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スペインの鬼才ROSTO追悼上映<存在証明> ROSTOの生きざまに共鳴した末永賢監督による ※1 縦型オマージュ映像12編が完結!特設サイトがオープンしました!※1『頭脳警察50 未来への鼓動』監督
2019年に50歳の若さで急逝したスペインの鬼才ROSTOを偲んで
8月16日(土)より渋谷イメージフォーラムで開催されるROSTO追悼上映<存在証明>
ROSTOの生きざまに共鳴した映画監督末永賢による
縦型ショート・オマージュ映像12編が完成。
そのすべてを一挙に見られる特設サイトがオープンしました。
https://rosto.jp/movie.html

縦型オマージュ映像12編は、ROSTOのダークで想像力溢れる映像をベースに、各テーマに因んだ詩的なメッセ―ジを組み込んだ映像詩となっています。

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ようこそ、ROSTOの夢世界へ by 末永賢
『ニクスの怪物』へのオマージュ映像 (2編)
『四つの悪夢』へのオマージュ映像 (10編)
W1_夢と現実/W2_真摯なる脱出/W3_孤独な骨を鳴らせ/W4_旅の逆説/W5_幻への挽歌/W6_ 箴言と再生/W7_悪いが俺たちは死に過ぎている/W8_鋭利な断片について/W9_沈む迷宮/W10_冥界の囁き
<末永賢プロフィール>

映画監督・末永賢のプロフィール
末永賢(すえなが・けん)劇映画界で鈴木清順、小沼勝ら鬼才の門下を経て監督活動を開始。実録映画『日本犯罪秘録・チ37号事件』『長官狙撃』などを手がけ、社会派の視点と骨太な演出で注目を集める。近作は長期取材を経て伝説のパンクバンド「頭脳警察」を追った『zk/頭脳警察50 未来への鼓動』。音楽と歴史認識の弾道を交叉させ、時代に放射されつつ闘う頭脳警察の側面に肉薄した、実録とフィクションを自在に往来し時代と人間の深層を描く、との評価もあるが本人は「映像作家」の肩書きを嫌い「活動屋」を称する。次回作は棟方志功と近代史を穿つ作品という情報があるが未詳。
<末永賢監督コメント>
ぼくらには既にROSTOと語り合う機会を失っているのだろうか?
答えは否だ。彼が刻みつけた映像と音楽、その修辞法を前に言語は不要だ。魂が漂うのが、あの世なのかこの世なのかは大きな隔たりではない。そう、ROSTOの発する微動は今もぼくらの傍に振動しているはずなのだ。それを感じるか否かが大きな差異なのだろう。しばしの間、そんな闇に身を浸してみるのも悪くはないはずだ。亀裂はすぐそこにある。
限定豪華本“Mind My Gap”も緊急入荷
上映作である『四つの悪夢』とドキュメンタリーは、ROSTOの死後、アカデミー賞受賞短編『LOGORAMA』や『ユニコーン・ウォーズ』のプロデューサーとして知られるニコラス・シュマーキンによってヨーロッパ各地で上映されました。
ニコラスはまた、ROSTOが16年間にわたりオンラインで発表し続けていた作品群を、210頁のグラフィック・ノベルと2枚のCDを含んだ“Mind My Gap”という豪華限定本として出版しています。
(劇場および特設サイトにて販売予定)
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以下、ROSTO追悼上映<存在証明>の概要です
ROSTO追悼上映「存在証明」の概要

企画意図:
2019年に急逝したオランダの映像作家・アーティストROSTOの作品を日本で初めてまとめて紹介する企画
会場:東京・シアター・イメージフォーラムで先行公開
上映作品
1. ROSTOの遺作『四つの悪夢』、
2. 短編ドキュメンタリー『すべてが変わったようで、何も変わっちゃいない』、
3. パペット・ミュージカル・アニメーション『ニクスの怪物』の3作品を同時上映(全95分)
イメージフォーラム作品案内
チケット料金 一般1,900円、大学・専門学生1,400円、60歳以上1,400円、会員1,300円、障がい者割引1,300円。毎月1日と毎週月曜日は一律1,300円imageforum.co.jp。
。
上映作品の詳細
1. 『四つの悪夢(Thee Wreckers Tetralogy)』

・2020年製作。フランス・オランダ合作で上映時間45分>
・英題は Thee Wreckers Tetralogy
・作品内容 - ROSTOが約15年かけて作り上げた短編4部作を再編集した作品。彼がかつて在籍していた幻のパンクバンド〈THEE WRECKERS〉の“存在しないレコードのミュージック・ビデオ”として、
“No Place Like Home”(2008)、“Lonely Bones”(2013)、“Splintertime”(2015)、“Reruns”(2018) の4本で構成される.
・背景・制作 - 1990年代から自らのスタジオ ROSTO A.D’を拠点に『Mind My Gap』というマルチメディアプロジェクトを展開していたROSTOは、これらの短編を“存在しない音楽映画”として制作した。作品は2019年に病気で他界した後、盟友でプロデューサーのニコラス・シュマーキンが四部作をまとめて再編集し、『四つの悪夢』として世界各地で追悼上映された。
・ 押井守審査委員長 第1回新潟国際アニメーション映画祭で「境界賞」を受賞
2. 『すべてが変わったようで、何も変わっちゃいない』
・2020年製作の短編ドキュメンタリー。フランス・オランダ合作。20分

・監督 - ジョアン・コスタ&ローベン・グラディセン。
・内容 - ROSTOの創作人生を追った作品で、本人やバンド〈THEE WRECKERS〉が登場する。四部作完成の背景や彼の多彩な活動を記録しており、追悼上映に合わせて上映される。
3. 『ニクスの怪物(The Monster of Nix)』

・ 2011年製作。オランダ・フランス・ベルギー合作30分
・監督・脚本・作曲 - ROSTOが監督・脚本・作曲を務めたパペットとCGを組み合わせたミュージカルアニメーション
・物語 - のどかな村ニクスで“すべてを食いつくす怪物”が現れ、少年ウィーリーがひとりで立ち向かう。怪物に連れ去られた祖母を探すため魔法の森へ足を踏み入れ、不思議な出来事に翻弄されながら真実に近づいていく。
・キャラクターと声の出演 - ウィーリーを助ける臆病なレンジャーの声をテリー・ギリアム、黒い鳥バージルの声をトム・ウェイツが担当する。ROSTOと親交の深いアーティストが声優として参加しており、音楽は彼自身が作曲し、メトロポール・オーケストラが演奏している
・制作背景 - ROSTOが5年の歳月をかけて制作した伝説のパペット・ミュージカル・アニメーションで、彼の代表的な複合メディアプロジェクト「Mind My Gap」のキャラクターも多数登場する.2019年に急逝した彼の才能が凝縮された作品として評価されている。
ROSTO監督の経歴
・オランダ出身の映像作家ROSTOはグラフィックノベル、音楽、映像を横断した多彩な活動で知られ、カンヌ国際映画祭など多数の映画祭で短編作品が受賞した。1990年代から複合メディア企画「Mind My Gap」を展開し、映像と音楽の境界を曖昧にする革新的な試みに取りくんでした。
シアター・イメージフォーラムで8月16日(土)から始まるROSTO追悼上映〈存在証明〉では、遺作『四つの悪夢』、彼の創作人生を追う短編ドキュメンタリー『すべてが変わったようで、何も変わっちゃいない』、そして伝説のパペット・ミュージカル・アニメーション『ニクスの怪物』の3作品が同時上映される。各作品の詳細やチケット情報は上記の通りであり、ROSTOの世界観と彼の多彩な才能に触れられる貴重な機会となっている。
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