学校法人新渡戸文化学園
新コース「食生活デザインコース」では、食産業や学生の多様なニーズに対応できる知識や技術を学べる場として、料理研究家の樋口直哉氏や、3Dフードプリンターの第一人者・緒方胤浩氏による講座を開講します。
新渡戸文化学園の初代校長は新渡戸稲造 博士で、1927年設立。3年後に100周年を迎える、東京都中野区にある子ども園から短大までを擁する男女共学の総合学園です。新渡戸文化短期大学は、伝統ある栄養士養成校として歴史を刻んできました。近年、食産業では人材不足が深刻化、様々な分野のスキルを持った人材が求められています。また栄養士以外の道を志す学生も増えており、希望を聞くと「商品開発をしたい」「いずれは自分で飲食店を持ちたい」等の声が挙がります。つまり、食の産業を目指す学生のニーズも多様化しているのです。「将来は食品メーカーで商品開発や広報の仕事をしたい」「食の仕事をしたいけど、栄養士や、管理栄養士ではないかも、、、」「短期的な学びで社会に出たいけど技術習得以外の文化的なことも学びたい」こんなニーズをお持ちの高校生や学び直しを希望する社会人にピッタリなのが、新渡戸文化短期大学のフードデザイン学科の『食生活デザインコース』となります。2024年7~8月の夏のオープンキャンパスでは、新コースを体感できる樋口氏・緒方氏による体験授業を実施します。
2025年4月、食物栄養学科を改組し、フードデザイン学科で届出完了
2025年4月1日 新渡戸文化短期大学 【食生活デザインコース】が誕生。
フードデザインを本格的に学べるのは短大初!
2027年に創立100年目を迎える新渡戸文化短期大学が、新たな食の地平を目指し、幅広い食の産業で求められる人材を輩出する「フードデザイン学科」に改組します。
栄養士養成コースに加えて「食生活デザインコース」を設置し、食の商品開発・飲食サービス・企画・広報に対応可能な人材を育成します。
【新コースURL】
nitobebunka.jp
新設の食生活デザインコースには食の第一線で活躍中の講師陣が集結しました!
グローバル・SDGS、テクノロジー、メディア、フードクリエーションの4分野の学びができます。
フードビジネスにおける商品企画や開発、広報に必要不可欠な4つの分野の学びを提供。食生活デザインコースでは大きく分けて4つの分野を学びます。
2024年4月にフードデザイン学科の新学科長に就任した農と食のジャーナリスト、山本謙治 氏
1.フードクリエイション
食の産業においてはどんな業種でも、栄養・調理・食品加工の基礎を身につけておく必要があります。
そこで、これら分野については栄養士養成コースと同様の基礎教育を身につけます。
企業から「新渡戸の学生は調理技術が高い」と評価される新渡戸伝統のカリキュラムで育てます。
その上で、近年「ジョブチューン」などの番組で脚光を浴びている「商品開発」を体感する「フードプロデュース論」を設置。飲食店・製菓製パン・弁当惣菜など各ジャンルの第一線で開発を担当する講師の方々と、実際に企画と開発の実務を学びます。
また飲食サービスや製造に欠かせない経営の基礎を学ぶため、食の各ジャンルの経営の基礎学ぶ「フードマネジメント論」を設置します。
2.グローバル&SDGs
海外からのゲストが増える今後、日本の食文化と海外の食文化の違いと多様性についての理解が欠かせません。
食文化論の第一人者である森枝卓士 氏
そこで、食文化論の第一人者である森枝卓士先生にご講義いただきます。また、食の分野にSDGsやエシカル消費の考え方を導入するため「エシカルフード概論」「地域の食の課題論」などの講義を設置します。
3.テクノロジー
少子高齢化が進み、人材不足が慢性化した調理現場を支えるための調理技術と調理器具の革新が進んでいます。
先端調理の講義を受け持つ樋口直哉 氏
フードテックの最先端と、新しい調理技術に対応するため、先端調理に詳しい樋口直哉先生の講義「応用調理」「おいしさの科学」「フードテック論」を設置。
著書に話題の『フードデザイン』があり、3Dフードプリンターの第一人者でもある 緒方胤浩 氏
また、話題の3Dフードプリンターを導入。
話題の書「フードデザイン」著者である3Dフードデザイナー・緒方胤浩先生に「フードデザイ論」をご講義いただきます。
4.メディア
これからの食産業では、開発した食品や飲食サービスについて、自分自身で情報発信する広報力が求められます。
食のジャーナリストとしても活動する”やまけん”こと山本謙治先生による食の文章と写真撮影講座を設置。食のプレスリリースを一から作る技術を学びます。
映像作家・志賀元清 氏
加えて食の映像作家・志賀元清先生を招き、食の動画撮影・編集講座を開設。
飲食店や商品PRの動画先生ができる学生を養成します。
食を発信するメディア関連の仕事がしたいという方にもお勧めの講座となっております。
これら特色ある科目に加え、大学ならではの基礎教育科目も充実。技術に偏ることなく、全人的な教育を目指します。
また、フードスペシャリスト資格、フードコーディネーター3級資格の取得で、フードビジネスに求められる資格ニーズにも応えます。
『学べるカリキュラム』や『修得可能スキル』・『卒業後に活躍できる世界』の例は以下の通りです。
食生活デザインコースで学べるカリキュラム群
7月・8月には著名な講師からフードデザインを学ぶオープンキャンパスを実施
「食の仕事に就きたいけれども、栄養士や調理師以外の仕事も目指したいなあ」
そんな高校生の皆さんにはぜひオープンキャンパスにご来校いただき、新しい食の時代を体感していただきたいと思います。
この夏のオープンキャンパスでは3Dフードプリンターや、応用的な調理実習など、食生活デザインコースで展開する内容を加えた体験授業がスタートします!
■新渡戸文化短期大学フードデザイン学科オープンキャンパス情報
https://www.nitobebunka.jp/admission/open-campus/oc-food-nutrition/
※7月20日(土)には体験授業「クラフトコーラを作ろう」、8月3日(土)には「3Dフードプリンターでポテトチップスを作ろう」を行います。
■今後の展開■
NITOBE HAPPINESS TALK(7月10日)「みらいのフードデザイン」で新コーストークショー開催!
新コースにご関心ある先生方にも観ていただける、本学理事長の平岩国泰と学科長の山本謙治、そして食生活デザインコースに就任予定の料理研究家・樋口直哉先生によるリモートトークショーを開催します。
どなたでも無料でご視聴いただけますので、奮ってご参加ください。
https://nitobebunka.ac.jp/
※上記ページのバナーに情報が掲示されます。
さらに、 先生方にフードデザイン学科および食生活デザインコースについて詳しく識っていただくためのリモートオープンキャンパスも今後、開催予定。本学ウェブで順次掲載していきます。
https://www.nitobebunka.jp/
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更新日:2024.07.02
2025年4月1日、新渡戸文化短期大学の食物栄養学科がフードデザイン学科に改組。最先端の食産業に対応した新コース「食生活デザインコース」を設置し、農と食のジャーナリスト山本謙治氏が学科長に就任。
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