株式会社アートスペース
わずか15歳で漫画家デビューし、今年画業70周年を迎える水野英子氏。初期からの作品を一堂に、自身初の大きな個展を東京有明ART SPACE SKY GALLERYで開催。貴重な原画や当時の資料なども!
『エリザベート』1993年
トキワ荘に居住した漫画家の紅一点でもあり、時代を切り開いてきたその作風は、後の漫画家たちに大きな影響を与えてきました。そのスケールの大きい作風から、女手塚(女性版手塚治虫)と呼ばれることもある水野英子氏。
そんな漫画界の巨匠・水野英子氏が今年 画業70周年を迎えます。これを記念して今まで歩んできた軌跡をたどり、貴重な原画や資料によるこれまでの水野の仕事が一望できる展示会が東京・有明SKY GALLERYにて行われます。
『白いトロイカ』1964年
『星のたてごと』1960年
初期の作品から近年の作品まで、約200点以上の画稿が複製原稿にて展示されます。また、ルジマトフへのオマージュ作品として描き上げた貴重な原画も並び、ファンならずとも漫画を愛する人には一見の価値がある今回の個展。
作品の主となる扉絵や代表的な作品は、ピエゾグラフという高画質技術により版画作品として当時の原稿を再現し、展示販売いたします。版画作品にはすべて水野英子氏の直筆サイン入り。
水野氏の歴史を彩ってきたその時代時代の貴重な資料や、各週末には作家来場もイベントも行われます。
雑誌『漫画少年』に投稿作品を描いてから 今年でちょうど70年になります。
本年、皆様方のご協力のおかげで大きな展を開けることとなりました。
70年間の仕事の歩みです。
今一度 ご覧いただければ嬉しく存じます。
~水野英子より~
『ファイヤー!』1969年
水野英子 <来場予定イベント>
EVENT 1.「水野英子 サイン会」
9月28日(土)午後2時~午後4時
10月14日(月・祝)午後2時~午後4時
~サイン会参加注意事項~
※会場にて版画(複製原画)の受注、または会場内で書籍を購入いただいた方がサイン会の対象となります。
※お持ち込みの品へのサインはいたしかねます。予めご了承ください。
※当日は係員の指示に従い、他のお客様にご迷惑をおかけにならないようお願いいたします。
EVENT2. 舞踊「薔薇のワルツ」
10月6日(日)13:00~、15:00~ (1日2回公演)
出演者:アートスタジオ萩谷京子現代舞踊研究所ジュニア部より
水野の作品にインスパイアされたパフォーマンスをギャラリーにて、一日2回公演で少女達が舞い踊ります。
EVENT3.水野英子と青島広志によるギャラリートーク 「その頃 私は」
10月12日(土)14:00~
水野英子と旧知の仲でもある音楽家・少女漫画研究家でもある青島広志とのギャラリートーク。水野の展示作品に囲まれながら、この二人のアーティストだからこそ気兼ねなく話せる距離感の近いアットホームな内容でお送りいたします。
※各イベントは状況により、内容が変更になることもございます。
開催概要
会期: 2024年9月28日(土)~ 10月14日(月・祝)
正午12時~午後6時
入場料:無料
会場: ART SPACE SKY GALLERY
住所:135-0063 東京都江東区有明3-7-26
有明フロンティアビル Bタワー11階
TEL: 03-6379‐8885(代表)
最寄り駅:ゆりかもめ・東京ビッグサイト駅より駅直結、徒歩1分
りんかい線・国際展示場より徒歩6分
アクセス→ https://www.artgallery.co.jp/access/
【水野英子 公式X(旧Twitter)】https://x.com/mizunohideko
【水野英子 公式HP】http://mizuno.x0.com/
【アートスペース 公式X(旧Twitter)】https://twitter.com/g_artspace
■水野英子
1939年 山口県下関市出身
小学3年の時、手塚治虫先生の作「漫画大学」を見て強烈なファンとなる。
その後「漫画少年」誌に投稿を続ける。
14歳の時の投稿作『赤毛の小馬』が手塚治虫の目に止まり、編集員 丸山昭氏へ紹介される。
1955年 “少女クラブ” 8月号でカット・コママンガ3点でデビュー。
1958年 3月~10月 トキワ荘に入居
赤塚不二夫、石森章太郎(後・石ノ森)氏と合作 U・マイア(ペンネーム)の仕事をする。
・代表作
『星のたてごと』『白いトロイカ』『ハニー・ハニーのすてきな冒険』『ファイヤー!』等
・受賞
1970年『ファイヤー!』第15回小学館漫画賞受賞
2010年「すべての活動に対して」第39回日本漫画家協会賞文部科学大臣賞を受賞
2023年「漫画文化を正しく伝える活動」に対して文化庁長官表彰
株式会社アートスペース
商号 : 株式会社アートスペース
代表者 : 代表取締役 福岡敏郎
所在地 : 〒135-0063 東京都江東区有明3-7-26 有明フロンティアビル Bタワー11階
設立 : 1983年2月
事業内容: 絵画、版画の制作、販売、展覧会の実施など
URL : https://www.artgallery.co.jp/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら
新着記事
2月最初の午の日「初午」に食べるのは、京都でしか見かけない野菜・畑菜の辛子和え
1~2月頃、京都市内の昔から営んでいる八百屋さんを訪れたことってありますか? その時期の京都でしか見かけない野菜が並んでいるんです。それは畑菜。そして、そんな畑菜を京都の旧家では、2月の初午の日に辛子と和えて食べる風習があるといいます。また同じ初午の日に、おいなりさん(いなり寿司)と粕汁も食べるんだとか。イラストを拡大して見てください~。
「雪はどうして白い?」「雪の日は静かなのはなぜ?」冬に知りたい雪の疑問を解決!
はらはらと降り積もる真っ白な雪。銀世界に一変した世界は、冬限定の楽しみです。特に、めったに雪の降らない太平洋側の地域では、舞い落ちる雪にロマンを感じる人もきっといるでしょう。そんな神秘的な雪には数々の不思議が詰まっています。「雪はどうして白く見えるのか?」「雪の日は静かに感じるのはなぜ?」など、雪に関する素朴な疑問にお答えします。
真の昼飲み酒場を求めて。川崎大師『とと家』で至福の参拝帰り酒を!
「酒場で酒を飲む」=「夜」であるイメージが真っ当な社会人だと思うが、私のように真っ当ではない社会人からすると、夜はもちろん、昼に酒場で飲むことも大変重要なことなのだ。その昼飲みにおいて、非常に困難な命題がある。それが“ちゃんと酒が飲める”ことだ。どういうことかとございますと、暗にランチタイムの“ついで感”でないことだ。コロナ禍で劇的に発展したのが酒場でのランチ営業やお弁当だ。普段ランチタイムをしなかった酒場が、経営継続のためにランチ営業をはじめて、そこで定食や弁当を食べることができるようになった。これは非常に喜ばしいことで、夜に入れない人気店にも入りやすくなったり、なんといっても昼飲みができる場所が増えたのだから。コロナ禍で唯一の貢献といってもいい。ただね……ただですよ? なんか、ちょっと違うんですよ。確かに昼飲みができるが、結局ランチ営業のためにやってるサービスなんで、夜の料理が食べられなかったり、何よりスーツ姿のサラリーマンの中でゆっくり酒を飲むというのが、いくら真っ当でなくともいくぶん憚(はばか)られる。周りはさっさと定食を平らげて仕事に帰る中、「すいません、瓶ビールもう1本」なんて、なかなか言い出しにくい。だから私にとって、真に昼飲みできる酒場というのは非常に貴重でありがたいのだ。例えば、中休憩なしの昼時から営業していて、夜のメニューなんて関係なく、メニューにあるものはいつでも注文OK。あー、店の雰囲気的にも「えっ、こんな時間から飲むの?」みたいな空気は微塵もなく、さらに料理はおいしいのが理想だ。……という、くだらないことを述べているが、私は本気だ。そんな本気を、稀(まれ)に叶えてくれる昼飲み天国があるからヤル気が出ちゃう。