株式会社 マザー牧場
今後は、天候に恵まれ順調に成長を続けていけば、7月下旬には株間にある隙間が見えなくなり、満開を迎える見込み。


マザー牧場「桃色吐息」(2025.7.18撮影)

 マザー牧場(千葉県富津市)では、千葉県生まれのペチュニアの一種である「桃色吐息」の花畑が見頃です。
先日、千葉県に接近した台風5号による被害を心配していましたが、一時的に花びらを閉じ雨から身を守る「桃色吐息」の性質のおかげで無事に耐え抜き、現在は再び綺麗な花を咲かせてくれています。
今後は、天候に恵まれ順調に成長を続けていけば、7月下旬には株間にある隙間が見えなくなり、満開を迎える見込みです。
一面に広がる花畑と青空の競演や、小道を利用し360度お花に囲まれている様な景色など、夏だけの絶景をお楽しみください。


マザー牧場「桃色吐息」

マザー牧場「桃色吐息」





「桃色吐息のお花畑」がマザー牧場に登場して、今年で12年目の節目を迎えました。
実は、これまでにはたくさんのトライ&エラーがあり、咲き具合にムラが出来てしまった年や、長雨によるダメージに苦しむ年など、様々な困難がありました。
そんな12年の経験を活かし、今年は約5,000平方メートル もの広大な花畑で一斉に花が咲き揃い順調に見頃を迎えることが出来ました。

マザー牧場 お花担当スタッフ


花畑に植えられている桃色吐息の数は、約2万株。これらを約5,000平方メートル もの「花の谷」の畑に全て手作業で定植しています。手作業のため時間がかかりますが、短期間で一気に2万株を定植しないと成長にムラが出てしまうのはもちろん、たくさんのスタッフで同じように植えるためには工夫をしたり、ただ苗を植えるだけでもたくさんの経験が必要でした。
他にも、雨の少ない時は5,000平方メートル もの敷地に朝晩にホースで水やり、雑草の処理、  桃色吐息は横へ茎をのばして成長する植物のため途中に手作業で切り戻しの実施、雨や台風などの被害対処、病気の予防など、日々お花と向き合い状態を観察し時には勉強しながら管理を行っています。



マザー牧場「桃色吐息」定植の様子

マザー牧場「桃色吐息」定植の様子


桃色吐息は7月上旬~9月下旬までと比較的長く楽しめるお花です。広いお花畑を綺麗に長期間維持するのは簡単ではありませんが、お客様に「お楽しみいただきたい!」その一心で、これからも経験を活かし工夫をしながら管理を続けていきます。
桃色吐息のお花畑を見た時には、ぜひそんなスタッフの愛情や手間暇にも少し思いを寄せていただけると嬉しいです。


桃色吐息 概要
●開花時期
 7月上旬~9月下旬
●場所
 マザー牧場 まきばエリア 「花の谷」       
●株数
 約20,000株
●植栽面積
 5,000平方メートル
●Webページ
 https://www.motherfarm.co.jp/information/news/detail.php?CN=407304
●桃色吐息動画(過去満開時の様子)