株式会社乗富鉄工所
福岡県柳川市・乗富鉄工所広場内にて開催/作り手とふれあえるワークショップ多数
株式会社乗富鉄工所(本社:福岡県柳川市、代表取締役:乘冨賢蔵)は、“ツクル”に触れて・知って・楽しむイベント「ツクルフェス2025」を2025年9月28日(日)10:00~16:00、乗富鉄工所広場内にて開催いたします。※雨天時は10月12日(日)に延期。延期の場合は9月24日(水)に公式HP・Instagram・Xにてお知らせします。

若手社員発、製造業の課題から生まれたツクルフェス
創業77年の株式会社乗冨鉄工所は、県内最大規模の水門メーカーです。河川や水路ごとにすべてオーダーメイドで設計・製造される水門は、分業制を取らない職人たちの技術と発想力によって支えられてきました。そんな水門メーカーがなぜフェスを行うのか──仕掛け人は、入社1~3年目の若手社員たちです。
数年前、当社は職人の高齢化や人材流出で深刻な人手不足に直面しました。経産省の統計でも製造業の人手不足は全国的な課題です。その解決の糸口は“業界の外に出ること”でした。デザイナーや町工場、学生と協同し商品を開発した結果、国内外のデザイン賞を受賞し、採用も好転。乗富鉄工所は再び息を吹き返しました。この会社の経験を原点に、「ツクルことの楽しさやかっこよさを多くのひとに届けたい」と企画されたのがツクルフェスです。
私たちの暮らしはモノであふれ、欲しいものはすぐに手に入る時代です。その一方で、生産性や効率が優先され、安さの裏側で“人”が消費されている現実もあります。ツクルフェスは、19世紀にウィリアム・モリスが唱えた「アーツ・アンド・クラフツ運動」のように、手仕事の価値を改めて見直し、ものづくりの本質を伝える場となることを目指しています。
今年も“ツクル”が集結!主な見どころ

2024年に開催したツクルフェスには、予想を大きく上回る約3,000人が来場。「子どもと一緒に夢中になった」「作り手と直接話せて感動した」といった声が多数寄せられ、会場は終日熱気に包まれました。この盛況を受け、今年はさらに出店者数・体験コンテンツともに拡充し“つくる楽しさ”を届けます。
またツクルフェスでは、各出店者への“取材”を通じて、一つひとつの「ツクル」に光をあてています。現在noteにて「作り手さんたちの物語記事」を随時更新中です。ぜひ作り手の想いやこだわりにも触れてみてください。
note▶https://note.com/tsukurufes
ものづくり体験一覧
KO?SUKE(自由お絵描きワークショップ)、Campana(革小物ワークショップ)、金栗窯(陶芸ワークショップ)、socca(精油を使ったオリジナル香水作り)、イケヒコ・コーポレーション(い草のワークショップ)、(株)モリサキ(型抜き革小物体験)、SiNG(石けんのワークショップ)、GURURI~ぐるり~(石の加工体験)、Zooz(もふもふ羊毛ワークショップ)、plants funshop natur(多肉寄せ植え体験/木工ワークショップ)、OIL MOUNT PRINTERS(シルクスクリーン印刷体験)、kukuruart(アルコールインクアート体験)、COKEBONコケボン(アニマルコケのワークショップ)、ヤマチク(竹のお箸削りワークショップ/豆つかみ体験)、LUNAMARE resinfactory(レジンアートの体験講座)、乗富鉄工所(溶接体験/工作体験)

OIL MOUNT PRINTERSのシルクスクリーン印刷体験
Zoozの羊毛ワークショップ
乗富鉄工所の溶接体験
ブランドショップ一覧
10YC(長く着られる日常着)、菊水ナーセリー(花苗/植物/雑貨)、ちいさなうつわや陶兎屋(陶器/陶雑貨)、宮田織物(はんてん/羽織り)、ワールドグローブ(手袋/ソックス)、石橋鉄工所(コースター)、村田木型(お香立て/コースター/花瓶など鋳物製品)、軍手工房(国産手袋/キッチンミトン)、(有)江口へらしぼり製作所(生活雑貨)、吹きガラス工房琥珀(吹きガラス作品)、mi-ito×itten(シーグラスアート/テクスチャーアート/刺繍アクセサリー)、i t i i t i/イチイチ(い草アクセサリー)、ノリノリライフ(アウトドア用品)

10YCの長く着られる日常着
ヤマチクの竹のお箸
村田木型の鋳物製品
フード&ドリンク一覧
柳川肉匠職人(有)清柳食産(日本で1番メディア露出が多い肉屋のカレーと炭火焼き)、おきん(握り立ておにぎり)、福岡大学商学部飛田ゼミ、魚久精肉総本店(ホットドッグ/スモークチキン)、ブルワリー柳河(柳川で造った味わうクラフトビール)、CRAZE COFFEE(コーヒー/その他ドリンク)、ワッフルタイガー(ワッフル/かき氷)、ぱす技研(粉もんイカ焼き/かき氷)

柳川肉匠職人(有)清柳食産の博多和牛黄金カレー
魚久精肉総本店のホットドッグ
ブルワリー柳河のクラフトビール
開催概要
日時:2025年9月28日(日)10:00~16:00
会場:株式会社乗富鉄工所 広場内(福岡県柳川市三橋町柳河)
マップ:https://x.gd/rQM5S
雨天延期:2025年10月12日(日)
延期告知:9月24日(水)に公式HP・Instagram・Xにて発表
アクセス
・柳川市役所より無料シャトルバス運行
・西鉄柳川駅発のJR佐賀駅行きバスに乗車し、「枝光」バス停で下車。そこから徒歩約5分で会場にアクセス可能
・会場周辺に無料駐車場あり(約100台)
※詳細なシャトルバス時刻表・駐車場案内は公式Instagram(https://www.instagram.com/noridomitekkousyo/)をご覧ください。
株式会社乗富鉄工所 代表取締役 乘冨賢蔵より
「数年前、職人の離職が相次ぎ、私たちは大きな経営危機を経験しました。そこから復活するきっかけとなったのは、“つくることの楽しさ”を改めて見直したことでした。若手社員たちが中心となって始めたツクルフェスは、まさにその象徴です。私たちのビジョン「OPEN THE GATE」の言葉どおり、門を開いたことで人が集まり、想いがつながり、地域に新しいにぎわいが生まれました。AIやデジタルが進化する時代だからこそ、「つくるひと」「つかうひと」「つたえるひと」がつながることには大きな価値があります。つくるひとがきちんと作ったものを、つたえるひとが丁寧に伝えて、つかうひとが愛着をもって長く使う。そんなつながりが、私たちの暮らしを豊かにするのだと信じています。このフェスを通じて、そうしたつながりを若い世代へ広げ、地域に新しい未来をつくっていきたいと思います。」
鉄工所の挑戦が、柳川市を動かす一大イベントに
水門メーカー・乗冨鉄工所が昨年から始めたものづくりイベント「ツクルフェス」。専門外の取り組みにもかかわらず約3,000人が来場し、柳川の街を大きく動かす出来事となりました。その熱気は地域に広がり、「食」に焦点を当てた姉妹イベント「タベルフェス」が生まれるほどに。さらには、柳川ブランド推進協議会の共催も加わり、鉄工所発の挑戦が地域公認の一大イベントへと進化しました。

姉妹イベント「タベルフェス」概要福岡県柳川市の老舗味噌蔵・鶴味噌醸造が主催する「タベルフェス2025」は、柳川の食と発酵文化を五感で楽しむ体験型イベントです。
会場は、国登録有形文化財である赤レンガ倉庫「並倉(なみくら)」を含む鶴味噌敷地内。
柳川の「おいしい」がどこから生まれて、どこへつながっていくのか。これまでの柳川の「おいしい」と、これからの柳川の「おいしい」を、みんなで食べて、学んで、感じる、そんな一日になりますように。
開催日時:2025年9月27日(土)10時~16時
※雨天の場合、2025年10月11日(土)に延期
会場:鶴味噌醸造株式会社 敷地内(福岡県柳川市三橋町江曲216番地)
詳細は鶴味噌公式Instagramから:https://www.instagram.com/tsuru_miso
タベルフェスプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000157637.html
【会社概要】
会社名:株式会社乗富鉄工所
本社:福岡県柳川市三橋町柳河934-4
創業:1948年
事業内容:水利施設機械製造、工事、保守、プラント機器修繕・保守、オーダーメイド製造、受託製造、アウトドア用品・家具の製造販売
公式サイト:https://noritetsu.com/
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社乗富鉄工所 ツクルフェス担当
MAIL:[email protected]
TEL:0944-73-6177
公式Instagram:https://www.instagram.com/noridomitekkousyo/
※タベルフェスについては鶴味噌醸造株式会社へお問い合わせください。
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