株式会社The Chain Museum
東京とニューヨークを拠点に活動し、金属やプラスチックなどでできた工業製品をモチーフに絵画を描く牧田愛による新作個展を開催。展示作品はArtStickerにて販売予定。
株式会社The Chain Museum(本社:東京都渋谷区、代表取締役:遠山正道、以下「The Chain Museum」)は、京橋にあるアートギャラリーとベーカリー&カフェが併設する「Gallery & Bakery Tokyo 8分」にて、2025年1月18日(土)、アーティスト・牧田愛による新作個展「Form and Matter」を開催いたします。
展覧会詳細
「Gallery & Bakery Tokyo 8分」では、第3回目の展覧会として、アーティスト・牧田愛の新作個展「Form and Matter」を2025年1月18日(土)から開催いたします。
牧田愛は東京とニューヨークを拠点に活動しています。彼女の作品は機械的なモチーフを用いることで、無機的な要素から有機的なイメージを生み出すことを目指しています。
また、二次元のデジタルデータを基に、物質的で身体的な作品を創造することも彼女のテーマの一つです。特に、自ら撮影した金属やプラスチックなどの人工物を構成して、デジタル画像をキャンバス上の絵画として現実空間へ引き出すことを追求しています。
最近では生成AIを作品制作に取り入れ、キャンバス絵画にとどまらず、ビデオやプリント、インスタレーションなど、そのスタイルは多岐にわたっています。
牧田は、2013年に東京藝術大学で修士号を取得したのち、テラダ・アートアウォード、岡本太郎現代芸術賞、ポーラ美術振興財団海外派遣助成、 Rijksakademie(オランダ王立アカデミー)ファイナリスト、ART CAKE (ニューヨーク)、The Fores Project (ロンドン)など、国内外で数々の賞や助成、レジデンスプログラムに選出されています。
本展はギリシャ哲学のアリストテレスの概念である「Form and Matter (形相と質量)」をタイトルに冠し、絵画、版画、ドローイング、映像作品など、様々な表現方法でテーマにアプローチした牧田の新作をお楽しみいただけます。
※本展の出展作品はArtSticker限定で販売いたします。
※すべて先着制で、2025年1月17日(金)PM7:00から販売開始予定です。
※会期前にプライスリストをご希望の方はこちらまでお問い合わせください。リストが出来次第、優先的にお送りします。
※出展作品はプレセールスの状況により、会期開始前に販売が終了することがありますのでご了承ください。
牧田愛 参考作品
牧田愛 参考作品
ステートメント
人工と自然の境目はどこにあるのか。時代とともに変化し続ける人工と自然のボーダーラインを作品に表現していきたい。
人間は自然界に生き、自然に属する存在であるが、人間独自のパラレルワールドを作っているかのようである。
私はこうした人間の歴史的な生産行為に関心がある。現代ではロボットがいかに自然さに近づけるかが課題でありながら、人工と自然の領域にはどこまでも混じり合わないボーダーが存在する。それは認識の問題であるのか、魂の問題であるのか。
私の制作の主な意図は、無機的な物を使って有機的な形を創造すること、非物質的で平面的なデータを物質的で立体的なものに置き換えて表現すること。具体的にいうとすなわち金属やプラスティックなどをモチーフに自然界のイメージを作ること、また、デジタル画像の風景を、キャンバス・絵の具・インクといった道具で、物質的で現実的な世界に引き戻すこと。
Information
牧田愛 新作個展「Form and Matter」
会期
2025年1月18日(土)~2025年2月11日(火)
会場
Gallery & Bakery Tokyo8分
住所
〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-1 TODA BUILDING 1F
営業時間
8:00~19:00
休み
会期中無休
観覧料
無料
アクセス
東京メトロ銀座線「京橋駅」6番出口 徒歩3分
東京メトロ銀座線「日本橋駅」B1出口 徒歩5分
JR各線「東京駅」八重洲中央口 徒歩8分
展覧会URL
https://artsticker.app/events/40659
アーティストバイオグラフィー
牧田 愛
現在は東京とニューヨークを拠点に活動。2013年に東京藝術大学大学院芸術学専攻美術教育研究科を修了。
金属やプラスチックなどでできた工業製品をモチーフに絵画を構成し、有機と無機、二次元と三次元を行き来する作品表現をしている。
近年の展覧会歴
2024 「人工的神々」 ( PARCEL, 東京)
2022 「Interspecies」 (三越コンテンポラリー, 東京)
2022 「Tectonic Shifts」( The Something Machine,NY)
2022 「Species」(六本木蔦屋書店ギャラリー,東京)
2021 「Hyperdimension」(mhPROJECTnyc, NY )
Instagram
Gallery & Bakery Tokyo 8分
「Gallery & Bakery Tokyo 8分」は、ArtStickerを運営する株式会社The Chain Museumと、THE CITY BAKERY を運営する株式会社フォンスがプロデュースする、アートギャラリーとベーカリー&カフェが併設するスペースです。
芸術や文化にも注力した都市開発が進む東京の中心地にて街に開かれたアートスペースを目指します。
場所は、戸田建設株式会社が「ART POWER KYOBASHI」をコンセプトに様々なアートプログラムを展開する、2024年11月2日に開業した TODA BUILDINGの1階です。空間の設計は建築家・元木大輔が率いる株式会社 DDAAが担当しました。
アートのために設計されたミュージアムを思わせる贅沢な空間にて、これからが楽しみなアーティストにスポットライトを当てます。また、アートを鑑賞した後の余韻に浸ったり、感想を語り合うことができるベーカリー&カフェもアートスペースの中に設置をいたしました。アート作品を鑑賞するだけでなく、誰かと語り合いたくなる空間として、食事を楽しみながら体験できる特別なスペースです。
<今後の展覧会>
MOTAS. 個展:2025年2月15日(土)~3月18日(火)
COIN PARKING DELIVARY:2025年3月22日(土)~4月22日(火)
オートモアイ:2025年4月26日(土)~5月27日(火)
Gallery & Bakery Tokyo 8分 公式インスタグラム(@tokyo8min)
ArtStickerについて
株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。
▽ArtSticker Webサイト
https://artsticker.app/
▽ArtSticker ダウンロードURL
App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=art.tcm.artsticker
The Chain Museum 概略
The Chain Museumは「気付きのトリガーを、芸術にも生活にも。」というミッションを掲げ、これまで、気付きのトリガーを世界中に伝播させるために、アーティストと鑑賞者の新しい関係性が生まれる場をつくる「ArtSticker事業」、生活の中にアートを散りばめるために、ホテルや商業施設、オフィスなどの空間プロデュースを行う「Coordination事業」、そして、アートとのより多様な関わり方を提案するために、自らが運営する「Gallery事業」を展開。デジタルとリアルを相互に駆使し、気付きのトリガーを伝播させてまいります。
社名 :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム)
所在地 :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO
代表者 :代表取締役 遠山 正道
▽株式会社 The Chain Museum 公式Webサイト
https://t-c-m.art/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
更新日:2024.12.12
牧田愛による新作個展「Form and Matter」を「Gallery & Bakery Tokyo 8分」にて2025年1月18日(土)より開催
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら
新着記事
春の七草といえばお粥。三重県鳥羽市の国崎では“海の七草”をたたいて食べる!?
毎年1月7日が近づくと、スーパーに並ぶ“春の七草粥セット”。セリ、ナズナ、ゴキョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの七つ。けれど、それとはまったく違う七草を用意する地域があります。古来、伊勢神宮へ献上する熨斗(のし)アワビ(*)を作っている三重県鳥羽市の国崎(くざき)では、なんと! “海の七草”を用意するんです。イラストを拡大してどうぞ~。*アワビを薄くはいで引き延ばして干したもの
『更級日記』の作者・菅原孝標女が憧れた夕顔と浮舟。現代の私たちも感情移入できる『源氏物語』のヒロインたち
一年にわたる大河ドラマ『光る君へ』も最終回を迎え、そして一年にわたる本連載もとうとう最終回となった。これまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました……! さて連載の締めくくりでは、ある日記を紹介したい。平安時代に『源氏物語』を愛読していた女性の日記だ。おそらく『光る君へ』最終回にも登場する書き手なのではないだろうか。
タブレット純と行く、相模原エレジーさんぽ。ネオンに憧れた少年時代の悲喜こもごも
物腰柔らかなキャラクターと、美しい低音の歌声とのギャップが魅力的なタブレット純さん。5歳から成人になるまで過ごしたという相模原市の旧・津久井町(現・緑区)を歩いて思い出を語ってもらった。聴こえてきたのはどんな哀歌か。『散歩の達人』2024年11月号掲載のインタビューに「【番外編】オフショットルポ」を加えた、Web限定ロングバージョンです!