特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス
まちの図書室「やつかブンコ」の活動促進のために
障害の有無、国籍、年齢、性別、文化など異なる人が存在する社会を楽しむための自然な機会を創る「ごちゃまぜ」活動の一環として、ソーシャルスクエア草加谷塚(運営:NPO法人ソーシャルデザインワークス 代表理事:北山 剛)で実施される小さな図書室「やつかブンコ」は、この度、「草加市ふるさとまちづくり応援基金」に採択されたことをお知らせします。

ソーシャルスクエア草加谷塚では、「R7年度草加市ふるさとまちづくり応援基金」で獲得した資金を用いて、有志職員による「やつかブンコ」の取り組みとして地域住民への図書の貸し出しや交流場所の提供、本にまつわる各種ワークショップやイベントの主催や共催を実施していきます。
草加市ふるさとまちづくり応援基金について
草加市では、市民活動団体の主体的なまちづくり活動を支援するために、平成16年度より草加市ふるさとづくり基金(平成2年設置)の原資(2億5千万円)を引き継ぎ、「草加市ふるさとまちづくり応援基金」を設立しています。
同基金は、草加市みんなでまちづくり自治基本条例に基づき実施されています。
草加市を舞台として多くの市民活動団体が草加への「おもい」を「かたち」にし、初動期活動の支援から自立できる市民活動団体として同基金が役立てればという願いから設立されました。(草加市HPより)
草加市ふるさとまちづくり応援基金HP
採択経緯
ソーシャルスクエア草加谷塚では、障害福祉サービス事業として就労移行支援や自立訓練(生活)を行う他、障害の有無、国籍、年齢、性別、文化など異なる人が存在する社会を楽しむための自然な機会を創る「ごちゃまぜ」活動の一環として、有志職員により「やつかブンコ」という地域の私設図書室をR7年度5月より運営しています。

「R7年度草加市ふるさとまちづくり応援基金」に応募するにあたっては、草加市谷塚地域のまちづくりに参画し、少しでも地域の皆さんに活かされる福祉事業所でありたいという思いがありました。そのための整備を進めたり活動を拡充したりするため本基金に応募し、この度採択されることと相成りました。
「福祉」と「まちづくり」の結びつきは社会的にまだまだ薄い中で、草加市では福祉のためのまちづくりに留まらず、福祉が主体的にまちづくりに参画する取り組みを進めています。
ソーシャルスクエア草加谷塚においても、本を通した地域住民のつながりをつくるという点で、まちづくりの一助となる活動を展開していければと考えています。
今後の展望
私設図書室としての本の貸し出し、閲覧・自習場所としての開放のほか、各種イベントを実施予定です。
情報公開:
やつかブンコinstagram
ソーシャルスクエア草加谷塚instagram
ソーシャルスクエアHP
ソーシャルスクエア草加谷塚店について
「ソーシャルスクエア草加谷塚」は、ソーシャルスクエアの10拠点目として2025年4月にオープンする事業所。社会とつながる一歩を踏み出すための自立訓練と、自分らしい働き方を模索するための就労移行支援を提供する、埼玉県草加市にある多機能事業所です。

かつて日光街道の宿場町として通り行く人々が足を休める場となっていたように、「ソーシャルスクエア草加谷塚」もほっと一息つける場所を目指しています。社会の窮屈さから抜け出し心にゆとりが生まれると、新しいことに目を向けられるようになる。そしてまた一歩踏み出す勇気が芽生え、一人ひとりの可能性が広がっていく。ソーシャルスクエアを起点に暮らしを広げながら、より豊かな人生をともに歩んでいきましょう。
ソーシャルスクエア草加谷塚HP
NPO法人ソーシャルデザインワークスについて
私たちは、仲間同士が感謝しあい、お互いの幸せを追い求め、協力しあう風土と、多様な考え、様々な生き方や働き方を尊重しあい、応援しあう文化を醸成していくチームであり続けます。その中で、20年後の未来・社会に向けて、人・街・文化に対する様々な社会貢献活動をしていきます。
私たちが全国の拠点で諦めずに行動していくことが地域の人たちの勇気となり、それが多くの人たちの人生の豊かさに繋がるような諦めない一歩を踏み出せる社会を創っていきます。
特定非営利活動法人ソーシャルデザインワークス
全国で障害福祉事業所「SOCIALSQUARE(ソーシャルスクエア)」を展開。就労移行支援・自立訓練(生活訓練)・就労定着支援サービスを実施。
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