山内聖子(達人)の記事一覧

山内聖子
達人
山内聖子
呑む文筆家・唎酒師
公私ともに19年以上、日本酒を呑みつづけ、全国の酒蔵や酒場を取材し、数々の週刊誌や月刊誌「dancyu」「散歩の達人」などで執筆。著書に『蔵を継ぐ』(双葉文庫)、『いつも、日本酒のことばかり。』(イースト・プレス)。YouTube番組にて「オトナの酒場 スナック菓房」(by国分グループ本社)のママを担当。
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ラム肉と夏野菜の生姜カレー炒めに「仙禽かぶとむし」と「domaine parlor」 〜日本酒蔵が本気で造る他ジャンルの酒に注目しています〜
もしかしたら今後、単一の酒だけをつくる酒蔵はごくごく一部になっていくのかもしれません。なぜなら昨今、日本酒蔵が他ジャンルの酒を造る動きが活発になってきているからです。今回は、日本酒蔵が造る酒の多様化について書きたいと思います。
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夏野菜とエビのシュウマイに「山形正宗(夏酒)」 〜自由な発想から生み出される暑い夏に飲みたい日本酒の話〜
夏に発売される季節の日本酒といえば夏酒。早いところだと5月あたりから「夏酒はじめました」と、各蔵が考える夏に飲んでほしい日本酒が続々とリリースされます。今回は、そんな夏酒について書きます。
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ホタテと刺身こんにゃく梅肉和えに「AKABU(火入れ酒)」 〜夏の生酒は今の時期もっとも熟成しやすい日本酒です〜
生酒とは、一度も加熱殺菌(火入れ)しない日本酒のことを言います。「生」と聞くと、フレッシュな印象を持ってしまいがちですが、その実は逆。火入れをすることで失活させることができる「糖化酵素」という、甘みを増やす成分を含んだ生酒は今の時期、日本酒の中でもっとも熟成が進みやすく、早いスピードで味が変化してしまう酒です。今回は、ちょっと辛口になってしまいますが、夏の生酒について改めて書きます。
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鮎とキュウリの酒煮(冷製)に「風の森」〜おいしい日本酒は飲むだけではもったいない最高の調味料〜
おいしい日本酒は最高の調味料。長らくそう言い続けている私にとって“さしすせそ”の“さ”は砂糖ではなく、「酒(サケ)」です。はたから見た人がギョッとするくらい、私は料理においしい日本酒を惜しみなく使うのですが、それはなぜなのか。今回、改めて考えてみたいと思います。
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イワシ丸干しと新ジャガの実山椒オイル焼きに「会津娘」
日本酒は、どんな料理にもなんとなく合ってしまう柔軟性が魅力です。中華にイタリアン、フレンチなどでも、合わせたときに対立する料理がほぼないということです。しかし、私は特に自宅だと、日本酒を合わせてみよう、と考察させられる料理よりも、無意識に日本酒を飲みたくなるつまみを好みます。今回は、そんなつまみをつくるちょっとしたコツについて書きます。
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マグロの日本酒漬けに『蔵を継ぐ』の5銘柄【山内聖子の偏愛する日本酒とつまみの話】
2015年に出版した私の初作である『蔵を継ぐ』が、ありがたいことに地味に売れ続け、文庫化されたのは今年の3月11日。本来ならば、文庫化を記念した出版記念パーティを開催する予定でしたが、コロナ禍で見送りに。落胆するしかない私でしたが、うれしいことに掲載蔵の「冩樂(宮泉)」「廣戸川」の蔵元が発起人になり、忙しい仕事の合間をぬって先日、出版を記念したZoom飲み会を内輪で開催しました。今回は、その模様を少し交えつつ、彼らについて書きます。
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骨つき鶏と新玉ねぎのくたくた煮に「天穏」【山内聖子の偏愛する日本酒とつまみの話】
コロナ禍の東京では、ついに外飲みが禁止されてしまいました。世間の飲み屋さんが時短営業になり、ハシゴ酒ができないと嘆いていた数カ月前の自分が、とんでもなくうらめしい最近。当然、お酒は家で飲むしかなくなるのですが、そんな中で感じる日本酒の味わいについて語ります。
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エノキのだらだら焼きに「浦霞」【山内聖子の偏愛する日本酒とつまみの話】
コロナ禍はいつまでたっても落ち着く気配がなく、世の中はますます混乱するばかりですが、そんなときこそ、自宅ではゆる〜く過ごしたいですよね。今回は、飲めば気持ちをゆるませてくれる“だらだら飲める”日本酒について語ります。
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パセリ香るカブとアサリの酒蒸しに「澤の花」【山内聖子の偏愛する日本酒とつまみの話】
気がつけばもう4月ですね。しぼりたての新酒の後は、春酒という、この季節限定で発売される日本酒が顔を見せはじめます。今回は、この春酒について考えてみました。
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ふきのとうと新玉ねぎの春巻きに「桂泉こんこん」【山内聖子の偏愛する日本酒とつまみの話】
本コラムは、日本酒を書く仕事をしている私が、日ごろ偏愛する日本酒の話や、日本酒に合うつまみの簡単なレシピのようなものを、毎回ひとりごとのように紹介する記事です。今回は、新酒との別れについて書いてみました。
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