株式会社DANGAN
9月21日(土)後楽園ホールにて開催される「WHO‘S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT Vol.23」を、U-NEXTにて独占ライブ配信いたします。




【メインイベント】日中平和友好親善試合スーパーライト級8回戦


堀池空希(横浜光)22歳  <WHO'S NEXT強化育成指定選手>
デビューから2戦連続1ラウンドKO勝利!
日本中量級のホープ、注目のプロ3戦目!!




【セミファイナル】日中平和友好親善試合バンタム級8回戦


伊藤千飛(真正)19歳 <WHO'S NEXT強化育成指定選手>
デビュー戦はわずか55秒でTKO勝利!
世界王者も認めたセンス抜群の19歳、プロ2戦目へ!!



■見所
「WHO'S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT vol.23 & G.O.A.T.MATCH vol.4」は、日中平和友好親善試合。日本vs.中国の8回戦が4試合組まれた。
 メインとセミにはそれぞれ「WHO'S NEXT強化育成指定選手」が出場する。U-NEXTが売り出す、将来性豊かな逸材である。
 メインを任されたスーパーライト級の堀池空希(横浜光)はプロ3戦目。これまでの2戦はいずれもボディーブローによる初回KOで終わらせた。といってタイソンのような速戦即決の剛腕型ではない。「毎試合、最終ラウンドまで戦う気持ちでいます」と22歳のホープは強調する。
 持ち味のスピード、そして左ジャブで試合をつくるオーソドックス・タイプ。連続初回KOは、相手の隙を見逃さず正確に突いた結果だ。
 さる6月のプロ2戦目はフィリピンで行われた。日本とは異なる環境での体重調整が勉強になったという。「自分の階級では海外で試合をする必要も出てきますから、今後に必ず役立つと思います」――将来を見据えた発言と受け取ってもいいだろう。世界の中量級は海外に市場があるからだ。
 兵庫県神戸市出身。極真空手世界大会準優勝の父を持ち、2歳で空手を始め、小学1年からは野球。高校へも野球で進学するつもりが、中学2年で偶然キックボクシングの試合に出てそのまま転向。パンチの練習をしようとボクシングを始めたのは西宮香風高校3年の時だった。以来ボクシングひと筋。東洋大学ではポイントゲッターとして活躍し、全日本選手権も準優勝。
 今回対戦するワン ラクセンは8勝5KO1敗のサウスポー。近年来日する中国選手とはイメージが違い、慎重なボクシングをする。「結構きれいな型で、組み立ててくる。前の右手もたくさん使ってくるので、しっかり見て、応じて動きたい」と堀池は言っている。
 この夏は佐々木尽(八王子中屋)や李健太(帝拳)ら、チャンピオンたちとスパーリング。
「メインはやはりうれしいです。プレッシャーは感じませんけど」と試合の日を楽しみにしている。「1試合1試合しっかり勝っていけば上がっていける」と優等生発言の堀池。
 一方で、東洋大からは卒業と同時に5人もプロの世界に飛び込んでいる。「同期で一番最初にベルトを獲る」のが堀池の密かな目標だ。
 セミの伊藤千飛(真正)はフレッシュな19歳。プロ2戦目で初のA級戦となる。こちらもデビュー戦は開始55秒でTKO勝ち。実質3分も経験せずに8回戦のリングに上がろうというのだから、その期待の高さがうかがいしれる。
 伊藤も幼少時からの格闘技経験が豊富だ。3歳でスタートしたキックでは200戦ほど戦った。キックであるのに蹴りを使わなかったため、周囲の勧めもあってボクシングへ。小学5年の時だ。中学時代はUJ(アンダージュニア)大会に優勝した。大阪・興國高校で選抜大会を2度制した。
 憧れは井上尚弥(大橋)。そのプロデビュー戦からすべて観ているというモンスター・マニアで、井上のようにどんなパンチでも相手を倒せるようになるのが伊藤の理想である。
 8月下旬には上京して寺地拳四朗(BMB)の胸を借り、スパーリングも重ねた。
寺地は「すごく良いジャブを持っている、世界に挑戦できるレベルに今であると思う」と評した。
こうした貴重な経験が伊藤の血肉となるに違いない。
 2戦目の相手のラン コウコウは12戦してKO負けがない。伊藤は「パンチがあると聞いているのでガードにも気を付けて、KOで倒したいです」。
 ちなみにメインの堀池とは親交がある。今回共演が決まって伊藤は「僕が空希くんに絶対につなげます」と伝えたそうだ。「ほかの“WHO'S NEXT強化育成指定選手”が結果を残しているので、次は僕が抜け出すぐらいの試合をしたい」とも。

◇堀池&伊藤が挑んだチャンピオンたちとのスパーリング映像はこちらから!!


超有望株 同級生の2人がガチスパー佐々木尽VS堀池空希映像はこちらから↓