公益財団法人 五井平和財団
五井平和財団では、より良い世界をつくるための新しい視点や潮流をテーマに、五井平和賞受賞者、様々な分野で活躍するスピーカー、参加者が共に考える機会として、毎年秋に五井平和財団フォーラムを開催しています。
本年度の五井平和賞受賞者で、紛争と暴力のない平和な世界の実現に向けて、国際平和デーの普及に尽力するジェレミー・ギリ―氏をはじめ、教育、カルチャー、AIなど、多様な分野で平和に貢献するスピーカーたちが集結する今年の五井平和財団フォーラムは、11月29日(土)に日経ホール(東京・大手町)で開催します。

今年のテーマは「平和のムーブメントをつくる」
平和で持続可能な世界は、特別な誰かによって築かれるものではなく、様々な立場や分野の多くの人々が、思いを行動につなげていくことによって実現されます。本年度の五井平和賞受賞者のジェレミー・ギリー氏は、世界に「争いと暴力のない日」の実現に向けて、たった一人で行動を始め、グローバルな平和のムーブメントへと発展させました。本フォーラムでは、私たち一人一人が平和への思いを形に、
平和を理想で終わらせずに現実にするための道筋を描きます。
【開催概要】
■イベント名:2025年度五井平和財団フォーラム「平和のムーブメントをつくる」
■日 時:11月29日(土)15:00-17:30(開場14:15)
■会 場:日経ホール(東京・大手町)
■入場料:一般 4500円、五井平和財団賛助会員・学生 3000円(全席自由)
※学生の方は当日、学生証をご提示ください。
■チケット:チケットぴあ https://w.pia.jp/t/peace-movement/
Paetix https://goipeace25.peatix.com/
■主 催:公益財団法人 五井平和財団
※詳細はこちら https://www.goipeace.or.jp/forum2025
【プログラム】 ※日英の同時通訳がつきます。
●五井平和賞 受賞記念講演
<受賞者>ジェレミー・ギリ―/平和活動家、映画製作者
●対談
ジェレミー・ギリー氏の平和への信念と歩みを紐解きながら、一人一人が平和をつくるためのヒントを探ります。
<出演者>
ジェレミー・ギリー
西園寺昌美/五井平和財団会長
西園寺裕夫/五井平和財団理事長
●ダイアログセッション「私から始まる希望の未来」
社会により良い変化を生み出し、広げていくにはどうすればいいでしょうか。他者への共感や理解を広げ、誰もが平和の担い手として変革に参加できるよう行動と挑戦を続ける多様な分野の出演者たちと考えます。
<出演者>
谷崎テトラ/放送作家、一般社団法人アースデイジャパンネットワーク共同代表、NPO法人PEACE DAY理事
住岡健太/NPO法人Peace Culture Village専務理事、株式会社PLAY SPACE創業者
須藤 潤/AI+Compassion Global Forum創設メンバー
川村美妃/ミネルバ大学1年生、五井平和財団インターン生
<モデレーター>
川村真妃/五井平和財団副理事長
【出演者プロフィール】

ジェレミー・ギリー
1969年イギリス生まれ。戦争体験者の祖父の影響により、幼い頃から平和と寛容に関心を持つ。1986年ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーに入団、俳優として活動。1994年映画製作会社P.U.R.E. Productions設立。1999年に非営利団体Peace One Dayを立ち上げると、9月21日を国連「国際平和デー」に定めるよう国連に働きかけ、2001年に全会一致でその制定を実現。国際機関などと連携し、2007年から2010年の国際平和デーにアフガニスタン紛争の停戦を実現し、450万人の子どもたちにポリオ予防接種を実施。講演やコンサートのプロデュースなど様々な活動を展開し、国際平和デーの認知に尽力。人権、教育、食糧など深刻な社会課題にも注力し、国連国際デーへの貢献も果たす。国際平和デー制定とアフガニスタンでの活動を記録したドキュメンタリー映画『The Day After Peace』は数々の映画賞を受賞。大英帝国勲章、アフリカ平和賞、カーネギー・ワトラー平和賞などを受勲・受賞。

谷崎テトラ(たにざきてとら)
放送作家、一般社団法人アースデイジャパンネットワーク共同代表、NPO法人PEACE DAY理事、京都芸術大学客員教授。新しい価値観や持続可能な社会への転換を発信するキュレーター。アースデイ東京などの環境保護アクションの立ち上げをはじめ、平和・アート・教育などをテーマにした各種メディアやイベントの企画やプロデュース、企業・市民セクターとの連携など、豊富な実践経験と知見を持つ。映画やCM音楽を手がける音楽家でもある。

住岡健太(すみおかけんた)
NPO法人Peace Culture Village専務理事、株式会社PLAY SPACE 創業者。広島県出身の被爆三世として幼少期より祖母の体験を聞いて育つ。25歳で起業し、「平和をつくる仕事をつくる」を理念に事業の創造に取り組む。また独自の平和教育プログラムを71カ国・延べ8万人に提供するなど、国内外で次世代に平和文化をつなぐ活動を展開。2023年G7広島サミット「次世代平和シンポジウム」でモデレーター兼スピーカーを務めた。

須藤潤(すとうじゅん)
AI+Compassion Global Forum創設メンバー。30年以上に亘り、多くの企業・組織の成長を導いてきた実績も持つ。2016年には米国のXPRIZE財団Visioneerとして、また1000万ドル規模のAvatar XPRIZEのプロデューサーとして、テレプレゼンス産業の発展を牽引し、2019年世界経済フォーラムの「新興技術トップ10」に選出される。「声なき者の叫びに耳を傾け、才能の無駄をなくす」を使命に、自然・人間・AIが共に繁栄する未来をデザインしている。

川村美妃(かわむらみき)
ミネルバ大学1年生。五井平和財団インターン生。平和を願う世界の若者をつなぐYouth Peace Ambassadorsを発足。世界各地の次世代リーダーが集うOne Young World Summit 2025の日本代表の一人に選ばれる。

西園寺昌美(さいおんじまさみ)
五井平和財団会長。非営利法人May Peace Prevail On Earth International(本部ニューヨーク)代表。21世紀の人類の生き方をテーマにした講演、執筆および平和啓発活動を国内外で展開している。ブダペストクラブ名誉会員。2019年ルクセンブルク平和賞を西園寺裕夫と受賞。著書『あなたは世界を変えられる』(河出書房新社)ほか多数。

西園寺裕夫(さいおんじひろお)
五井平和財団理事長。非営利法人May Peace Prevail On Earth International(本部ニューヨーク)理事長。民族、宗教、政治を超えたニュートラルな平和活動を世界各地で展開すると共に、様々な国際機関やNGO と協力し、「新しい文明を築くイニシアティブ」などの平和構築に向けた活動を推進している。立命館西園寺塾名誉顧問も務める。

川村真妃(かわむらまき)
五井平和財団副理事長、医師。命の尊厳と多様性の尊重が守られる社会を構築するための活動に従事している。がん患者やその家族をサポートするNPO法人幸ハウス代表理事も務める。
【団体概要】
公益財団法人 五井平和財団
1999年3月設立。あらゆる生命が調和し合える新しい時代のビジョンと原則を示した「生命憲章」を基本理念に、持続可能で平和な地球社会の創造を目指し、科学・教育・文化・芸術など様々な分野が協力し、英知を結集するためのネットワークづくりを推進すると共に、人々の平和意識を啓発する様々な活動を展開しています。また、国際連合経済社会理事会(ECOSOC)特殊協議資格、およびユネスコとの公式関係を有する財団として認定されています。
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-4-5 平和第1ビル
TEL 03-3265-2071 FAX 03-3239-0919
[email protected] www.goipeace.or.jp
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
更新日:2025.11.13
「国際平和デー」を世界的ムーブメントへと牽引したジェレミー・ギリー氏が来日、出演! 2025年度五井平和財団フォーラム「平和のムーブメントをつくる」開催のお知らせ
新着記事
作家と歩く、文学の聖地巡礼~織田作之助・太宰治・永井荷風などと歩く~【文学をポケットに散歩する/スケザネ】
文学作品の表現の一節に“散歩”的要素を見出せば、日々の街歩きのちょっとしたアクセントになったり、あるいは、見慣れた街の見え方が少し変わったりする。そんな表現の一節を、作家・書評家・YouTuberの渡辺祐真/スケザネが紹介していく、文学×散歩シリーズ【文学をポケットに散歩する】。今回は、織田作之助、太宰治、永井荷風、西行の作品・文章をご紹介します。これまでの本シリーズでは、キーワードを設定して、散歩に役立つ気持ちや視点を考えてきました。だが散歩とは具体的な「場所」あればこそ。そこで今回は「聖地巡礼」をテーマに、東京や上野といった実在の場所を描いた作品を味わってみたい。
「初霜」「初氷」の基準って? 冬の散歩で“初”に出合うには天気予報のここに注目!
外を歩いていると、空気の冷たさにドキッとするようになってきました。本格的に寒くなるにつれて、冬の便りが聞かれることも増えます。「初冠雪」や「初雪」、「初霜」など冬の訪れを感じられるニュースはどんな基準で発表されるのかご存じですか? 散歩中に自分で観測するために、天気予報で注目すべきポイントと合わせて解説します。
歴史を左右する“もしも”の瞬間。幕末、御三家筆頭・尾張藩はなぜ新政府軍側についたのか?
皆々は歴史の“もしも”について思案したことはあるかのう?もしも、本能寺の変が起きず信長様が生きておったら、戦国の世が早くに終わり、首都が滋賀県になっておったかもしれぬし、反対に武田信玄殿が長生きしておったら織田家の天下が少し遅れたやもしれぬ。もしも、関ヶ原の戦いで西軍が勝っておったら、毛利家が天下を取って広島幕府が出来上がったやもしれぬわな。もしも、坂本龍馬が暗殺されなかったら。もしも、平家が源頼朝様を死罪にしておったら。数多のもしもで語らいあい想像するのも歴史の楽しみ方の一つであるわな。
【東京駅手土産】シナボンから新幹線もなかまで、おすすめ人気商品4選!~黒猫スイーツ散歩手土産編まとめ~
カフェ・スイーツ・パンケーキのお店を年間約1000店ぶーらぶらしているミスター黒猫です。特にパンケーキは日本一実食していると自負している黒猫が、気になる街や好きな街を散歩している時に発見した手土産スイーツをご紹介します。今回は、東京駅で購入できる人気の手土産をまとめました。人への手土産はもちろんですが、自分へのごほうび手土産としても楽しんでくださいね。
江戸城、浮世絵、歌舞伎。裏側から支えていたのは「刷毛」だった!? 300年の歴史を刻む小伝馬町『江戸屋』へ【江戸文化を訪ねて】
大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の人気もあり、今にわかに注目度が高まっている江戸文化。装いやカルチャーなど、江戸文化に、東京で気軽に触れられるスポットを紹介していく【江戸文化を訪ねて】シリーズ。今回は、小伝馬町で300年の歴史を刻む刷毛(はけ)・ブラシの専門店『江戸屋』を訪ねました。『江戸屋』の初代は、将軍家お抱えの刷毛職人だったのだとか。『江戸屋』で扱う「江戸刷毛」は、障子やふすまに紙を貼るほか、大奥の化粧筆や歌舞伎役者の白粉(おしろい)刷毛、そして浮世絵の版木に色をのせるのにも使われたのだそう。表舞台からは見えない刷毛の活躍を、12代目当主にお聞きしました。
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら



