株式会社セブンカルチャーネットワーク
池袋コミュニティ・カレッジにて10/26(土)開講
1957年に幕を開けた宇宙時代。人類が最初にめざした大きなターゲットは月。
1957年に幕を開けた宇宙時代。人類が最初にめざした大きなターゲットは月でした。1969年7月にアポロ11号の有人月面着陸はその夢をかなえ、人間の可能性と太陽系の科学に新たな展望を拓いたと言えます。そして今や月は、「往く時代」から「住む時代」になりつつあり、それとともに、月面の「安全に降りることのできる場所」に着陸する段階から、「難しくても降りたい場所」に
着陸する時代へと脱皮することが求められています。
月面の「難しくても降りたい場所」に着陸する時代へ
2024年1月に、狙った場所への「ピンポイント着陸」を史上初めて成し遂げた日本の月探査機「SLIM(スリム)」は、今後の人類の月面活動に新しい光を与えました。その歴史的な経緯を振り返り、併せて近未来の月との格闘を一緒に思い描きましょう。
【講師プロフィール】的川 泰宣:宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授、日本学術会議連携会員。
東京大学大学院博士課程修了。東京大学宇宙航空研究所、宇宙科学研究所教授・鹿児島宇宙空間観測所長・対外協力室長、JAXA執行役を経て現職。工学博士、はまぎんこども宇宙科学館館長。ミューロケットの改良、数々の科学衛星の誕生に活躍し、1980年代には、ハレー彗星探査計画に中心的なメンバーとして尽力。2005年には、JAXA宇宙教育センターを先導して設立、初代センター長となる。日本の宇宙活動の「語り部」であり、「宇宙教育の父」とも呼ばれる。 著書『人類の星の時間を見つめて』(共立出版)ほか多数。映画「はやぶさ/HAYABUSA」(20世紀フォックス映画)の的場泰弘(キャスト:西田敏行)のモデル。
[講座名]スリムのピンポイント着陸と月面活動の近未来
講師:的川 泰宣 宇宙航空研究開発機構(JAXA)名誉教授
日時:2024年10月26日(土)18:00~19:30
受講料:会員一般とも 3,850円(税込)
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