福井県美浜町
福井県美浜町の美浜町レイクセンターでは、三方五湖の雄大な自然を体感できる「三方五湖ネイチャークルーズ」を運航しています。
福井県美浜町は、海、山、川、湖など多様な自然に恵まれた人口約9,000人弱の小さな町。町では、地域の魅力を最大限に引き出すため、国内初となる再生可能エネルギーで航行する電池推進遊覧船を開発しました。
遊覧船が巡る「三方五湖」は、日本海と繋がる「日向湖」「久々子湖」をはじめ、「水月湖」「菅湖」「三方湖」の五つの湖からなる、まさに自然の宝庫。国の名勝、若狭湾国定公園に指定され、平成17年にはラムサール条約登録湿地に登録、平成31年には日本農業遺産にも認定された、世界的にも貴重な湿地生態系を誇ります。

2隻の遊覧船が運航
このクルーズで使用される1号船「クート」は、湖に生息する水鳥「おおばん」の英名に由来し、全長18m、総トン数14トン、客席29席のFRP製遊覧船です。2号船「グリーブ」は水鳥「かいつぶり」の英名に由来し、客席31席のアルミ製遊覧船です。どちらも船尾には240個のリチウムイオン2次電池(約300kWh)を搭載しています。
この遊覧船は、太陽光などの再生可能エネルギーを活用して航行し、CO2排出や排気ガスがゼロで、三方五湖の環境保全に配慮しています。エンジン音がなく、振動も少ないため、自然観察や野鳥観察に最適です。湖面を泳ぐ水鳥に例えられるほど静かで、自然との一体感を楽しめます。

静かに走る遊覧船
電力供給は、東京海洋大学との共同研究で安全性が確認されており、片側のシステムに問題が生じても運航が継続できる冗長性の高い設計が特徴です。
三方五湖周辺には多くの観光資源があり、その中でも久々子湖と水月湖を結ぶ「浦見川」は、約360年前の地震による水害対策として人工開削された歴史ある運河で、その景色は圧巻です。

約360年前に開削された人工水路「浦見川」
この度、美浜町レイクセンターの遊覧コースの名称が「三方五湖ネイチャークルーズ」に新たに生まれ変わりました。このクルーズは久々子湖を出発し、浦見川を通過して水月湖、菅湖をめぐる約50分のクルーズです。観覧デッキからは、国指定名勝・ラムサール条約湿地の三方五湖を360度パノラマで眺望でき、四季折々の絶景を体感することができます。
また、環境にも配慮した、国内初の再生可能エネルギーで航行する電池推進遊覧船で、よりサステナブルな観光体験をお楽しみいただけます。

水月湖を囲む美しい山々の稜線
運航情報

開催予定イベント情報
1月~2月に日本野鳥の会による専門ガイド付きの「野鳥観察クルーズ」 を予定しています。
他にも魅力的なイベントクルーズを多数企画中です。最新情報はホームページやSNSで随時ご案内いたします。
これまでに開催したイベントクルーズ
星空クルーズ https://www.instagram.com/p/DQJgCWgkbdS/
メモリークルーズ https://www.instagram.com/p/DOQX2M9kezA/?img_index=1
花火クルーズ https://www.instagram.com/p/DMxLlk2PiyY/
夏休みの自由研究企画 https://www.instagram.com/p/DM9_gM_JRBc/?img_index=1
年縞クルーズ https://www.instagram.com/p/DL_eUDHJf2C/

2023年4月開業
美浜町レイクセンター美浜町観光誘客課 施設連携グループ
担当:リーダー 和多田 康宏
〒919-1124 福井県三方郡美浜町早瀬24-4-1
TEL:0770-47-5960 FAX:0770-47-5961
MAIL:[email protected]
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
新着記事
作家と歩く、文学の聖地巡礼~織田作之助・太宰治・永井荷風などと歩く~【文学をポケットに散歩する/スケザネ】
文学作品の表現の一節に“散歩”的要素を見出せば、日々の街歩きのちょっとしたアクセントになったり、あるいは、見慣れた街の見え方が少し変わったりする。そんな表現の一節を、作家・書評家・YouTuberの渡辺祐真/スケザネが紹介していく、文学×散歩シリーズ【文学をポケットに散歩する】。今回は、織田作之助、太宰治、永井荷風、西行の作品・文章をご紹介します。これまでの本シリーズでは、キーワードを設定して、散歩に役立つ気持ちや視点を考えてきました。だが散歩とは具体的な「場所」あればこそ。そこで今回は「聖地巡礼」をテーマに、東京や上野といった実在の場所を描いた作品を味わってみたい。
「初霜」「初氷」の基準って? 冬の散歩で“初”に出合うには天気予報のここに注目!
外を歩いていると、空気の冷たさにドキッとするようになってきました。本格的に寒くなるにつれて、冬の便りが聞かれることも増えます。「初冠雪」や「初雪」、「初霜」など冬の訪れを感じられるニュースはどんな基準で発表されるのかご存じですか? 散歩中に自分で観測するために、天気予報で注目すべきポイントと合わせて解説します。
歴史を左右する“もしも”の瞬間。幕末、御三家筆頭・尾張藩はなぜ新政府軍側についたのか?
皆々は歴史の“もしも”について思案したことはあるかのう?もしも、本能寺の変が起きず信長様が生きておったら、戦国の世が早くに終わり、首都が滋賀県になっておったかもしれぬし、反対に武田信玄殿が長生きしておったら織田家の天下が少し遅れたやもしれぬ。もしも、関ヶ原の戦いで西軍が勝っておったら、毛利家が天下を取って広島幕府が出来上がったやもしれぬわな。もしも、坂本龍馬が暗殺されなかったら。もしも、平家が源頼朝様を死罪にしておったら。数多のもしもで語らいあい想像するのも歴史の楽しみ方の一つであるわな。
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら



