップ…素朴な模様がめんこい ほか
第3章 人の手が生み出すカゴと木の道具
土から生まれ、土に還る道具
イタヤカゴ……カゴ誕生までの膨大な時間と労力
木皿……………使いこむほど美しく変化する
カッコべ‥‥…北東北の智恵と工夫
桶………………挑戦する愉しさ ほか
第4章 自分で手を動かす楽しみ
カゴを編む…………無骨さに愛着を感じて
ほうきをつくる……手づくりすれば掃除も楽しい
漆を塗ってみる…‥ときめくお直し ほか
著者紹介
安部 智穂(あべ ちほ)
森の暮らし案内人。
1994年にタイマグラに移住。山菜や木の実を採り、野菜を育てて保存食や発酵食にするほか、草木染めやカゴづくりなど、手仕事を大切にしながら暮らす。読売新聞に毎月「里山のお品書き」を連載中。
【新刊出版記念 お話の会】
安部智穂さんの出版記念"お話の会"を開催いたします。
会場は重要文化財の自由学園明日館。昼の部と夜の部の2回です。平日の昼下がり、お仕事帰りに安部さんと一緒に楽しいひと時を過ごしませんか?
日時:2024年9月26日(木)昼の部:14:30~16:00/夜の部:18:30~20:00
会場:自由学園明日館 食堂 東京都豊島区西池袋2-31-3
参加費:3,500円(税込)新刊書籍代(込み)、お茶とお菓子付き。
定員:各回70人(先着順) 定員数に達した場合、締め切らせていただきます。
詳細・申し込みはこちら⇒https://www.fujinnotomo.co.jp/news/202409_abe_event/
書籍紹介
書名:カゴと器と古道具
著者:安部 智穂
価格:1,760円(税込)
サイズ:A5判
頁数:128ページ
ISBN:978-4-8292-1071-0
発売日:2024年9月28日
書籍詳細:https://www.fujinnotomo.co.jp/book/life/b5755/
書籍・取材に関するお問い合わせ
株式会社 婦人之友社
〒171-8510 東京都豊島区西池袋2-20-16
TEL:03-3971-0104 FAX:03-3982-8958
編集:菅/宣伝:三宮・本郷
ホームページ:https://www.fujinnotomo.co.jp/
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