フォーステック
~日本の空港で初めて“SmaGO”の運用実証事業を開始~
株式会社フォーステック(代表取締役 兼 CEO 竹村 陽平)、成田国際空港株式会社(代表取締役社長:田村 明比古、以下「NAA」)、MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上火災保険株式会社(社長:舩曵 真一郎)は、成田空港第1ターミナル展望デッキにおいて9月18日から10月17日まで、IoTスマートごみ箱「SmaGO」を設置し、運用実証事業を開始しました。国内の空港での設置は初となります。 運用実証事業を通じて、成田空港の清掃業務の効率化や空港施設全体の美観維持につなげてまいります。さらに、日本の玄関口である成田空港から、観光地の観光環境保全に対する啓発や、ごみ回収の効率化による人手不足の解消に貢献していきます。
1.背景
今年度は、日本を訪れる外国人旅行者数が3500万人に達し国内消費額は8兆円に達すると推計されるなど、多くの観光客が日本を訪れています。一方、日本では自治体の持ち帰り推奨によりごみ箱が撤去されるケースが多く、訪日外国人旅行者のアンケート調査(※1)では「ごみ箱の少なさ」が最も多い困り事として挙げられており、
対処が急務となっています。また、ごみ回収業務では人材採用や定着が課題であり、効率化に資するデジタル技術の活用が期待されています。
※1:観光庁「訪日外国人旅行者の受入環境に関する調査
( https://www.mlit.go.jp/kankocho/news08_00004.html ) より出典
2.事業の全体像
NAAは、回収業務の負担低減効果を検証するため、成田空港第1ターミナル展望デッキに「SmaGO」を9台設置します。ごみ回収の効率化を図りつつ、環境にも配慮したスマートごみ箱により、SDGsの達成に向けた取り組みを推進します。
3.SmaGOとは
「SmaGO」は、株式会社フォーステックが展開する、スマートごみ箱を活用したソリューションです。
当ごみ箱は、上部のソーラーパネルで発電した電力を活用し、ごみ箱の中のごみを圧縮でき、一般的なごみ箱で換算すると約500L相当のごみを一度に収容できる特徴を有しています。また、内蔵センサーによってごみの集積状況をリアルタイムに把握することが可能です。これらの特徴から全国各地でごみ回収の効率化・最適化ならびに街の美化を実現しています。
4.今後の展開
本事業の結果を踏まえ、ごみ管理の効率化や環境保全意識の向上につながる取り組みを全国に拡大し、
ごみ回収に係る人手不足の解消を支援してまいります。
以 上
<本件に関する報道機関からのお問い合わせ先>
【SmaGoに関すること】
株式会社フォーステック 広報(TEL:03-3453-7140)
【成田国際空港に関すること】
成田国際空港株式会社 旅客ターミナル部 香取・福島(TEL:0476-34-5551)
【運用実証事業全般に関すること】
三井住友海上火災保険株式会社 公務開発部 開発チーム 石田(TEL:03-3259-4384)
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら
新着記事
2月最初の午の日「初午」に食べるのは、京都でしか見かけない野菜・畑菜の辛子和え
1~2月頃、京都市内の昔から営んでいる八百屋さんを訪れたことってありますか? その時期の京都でしか見かけない野菜が並んでいるんです。それは畑菜。そして、そんな畑菜を京都の旧家では、2月の初午の日に辛子と和えて食べる風習があるといいます。また同じ初午の日に、おいなりさん(いなり寿司)と粕汁も食べるんだとか。イラストを拡大して見てください~。
「雪はどうして白い?」「雪の日は静かなのはなぜ?」冬に知りたい雪の疑問を解決!
はらはらと降り積もる真っ白な雪。銀世界に一変した世界は、冬限定の楽しみです。特に、めったに雪の降らない太平洋側の地域では、舞い落ちる雪にロマンを感じる人もきっといるでしょう。そんな神秘的な雪には数々の不思議が詰まっています。「雪はどうして白く見えるのか?」「雪の日は静かに感じるのはなぜ?」など、雪に関する素朴な疑問にお答えします。
真の昼飲み酒場を求めて。川崎大師『とと家』で至福の参拝帰り酒を!
「酒場で酒を飲む」=「夜」であるイメージが真っ当な社会人だと思うが、私のように真っ当ではない社会人からすると、夜はもちろん、昼に酒場で飲むことも大変重要なことなのだ。その昼飲みにおいて、非常に困難な命題がある。それが“ちゃんと酒が飲める”ことだ。どういうことかとございますと、暗にランチタイムの“ついで感”でないことだ。コロナ禍で劇的に発展したのが酒場でのランチ営業やお弁当だ。普段ランチタイムをしなかった酒場が、経営継続のためにランチ営業をはじめて、そこで定食や弁当を食べることができるようになった。これは非常に喜ばしいことで、夜に入れない人気店にも入りやすくなったり、なんといっても昼飲みができる場所が増えたのだから。コロナ禍で唯一の貢献といってもいい。ただね……ただですよ? なんか、ちょっと違うんですよ。確かに昼飲みができるが、結局ランチ営業のためにやってるサービスなんで、夜の料理が食べられなかったり、何よりスーツ姿のサラリーマンの中でゆっくり酒を飲むというのが、いくら真っ当でなくともいくぶん憚(はばか)られる。周りはさっさと定食を平らげて仕事に帰る中、「すいません、瓶ビールもう1本」なんて、なかなか言い出しにくい。だから私にとって、真に昼飲みできる酒場というのは非常に貴重でありがたいのだ。例えば、中休憩なしの昼時から営業していて、夜のメニューなんて関係なく、メニューにあるものはいつでも注文OK。あー、店の雰囲気的にも「えっ、こんな時間から飲むの?」みたいな空気は微塵もなく、さらに料理はおいしいのが理想だ。……という、くだらないことを述べているが、私は本気だ。そんな本気を、稀(まれ)に叶えてくれる昼飲み天国があるからヤル気が出ちゃう。