東御市
山浦真雄・源清麿ゆかりの地で出会う名刀と、現代刀匠・宮入法廣の作品群
刀剣-Touken- 刀が映す東御の歴史(けしき)Forged Landscape:The History of Tomi Reflected in the Sword

昨年多くの来場者にご好評をいただいた刀剣展が、今年も梅野記念絵画館・ふれあい館に帰ってきます。
本展「刀剣-Touken- 刀が映す東御の歴史(けしき)」では、江戸末期に活躍した刀工・山浦真雄・源清麿兄弟のゆかりの地である東御市に伝わる名刀と、現代刀匠で長野県無形文化財保持者・宮入法廣氏の正宗賞受賞作をはじめとした代表作を一堂に展示します。
刀剣に宿る「景色」とは何か。
その鉄に浮かぶ情景を通して、東御の歴史と文化、そして現代に受け継がれる美の世界をご堪能ください。


1 開催趣旨
日本刀を味わう表現の一つに、「景色」という言葉があります。
これは、見る者が鉄の中に思い思いに感じる情景のことを指します。
本展では、地域にゆかりのある刀剣を通して見えてくる東御の歴史、そして現代刀匠宮入法廣氏の仕事を通して立ち現れる美の世界へとご案内します。
長野県東御市は、江戸時代末期に活躍した刀工・山浦真雄と源清麿兄弟の故郷として知られ、その作品は、現在もなお多くの刀剣愛好家を魅了し、後世の刀匠たちに影響を与え続けています。
展示では、彼らの故郷に息づく、天下無双の力士と称された雷電為右衛門が所有していた脇指や、祢津・長命寺、北御牧・両刃神社に伝わる刀剣など、歴史を物語る刀剣を紹介します。
さらに、八重原に鍛錬場を構える長野県無形文化財保持者・宮入法廣氏の正宗賞受賞作をはじめ、法廣氏の作刀歴をたどるうえで欠かせない作品が一堂に会します。
刀剣に宿る「景色」とは何か。鉄の中に浮かび上がる情景を通して、時代と文化の深層へと誘います。
2 会期
2025年11月15日(土)から2026年1月12日(月・祝)
9:30~17:00(入館は 16:30まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜)
※冬期休館期間 12月28日(日)から1月5日(月)
※月曜日は祝祭日の場合は、翌火曜日が休館となります。
※祝日の翌日、展示替え期間なども休館いたします。
3 入館料
一般 500円(団体 400円)、高校生以下無料
※一般は大学生以上です。
※団体割引は 15名以上からです。
※障がい者割引あり
※入館料及びミュージアムショップでのお支払いは、すべて現金のみでお願いいたします。
4 会場
東御市梅野記念絵画館・ふれあい館(長野県東御市八重原935-1 芸術むら公園)
5 アクセス
しなの鉄道・田中駅からタクシーで 15 分
上信越道・東部湯の丸 ICから車で約 20 分
土曜日限定無料運行バス運行予定。
詳細は刀剣展公式 X(旧 Twitter)をご確認ください。
https://x.com/tomi_touken
■会場と田中駅の往復運行表(予定)
田中駅発:1.10:15、2.12:30、3.14:30
会場発:1.10:45、2.13:00、3.16:30
6 主催・後援等
主催=東御市
助成=一般財団法人地域創造
後援=文化庁、長野県、信濃毎日新聞社
協力=共英製鋼株式会社
7 展示概要
- 地域に息づく刀剣(市指定文化財などパネル解説と共に展示します)
- 現代刀匠・宮入法廣氏の仕事(師匠で人間国宝の隅谷正峯氏、父宮入清平(清宗)氏の作品、正宗賞受賞作、正倉院宝物刀子や国宝金錯銘鉄剣の再現模造、骨喰藤四郎再現刀などを展示)
8 関連イベント
(1)オープニング特別講座「正倉院に学ぶ Touken」
日時:2025年 11月 15日(土)13:30から 15:30
登壇者:西川明彦氏(宮内庁正倉院事務所前所長)、宮入法廣氏
※事前予約制・定員 40名・聴講無料
申し込み:https://apply.e-tumo.jp/city-tomi-nagano-u/offer/offerList_detail?tempSeq=60622
(2) 銘切体験「刀匠と一緒にものづくり」
日時:2025年11月23日(日)午前の部10:00から12:00/午後の部13:00から16:00
講師:宮入法廣氏・森國清廣氏
※事前予約制・定員 40名・参加費 3,000円
申し込み:https://apply.e-tumo.jp/city-tomi-nagano-u/offer/offerList_detail?tempSeq=60635
■法廣刀匠による銘切コーナー
同会場にて10:00から15:00まで、法廣氏にお好きな文字を文鎮に切っていただけます。
※当日先着順、参加費 3,000円
(3)地域おこし協力隊によるギャラリートーク
日時:11月29日、12月20日、1月10日(各土曜日)14:00から
※申込不要・聴講無料・要入館券
(4) 特別文化対談「福島善三×宮入法廣」
日時:2025年 12月 6日(土)10:00から 12:00
会場:東御市立北御牧中学校音楽ホール(長野県東御市下之城 947)
登壇者:
福島 善三氏(陶芸家/重要無形文化財「小石原焼」保持者(人間国宝))
宮入 法廣氏(刀剣作家/長野県無形文化財保持者)
コーディネーター
武藤 芳照氏(東京健康リハビリテーション総合研究所所長、東京大学名誉教授、身体教育医学研究所名誉所長)
※事前予約制・定員 100名・聴講無料
お申込みは下記 URL からまたは、文化振興係(0268-71-0670)へ電話
https://apply.e-tumo.jp/city-tomi-nagano-u/offer/offerList_detail?tempSeq=60640
※11月14日(金)14:00よりメディア・関係者向け内覧会を実施します。
参加を希望される方は下記までご連絡ください。
お問い合わせ
平日
東御市文化・スポーツ振興課文化振興係
〒389-0592 長野東御市県 281-2
TEL:0268-71-0670 FAX:0268-63-5431
メール:[email protected]
土日祝日
東御市梅野記念絵画館・ふれあい館
〒389-0406長野県東御市八重原 935-1 芸術むら公園内
TEL:0268-61-6161
公式サイト:https://www.umenokinen.com/
公式 X(旧 Twitter):https://x.com/tomi_touken
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
新着記事
作家と歩く、文学の聖地巡礼~織田作之助・太宰治・永井荷風などと歩く~【文学をポケットに散歩する/スケザネ】
文学作品の表現の一節に“散歩”的要素を見出せば、日々の街歩きのちょっとしたアクセントになったり、あるいは、見慣れた街の見え方が少し変わったりする。そんな表現の一節を、作家・書評家・YouTuberの渡辺祐真/スケザネが紹介していく、文学×散歩シリーズ【文学をポケットに散歩する】。今回は、織田作之助、太宰治、永井荷風、西行の作品・文章をご紹介します。これまでの本シリーズでは、キーワードを設定して、散歩に役立つ気持ちや視点を考えてきました。だが散歩とは具体的な「場所」あればこそ。そこで今回は「聖地巡礼」をテーマに、東京や上野といった実在の場所を描いた作品を味わってみたい。
「初霜」「初氷」の基準って? 冬の散歩で“初”に出合うには天気予報のここに注目!
外を歩いていると、空気の冷たさにドキッとするようになってきました。本格的に寒くなるにつれて、冬の便りが聞かれることも増えます。「初冠雪」や「初雪」、「初霜」など冬の訪れを感じられるニュースはどんな基準で発表されるのかご存じですか? 散歩中に自分で観測するために、天気予報で注目すべきポイントと合わせて解説します。
歴史を左右する“もしも”の瞬間。幕末、御三家筆頭・尾張藩はなぜ新政府軍側についたのか?
皆々は歴史の“もしも”について思案したことはあるかのう?もしも、本能寺の変が起きず信長様が生きておったら、戦国の世が早くに終わり、首都が滋賀県になっておったかもしれぬし、反対に武田信玄殿が長生きしておったら織田家の天下が少し遅れたやもしれぬ。もしも、関ヶ原の戦いで西軍が勝っておったら、毛利家が天下を取って広島幕府が出来上がったやもしれぬわな。もしも、坂本龍馬が暗殺されなかったら。もしも、平家が源頼朝様を死罪にしておったら。数多のもしもで語らいあい想像するのも歴史の楽しみ方の一つであるわな。
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら



