リビエラグループ
『第5回LOVE OCEAN』の一環として、「藻場再生の見学会」開催。海上から見学する6/23は、子どもから大人まで誰でも参加可能な一般向け。水中に潜って見学するダイバー向けは、7/2開催。




 一般社団法人ブルーカーボンベルト・リビエラ研究所(神奈川県逗子市 代表理事 渡邊華子)は、「藻場再生の見学会」をリビエラ逗子マリーナにて、6月23日と7月2日の2日間限定で開催いたします。この取り組みは、特定非営利活動法人リビエラ未来創りプロジェクトが主催する広域な海沿いの環境配慮型地方創生プロジェクト『第5回LOVE OCEAN』の一環として、神奈川県を中心にマリーナ事業等を展開する株式会社リビエラリゾートと共催して実施します。
 アジアで唯一のサステナブルマリーナとして、国際環境認証「ブルーフラッグ」のマリーナ認証を取得している「リビエラ逗子マリーナ(2022~2024年の3年連続)」「リビエラシーボニアマリーナ(2024年)」において、2022年から日本初となるマリーナ内での藻場再生に取り組み、CO2を固定化するブルーカーボンと海の砂漠化と言われる「磯焼け」対策を行っています。  
 昨年初開催した「藻場再生の見学会」には小学生から専門家が参加され、大変多くの反響をいただき、今年も特別に藻場再生サイトでの見学会を実施いたします。
 藻場再生サイトを一般公開し実際に見ていただくことで、今、海で起こっている「磯焼け」や「ブルーカーボン」についての認知をひろげ、海洋保護や地球環境へのアクションにつながることを期待しています。

■磯焼け
 近年、地球温暖化などにより海の砂漠化「磯焼け」が急速に進み、魚のすみかである藻場が失われています。これは全国的に深刻な問題であり、岩場の裸地化が海洋生態系や水産業に大きな悪影響を与えています。
■藻場再生における効果
 ブルーカーボン生態系には、CO2吸収源のほか、水質の浄化、藻場の回復により魚が集まり漁獲が増える水産資源の活性化、環境教育、サステナブルな地域へ観光客増加など、さまざまな価値があり、地域への経済効果も期待できます。ブルーカーボン生態系への積極的な対策として藻場再生の取組が、地球温暖化の防止のみならず、生物多様性に富んだ豊かな海を醸成し、ひいてはわたしたちの豊かな生活に繋がります。
■ブルーカーボンベルト(R)
 海洋環境を正常化しブルーカーボン生態系を復活させるため、藻場再生を帯状に広げていく「ブルーカーボンベルト(R)」構想をリビエラは提唱しています。環境課題と地域経済の両軸に貢献するこの構想が日本全国へ広がり、日本の海がブルーカーボンベルト(R)に包まれることを目指しています。まずは、神奈川県の相模湾にブルーカーボンベルト(R)を広げ「湘南ブルーカーボン(R)」を構築し、広域な海辺の地域活性化に貢献します。
藻場再生プロジェクト
 リビエラ逗子マリーナとリビエラシーボニアマリーナにおいて、マリーナで日本初の藻場再生プロジェクトを展開しています。気候変動の緩和を目指したこのプロジェクトにより、炭素の吸収・固定化によるCO2削減、持続可能な海洋環境の再生、海洋生物の多様性保全や漁業資源の回復、地域経済の発展に貢献していきます。
<藻場再生の見学会>イベント概要
【開催日時】
1.6月23日(日)9:30~|海上から見学会 ※先着順
2.7月02日(火)9:00~|潜って水中から見学会 ※抽選

【開催場所】リビエラ逗子マリーナ
【公式HP】https://www.riviera.co.jp/event/sustainability/loveocean/
【チラシPDF】https://www.riviera.co.jp/files/_event_loveocean05_monbasaisei061823.pdf 

1.【海上から見学会】※先着順
日時:6月23日(日)9:30~11:30
集合:リビエラ逗子マリーナ・リビエラプラザA入口前
対象:一般(子どもから大人まで)
内容:ブルーカーボンベルトのセミナー、藻場再生サイトの見学 など



子どもから大人まで参加可能

2.【潜って水中から見学会】※抽選
日時:7月2日(火)9:00~12:00
集合:リビエラ逗子マリーナ本館前
対象:ダイバーのみ応募可能
(条件:潜水するため資格保有者)
申込期限:6/28 23:59締切
内容:ブルーカーボンベルトのセミナー、水中から見学 など
※集合後、まずはお着替えいただきます



水中に潜って見学(ダイバー向け)

<参加方法>
Step1:LOVE OCEAN公式LINEに登録
Step2:公式ホームページ または LINEのメニューから参加エントリー
【公式HP】https://www.riviera.co.jp/event/sustainability/loveocean/
【公式LINE】https://lin.ee/0SqCEOk

<LOVE OCEAN(ラブオーシャン)とは>
 リビエラグループは2001年のマリーナ事業開始と同時に気候変動に危機感を覚え、約20年前から環境保全活動を行っています。2021年より開始したLOVE OCEANプロジェクトでは、「美しく豊かな海を守り海の魅力を発信する」ことを目的に、あらゆる枠を越えた共創を目指しています。
 リビエラ逗子マリーナが国際環境認証「ブルーフラッグ」のマリーナ認証を2022年にアジアで初めて取得したことをきっかけに、海沿いの環境への取り組みが観光に与える大きな影響をヨーロッパの事例から学びました。「環境×観光」の考えを基に環境問題に積極的に取り組むことで、サステナブルツーリズム(サステナブルな観光を実現し、地方創生や持続可能な社会づくり)に貢献できると考えています。また、環境に配慮した海沿いを「LOVE OCEAN エリア」として認知を広げ、国内観光およびインバウンドへのサステナブルツーリズムを喚起することで、環境保全と地域経済の活性化を目指しています。
 常に海に身を置く私達リビエラから見える陸は、県市町の境界線のない美しいひとつのランドスケープ。そして環境問題も地理的な境界を越えて、地球に住む私たち全員に影響を与えています。自治体、企業、各種団体、地域団体、住民の方々、観光客などの垣根を越えた多くの方と手を携えてコミュニティを構築して知恵を出し合っていくことで、さまざまな課題を同時に対処していけると感じています。
 また、海からの視点で発信し、LOVE OCEANエリアを「環境の整った海の魅力あふれる”訪れたい” ”住みたい”まち」として確立し、国内およびインバウンドから注目を集め、ブルーツーリズムにも寄与していきたいと思っています。さらには、環境保全・地域振興・住民の満足の両立を目指すうえで、藻場再生による磯焼け問題の解決にも注力しており、ブルーカーボンベルト(R)の形成を目指しています。

<湘南コーストとは>
 広域にエリア設定することで同時に課題解決が可能になり、また心を一つにしていけるシンボルをつくるために、単独の海岸ではなくコーストの考えを提案しています。リビエラではウエストコーストやゴールドコーストに倣い、特に神奈川県の三浦から湯河原までを「湘南コースト」と名付けました。「湘南コースト」は地球規模で見ると小さなピースですが、環境に配慮された沿岸一帯とブルーカーボンベルト(R)を意識したコーストエリアとしてブランディングをしていきます。
「湘南コースト」がベストプラクティスな相模湾モデル/神奈川モデルとして、全国に広がることを目指しています。

<【LOVE OCEAN】過去のプレスリース>
第1回:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000049154.html 
第2回:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000144.000049154.html  
第3回:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000160.000049154.html  
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000163.000049154.html  
第4回:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000175.000049154.html 
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000180.000049154.html  
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000182.000049154.html 
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000188.000049154.html  
第5回:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000248.000049154.html  
  https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000247.000049154.html 
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000244.000049154.html
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000245.000049154.html 
<第5回LOVE OCEAN・関連イベント>
公式サイト:https://www.riviera.co.jp/event/sustainability/loveocean/

主催:特定非営利活動法人リビエラ未来創りプロジェクト
共催:株式会社リビエラリゾート/株式会社リビエラ東京/一般社団法人ブルーカーボンベルト・リビエラ研究所/一般社団法人日本海洋アカデミー
協力:立教大学
後援:神奈川県/豊島区(6/8のみ)/三浦市/横須賀市/葉山町/逗子市/鎌倉市/藤沢市/茅ヶ崎市/平塚市/大磯町/二宮町/小田原市/真鶴町/湯河原町/公益財団法人日本バレーボール協会/東京商工会議所豊島支部/大磯町商工会/茅ヶ崎商工会議所(一部申請中)
事務局:リビエラSDGsアクション実行委員会

《特定非営利活動法人リビエラ未来創りプロジェクトについて》
 リビエラグループが展開する事業は、大自然の恩恵なくしては成り立ちません。だからこそ私たちは世界中のさまざまな課題を自社の課題として取り組む社会的使命があると考えています。2006 年より活動をスタートした「リビエラ未来づくりプロジェクト」は、「環境」「教育」「健康医療(ウェルビーイング)」の3つの軸で全社員が取り組み、現在 SDGsを推進しています。その一環として、2012 年から「サステナビリティタウン・リビエラ逗子マリーナ」を掲げて、太陽光の利用やビーチクリーン活動のほか、ペットと共生するイベントの開催や、循環型農法を行うなど、サステナブルなまちづくりに取り組んでいます。また、電気自動車の普及活動を通して、CO2排出削減の意識向上に努めています。『マリブホテル』では、災害時に電気自動車からホテルフロントの照明やコンセントに電力が供給できるV2B(Vehicle to building)のシステムを日本のホテルでは初めて導入し、エコロジーと防災にも配慮したホテルを目指しております。そして2020年12月にはこの社会活動をさらに強力に推し進めていくために「特定非営利活動法人リビエラ未来創りプロジェクト」を設立。人々や団体を相互につなぎ合わせるHUB(ハブ)の役割を果たし、幅広い歩みを続けていきます。
公式WEBサイト:https://www.riviera.co.jp/sustainability/  
公式Instagram:https://www.instagram.com/riviera_sustainability/ 
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ