NPO法人ふるさとファーマーズ
昨年に続き2回目。茅ヶ崎・里山エリアの美しい風景の中でゴミ問題や環境問題にも触れ、今を知り未来を共創するための“心の収穫祭”
HARVEST PARK 2024 メインビジュアル
2024年11月3日(祝)、神奈川県立茅ケ崎里山公園(茅ヶ崎市芹沢)多目的広場にて食・農・音楽をテーマにしたフリーイベント「HARVEST PARK(ハーべスト・パーク)」を開催します。
HARVEST PARKの開催は2023年に続き、今年で2回目。茅ヶ崎市在住のシンガーソングライター・Caravanと茅ヶ崎市で不耕起栽培を営む「はちいち農園」を中心にした「HARVEST PARK 実行委員会」が主催となり、ミュージシャンによるライブを中心に、トークセッション、キッチンカー、環境ブース、物販ブースなども多数出店。ワークショップなど子ども向けの企画も充実しており、美しい里山の風景の中でゴミ問題や地球環境問題にも触れながら、老若男女問わず誰でも無料で1日中楽しめるPARK(公園)をかたちづくります。
2023年HARVEST PARKの様子 photo by 牧野 弘
2023年HARVEST PARKの様子 photo by 牧野 弘
里山エリアの不法投棄問題に光を当てるために
HARVEST PARKは、いわゆる音楽フェスではありません。ことの始まりは、美しい田園風景が広がる茅ヶ崎・里山エリアで深刻化する不法投棄問題。茅ケ崎里山公園のすぐ近くで農業を営むはちいち農園、そして共に米づくりをしていたシンガーソングライターCaravanはこの光景を目の当たりにし、2023年6月より月に一度の里山クリーン(ゴミ拾い)活動を始め、継続してきました。
「多くの人がここに来て美しい景色を発見することで、ゴミを捨てる人も減るのではないか」という想いをイベントという形で表現したのがHARVEST PARKです。まずは多くの人に里山エリアの豊かな自然の中で音楽や食、農という地産カルチャーを楽しんでもらうことから「美しい里山」への第一歩を踏み出そうと2023年11月3日(祝)、第一回目のHARVEST PARKを開催しました。
イベントの趣旨を体現するため、環境対策として、ライブステージやトークステージ周りはすべて太陽光発電で発電された電気を使用し、ごみの削減のため飲食にはリユース食器を導入。会場にはゴミ箱を設置せずにLUSHが配布したノットラップでゴミの持ち帰りを呼びかけたところ、15,000人もの来場者が訪れ音楽や食を楽しんだ後の会場にゴミはほとんど落ちておらず、名実ともにクリーンなイベントを実現できました。
2023年のHARVEST PARK翌日に行われたクリーン活動の様子
地域とのつながりを深める「HARVEST PARK 2024」へ
大盛況のうちに幕を閉じた初回からちょうど1年。今年も同じ文化の日、同じ場所でHARVEST PARKを開催します。昨年同様の環境対策を行うとともに、さらに充実のコンテンツをお届けできるよう準備を進めています。
地域の小学生や高校生も登場!音楽(メイン)ステージ&環境(サブ)ステージ
昨年のイベントの反響を受けて多くの地域のみなさんとのつながりが生まれ、今年はステージにおいて世代を超えた地域との連携が実現しました。
HARVEST PARK 2024のメインステージに出演するアーティストのみなさん
HARVEST PARK 2024タイムテーブル
Caravanをはじめ、おおはた雄一、児玉奈央、Nakamura Emiといった名だたるアーティストが登場するメインステージのオープニングには茅ヶ崎市立香川小学校の児童たちが登場し、会場に歌声を届けてくれます。
また、茅ヶ崎をフィールドに活躍するZ世代の環境活動家BENIRINGOがファシリテーターを務めるサブステージでは、末吉里花(一般社団法人エシカル協会)、善積真吾(リユース容器シェアリングサービスMegloo)、辻井隆行(Jリーグ執行役員、元パタゴニア日本支社長)らが環境に関するトークを展開。Caravan・はちいち農園によるトークにおいては、里山クリーン活動に参加している高校生も登場予定です。
若い世代のみなさんが、フレッシュな歌声とリアルな言葉を届けてくれることでしょう。
HARVEST PARK 2024のサブステージに登場するゲストスピーカーおよびファシリテーターのみなさん
ますます充実。誰もが“選べる”食と農の出店
昨年多くの人で賑わった食と農に関する出店も、今年はさらに充実。プラントベースの人も、小さなお子さんも、嗜好に合わせてどなたでも”選べる”ことを大切に、地域に根ざしたキッチンカーやフードブース、地元農家による農産物の販売ブースが並びます。こだわりの雑貨やアート作品の出店も含め、合計出店者数は、全53店。
音楽に心と体を揺らして、トークに耳を傾け、美味しいものをいただき、お店めぐりやワークショップを楽しんで。思いのままにお楽しみください。
HARVEST PARK 2024出店者のみなさん
HARVEST PARKがこの地の文化として根付いていくために
私たちはHARVEST PARKを少なくとも10年続けていきたいと思っています。それは、環境問題やゴミ問題といった今この世界で起こっている現実を知り、みんなで未来を創造していくHARVEST PARKのあり方をこの地の文化として根付かせ、次の世代へと手渡していきたいからです。
毎月の里山クリーンでは不法投棄の変わらない現状を目の当たりにしていますが、一緒に参加してくれている子どもたちによって、未来は確実に変わっていくと確信しています。また、今年はリユース食器を全てレンタルに頼るのではなく一部は自分たちで所有して飲食出店者に提供するという選択をしましたが、それも継続するという覚悟の上での決断でした。
今後もイベントの華やな側面だけではなく、地に足をつけてHARVEST PARKの信念もメッセージとして伝え、クリーン活動も引き続き継続して参ります。そして10年後には次の世代へパスし、地域に根付いたイベント・活動として残っていくことを願っています。
※私たちの想いについて詳しくは、よろしければホームページに掲載した主催者インタビューもご一読いただけるとありがたいです。
2024年11月3日、2回目のHARVEST PARKにぜひご期待ください。
HARVEST PARK 2024 イベント概要
日時:2024年11月3日(祝) 10:00~16:00
場所:神奈川県立茅ケ崎里山公園(茅ヶ崎市芹沢1030) 公園駐車場有、無料シャトルバス有
入場料:無料
後援:茅ヶ崎市、茅ヶ崎市観光協会、 FMヨコハマ、神奈川県立茅ケ崎里山公園、湘南スタイルmagazine
協力:ふるさとファーマーズ
協賛:Allbirds 、株式会社中央物産、株式会社エネマン、GOHEMP、Jリーグ、KEEN、みんな電力、SOYSCREAM!!!、TERRA
主催:HARVEST PARK 実行委員会
ホームページ:https://harvestpark-chigasaki.com/
Instagram:@harvest_park
X:@HarvestParkCGSK
YouTube:@HarvestPark-Chigasaki
問い合わせ先:[email protected]
(※)HARVEST PARKは神奈川県マグカル展開促進補助金の助成を受けて開催しています。
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
更新日:2024.10.16
11/3(祝)HARVEST PARK 2024開催決定!シンガーソングライター・Caravanらが主催する食・農・音楽をテーマにしたフリーイベント
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら
新着記事
【東京レトロゲームさんぽ】ドラゴンクエスト~未知の世界への冒険は今からでも始められる
RPG(ロールプレイングゲーム)とはなにか? 定義は難しいが、物語があり、主人公が成長していくゲームだと言われている。明確ではなくとも、感覚的に理解されている言葉だろう。RPGというジャンルをメジャーにした『ドラゴンクエスト』(以下ドラクエ)のすごさは、徹底的に「親しみやすく、遊びやすくした」ところに集約される。マニアしか知らない、もっと言えばマニアしか理解できないと思われていたものを、『ドラクエ』は面白さの本質を柔軟に伝えてくれたのだ。それゆえ世界的な支持を獲得し、最新作のナンバリングは11を数えるほどだ。さらに、多くのリメイクや派生作品まで生み出している。ゲーム専用機だけでなくPC、スマホも含めて、実に多くのプラットホームで遊べるようになっているのだ。
その三角地帯には何がある? 足立区と八潮市の河川・用水路合流地点を巡る【「水と歩く」を歩く】
2024年の11月頃、酉の市の起源と言われている足立区花畑(はなはた)の花畑大鷲神社に行こうと思い地図を見ていたところ、その近くに気になる場所を見つけた。毛長川(けなががわ)と伝右川(でんうがわ)、綾瀬川の3つの河川が集まる合流地点があり、河川に囲まれた三角地帯の先端は「桑袋(くわぶくろ)ビオトープ公園」となっている。いったいどんな風景が広がっているのだろうと気になり、訪れてみることにした。さらに足立区花畑から綾瀬川を渡り埼玉県八潮市に向かうと、そこにもまた河川の合流地点があることに気づく。今回は川や用水の流れに沿って歩きながら、その合流地点を巡る散策となった。
音声ARで巡る東京カルチャー再発見の旅「新たな一歩と伝統が織りなす東京の音色」に出かけよう
最新技術・音声ARの活用により、東京の街がいつもと違って見える、そんな新しい観光体験をあなたへ。あなたは物語の主人公になる! 音声ARで東京の歌舞伎や浮世絵・相撲といった伝統芸能、そして世界に誇るkawaii文化やマンガ・アニメをより身近に・よりエキサイティングに感じられます。そんな伝統と革新の出会い、「Old meets New」な東京の魅力を再発見できるイベントが「新たな一歩と伝統が織りなす東京の音色」です!本イベントでは、GPSを使った音声ARガイド「SARF」を活用。現地で楽しめる限定コンテンツをたくさんご用意しています。あなたは主人公で、超豪華なナビゲーターとともに物語の世界へ。ストーリーを追体験しながら街歩きすれば、東京だからこその魅力を感じられます。さらにエリア内のスポットをすべて巡った人へナビゲーターから特典が!そんな豪華ナビゲーターは2025年2月3日(月)に発表します。今すぐ「SARF」アプリをダウンロードして、東京の街へ出かけましょう!