ユニバーサルアドネットワーク株式会社

スティグ・リンドベリ《瑠璃釉筒盃/黄釉線文筒鉢》1958-1959/ギャラリー北欧器
CURATION⇄FAIR Kyotoの初開催まで、いよいよあと2週間となります。
妙顕寺で開催されるアートフェアについて、出展予定作品の一部をご紹介いたします。
本企画は、アートフェアという美術品のコレクションの場でありつつ、日本文化の精髄とも言える工芸と、西洋の模倣にとどまらない日本近代の結晶として近代・現代美術を提示することで、近代から現代へと連なる日本独自の文脈に依拠した作品の価値をご提案することを目指しております。
出展者による厳選された作品のプレゼンテーションに加え、評論家・清水穣氏によるテキストなどを通じて、作品の背景にある文脈や美的価値への興味と理解を深めながら、美術品をコレクションする魅力を存分にご堪能いただけます。
<出展者一覧>
akamanma/ARTDYNE/Artglorieux GALLERY OF TOKYO/hatonomori art/
ギャラリー広田美術/ギャラリー北欧器/KANEGAE/TATSURO KISHIMOTO/
Maki Fine Arts/水犀/名古屋画廊/日動画廊/RED AND BLUE GALLERY/
しぶや黒田陶苑/ギャラリー 志/ATSUHIKO SUEMATSU GALLERY/瀧屋美術/
Wa.gallery/ZEAL HOUSE
<企画展示>
超適応2:新しい時代の工芸と表現

CURATION⇄FAIR Kyoto 妙顕寺会場レイアウト
三方を特徴的な庭園に囲まれた和室(書院)には6軒の出展者が展示を行います。アートフェア初出展となる群馬のakamanmaは、角偉三郎の菩薩桶や黒田泰蔵の晩年の名品など、厳しい目で選び抜かれた作品を展示します。ギャラリー北欧器は、ミッドセンチュリーの陶芸作家3名(ヴィルヘルム・コーゲ、ベルント・フリーベリ、スティグ・リンドベリ)のグループ展を行い、また鎌倉の瀧屋美術は、難波田龍起や、岡本太郎など近代洋画と古美術を組み合わせた展示を行います。その他には、ARTDYNE、ZEAL HOUSE、企画展示として超適応2:新しい時代の工芸と表現のプレゼンテーションをお楽しみいただけます。

角偉三郎《菩薩桶》2005/akamanma

ベルント・フリーベリ《ミニチュア花器/碗》1950-60年代/ギャラリー北欧器

高木優希《Room》2025/ARTDYNE
樹齢400年の赤松と樹齢100年の黒松を臨む茶室では、ギャラリー 志、KANEGAEが縄文晩期の遮光器土遮残欠や桃山時代の絵唐津などの古美術と、鈴木祥太や笑達、臼井良平など現代作家の作品でインスタレーションを行い、続く部屋ではWa.galleryがダマスカス鋼を素材とする加藤貢介の作品を展示します。

遮光器土偶残欠 縄文時代晩期/ギャラリー 志

鈴木祥太《新鉄砲百合》2025/KANEGAE

加藤貢介《Crescendo》2025/Wa.gallery
勅使門を正面に臨む客殿では、hatonomori art、ギャラリー広田美術、TATSURO KISHIMOTO、Maki Fine Arts、水犀、名古屋画廊、日動画廊、RED AND BLUE GALLERY、しぶや黒田陶苑が出展し、近代から現代に至る平面・立体作品が一堂に並びます。日本で最も長い歴史をもつ洋画商・日動画廊は、梅原龍三郎、鴨居玲、小磯良平、里見勝蔵、藤島武二、藤田嗣治、安井曾太郎、萬鉄五郎といった、近代日本美術を代表する作家たちの作品を出展いたします。また、名古屋画廊からは、岸田劉生、青木繁、鳥海青児、中西夏之、鬼頭鍋三郎、浅野弥衛など、近代から現代美術の黎明を彩る名品が紹介されます。

里見勝蔵《フランス少女》1920年代/日動画廊
浅野弥衛《作品》1984/名古屋画廊

岸田劉生《麗子像》1921/名古屋画廊
辰野登恵子《UNTITLED》c.1997/RED AND BLUE GALLERY

豊嶋康子《定規 (250925-1)》1996-2025/Maki Fine Arts
Kim Hyunsung《untitle》2025/水犀

Rebecca Appleby《Betty B, Age 10》2025/水犀
大久保薫《光合成》2025/TATSURO KISHIMOTO

黒田清輝《野》/ギャラリー広田美術
高橋賢悟《Re:gazing》2025 撮影:野村知也/しぶや黒田陶苑

吉原治良《作品》1970年頃/hatonomori art
妙顕寺を訪れる来賓をお迎えするための施設・大玄関において、Artglorieux GALLERY OF TOKYOでは、裕人礫翔が歴史を宿す屋久杉を素材とし、琳派をテーマに作品を発表します。ATSUHIKO SUEMATSU GALLERYは、横山惇亮、池田巌、小川信という、3名の作家を中心に、猪熊弦一郎、ゲルハルト・リヒター、ベルント&ヒラ・ベッヒャーなど、近代から現代にかけてジャンルを横断しながら、一つの空間を作り上げます。

裕人礫翔《屋久島の空》/Artglorieux GALLERY OF TOKYO

池田巖《神具7》2018/ATSUHIKO SUEMATSU GALLERY
CURATION⇄FAIR Kyotoは、コンパクトな規模ながらも、近代の重要作家をはじめ、日本の現代美術を牽引してきた作家、国際的に評価の高い工芸作家、そして国内外で活躍する新進気鋭の作家による、厳選された作品をご覧いただけるアートフェアです。
普段なかなか訪れる機会の少ないギャラリーの作品や、時代やジャンルを超えて受け継がれてきた名品を、文化財でもある会場にて、安心して購入できる貴重な機会となっております。
ぜひ会場へ足をお運びいただけますと幸いです。
前売りチケット販売中
CURATION⇄FAIR Kyotoでは、大本山 妙顕寺にて開催するアートフェアに加えて、名勝・渉成園(枳殻邸)で開催する、東京美術倶楽部による展覧会「工+藝」京都 2025をはじめ、棟方志功の襖絵の特別公開、呈茶席や和舟体験など、秋の京都を満喫する各種プログラムをご用意しております。
[CURATION⇄FAIR Kyoto 入場チケット]は、アートフェア会場「妙顕寺」および展覧会会場「渉成園(枳殻邸)」の両会場に入場できるチケットです。
【一日券】開催日のうちの1日に限り入場できるチケットです。
【通し券】開催期間中何度でも入場できるお得なチケットです。

※表示価格は税込みです。
※チケット料金には妙顕寺の拝観料、渉成園及び秋の夜間特別拝観「渉成園 秋灯り」の庭園維持寄付金、併催展覧会「工+藝」京都 2025の観覧料を含みます。
※妙顕寺・宝物殿の特別公開は行っておりません。
※渉成園の特別プログラム(呈茶席、棟方志功襖絵の拝観、和舟遊覧、庭園ガイド)は別途プログラムチケットの購入が必要です。
※大原山荘 花会はArt Garden Walk Kyotoプレミアムツアー参加者及び、特別招待客のみ入場可能。
※小学生以下は、大人1人につき2名まで「CURATION⇄FAIR Kyoto」への入場無料です。
※小学生以下のみの「CURATION⇄FAIR Kyoto」へのご入場はできません。
※スーツケースなど大きな手荷物の会場への持ち込みはできません。また、会場内にクロークのご用意はございません。
※CURATION⇄FAIR Kyoto会場内では、ベビーカー及び車椅子はご利用いただけません。
※建物内ではお履きものは脱いでご観覧いただきます。
[Art Garden Walk Kyoto 各種特別プログラム]



※CURATION⇄FAIR Kyotoのアートフェアおよび展覧会にご入場いただくには、一日券または通し券のご購入が必要です。
※渉成園におけるプログラムチケットのみをご購入の場合は、渉成園ご入園の際に庭園維持寄付金として、大人700円/中高生300円がかかります。
※Art Garden Walk Kyotoの大原山荘 花会、アート鑑賞ツアー、プレミアムツアーの詳細については[email protected] までお問い合わせください。
開催概要
名称:CURATION⇄FAIR Kyoto
主催:CURATION⇄FAIR Kyoto実行委員会(ユニバーサルアドネットワーク株式会社/京都市)
特別協賛:

特別協力:

協力:一般財団法人 今日庵、ハイネケン・ジャパン株式会社、株式会社 Pocket RD、
株式会社MEBUKU、株式会社K3、株式会社イーストクルー
コンテンツパートナー:真宗大谷派 東本願寺、植彌加藤造園株式会社
オフィシャルホテルパートナー:ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts
オフィシャルシャンパンパートナー:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社
メディアパートナー:Kyoto Journal
後援:外務省、経済産業省、観光庁、京都府、群馬県、滋賀県、兵庫県、京都商工会議所、
公益社団法人京都市観光協会
本事業は、文化庁 令和7年度「文化資源活用事業費補助金(全国各地の魅力的な文化財活用推進事業)」の補助を受けて実施しています。
WEB:https://curation-fair.com/kyoto2025
チケットサイト:https://curationfair-kyoto.square.site/
アートフェア会場:大本山 妙顕寺 京都府京都市上京区妙顕寺前町514
日程:
11月15日(土) 17:00 - 19:00
11月16日(日)、17日 (月) 11:00 - 19:00
11月18日(火) 11:00 - 18:00
※最終入場は各日終了30分前。
併催展覧会会場:渉成園(枳殻邸)京都府京都市下京区下珠数屋町通間之町東入東玉水町
併催展覧会:「工+藝」京都 2025
※「工+藝」京都 2025は、「文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等支援事業 育成プログラム構築・実践)」による取組の一部として実施しています。
主催:東京美術倶楽部、文化庁、独立行政法人日本芸術文化振興会

文化芸術活動基盤強化基金(クリエイター等支援事業 育成プログラム構築・実践)
日程:
11月15日(土)、16日(日)、17日(月) 9:00 - 21:30
11月18日(火)) 9:00 - 18:00
※最終入場は各日終了30分前。※夜間ライトアップは17:30~21:30。
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更新日:2025.11.05
工芸と近代洋画に着目し、古美術・工芸・近代美術・現代美術を横断的に結び直す「CURATION⇄FAIR Kyoto」各ギャラリーの厳選された作品によるプレゼンテーションを一部ご紹介
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