特定非営利活動法人 難民を助ける会
AAR Japan[難民を助ける会]は6月20日の「世界難民の日」に寄せて、6月15日(土)午後、サヘル・ローズさんをゲストに迎え、イベント「私たちは忘れられている」(会場開催およびオンライン/参加無料)を開催いたします。




世界では今、1億1,000万人を超える難民・国内避難民が困難な状況に置かれています。ウクライナやガザ地区の人道危機に国際社会の関心が集まる一方で、アジア・アフリカには顧みられない「忘れられた難民たち」が置き去りにされている現実があります。

トークイベントでは、今年2月にウガンダの難民居住地を訪問したサヘル・ローズさんをゲストに迎えて、アフリカの難民のほか、ミャンマーから隣国バングラデシュに逃れたイスラム少数民族ロヒンギャ難民、長年にわたって内戦や政情不安が続くアフガニスタンの難民・避難民に焦点を当て、難民問題の現状を共有するとともに、私たちに何ができるかを考えます。

多くの皆さまのご参加をお待ちいたします。
*このイベントはネットワンシステムズ株式会社の協力で会場をご提供いただいています。
すし詰めの教室で学ぶ難民の子どもたち=ウガンダ西部のチャングワリ難民居住地で2024年
トークイベント「忘れられた難民たち」~サヘル・ローズさんを迎えて
日 時:2024年6月15日(土)14:00~15:30
会 場:ネットワンイノベーションセンター7階V-HALL(東京都品川区グランロジテラス品川)
*アクセス地図 https://www.netone.co.jp/valley/
参加費:無料 *難民支援活動へのご寄付をお願いいたします。
参加方法:会場参加(定員100人)/オンライン参加 
お申込みはこちら⇒ https://app.jibun-apps.jp/form/50dec420-8aa6-4c05-ae32-f74fbd682b72/new
 いずれも事前にお申し込みください(締め切り14日正午)。会場参加は定員に達し次第、受付を終了いたします。お早めにお申し込みください。
協力:ネットワンシステムズ株式会社

登壇者
ゲストスピーカー サヘル・ローズさん(俳優・タレント)
ファシリテーター 柴田裕子さん(緊急人道支援学会・理事)
ロヒンギャ難民報告 中坪央暁(ジャーナリスト/AAR東京事務局兼関西担当)
アフガニスタン難民報告 鶴岡友美(AAR東京事務局支援事業部)

【プロフィール】


サヘル・ローズさん 俳優・タレント
イラン出身。イラン・イラク戦争(1980~88年)のさなかに両親を失い、7歳まで孤児院で育つ。養母とともに1993年に来日して日本語を学び、現在はテレビや映画、舞台でも活躍する。「自分の原点を忘れてはいけない」と世界各地の孤児院や学校を訪ねて個人的な支援活動を続けている。今年2月、ウガンダにあるチャングワリ難民居住地のAARの事業地を訪問した。





柴田 裕子さん 緊急人道支援学会・理事
NGOのアフガニスタン駐在を経て、パキスタン地震やスリランカ紛争後の事業立ち上げ、イラク、リベリア、南スーダンなどの人道・開発支援に従事。ジャパン・プラットフォーム(JPF)で国内外の人道支援への助成事業、支援関係者との連携調整に携わり、グローバルなNGOネットワーク「ICVA」理事を務めた。2023年7月よりフリーランスで活動。





中坪 央暁  ジャーナリスト/AAR東京事務局兼関西担当
全国紙の海外特派員・編集デスクを経て、国際協力機構(JICA)の派遣でアジア・アフリカの紛争地を取材。2017年AAR入職、バングラデシュ駐在としてロヒンギャ難民支援に約2年間従事。著書『ロヒンギャ難民100万人の衝撃』、共著『緊急人道支援の世紀』ほか。






鶴岡 友美 AAR東京事務局支援事業部
企業勤務を経て青年海外協力隊(ザンビア村落開発普及員)に参加。国際開発・公衆衛生の分野で修士号を取得後、政府系および民間の途上国開発援助団体に勤務し、エチオピア駐在、東京での事業運営などを経験。2019年AAR入職、アフガニスタン事業担当。
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