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2006年に幕を閉じた旧木幡小学校の廃校跡を、宿泊棟、オートキャンプ場、グランピング施設、カフェとして活用する『昭和ふるさと村』内にあり、昭和9年（1934）築の木造校舎は国登録有形文化財だ。館内は昭和のサロン、教室、民家などに分かれ、来訪者に向けて開放している。

店名の由来は「近くに神社があること」と、「心が鎮まる場所でありたい」との思いから。不揃いのテーブルや椅子はどれもお気に入りのアンティークで、風通しのよい空間は、人だけでなく古き物たちも居心地がよさそうだ。

町内唯一の観光いちご園。茂木町11軒のいちご生産者のうち、いちご狩りが楽しめるのはここだけ。とちおとめととちあいかの2種が食べ放題だ。

江戸期創業の酒蔵跡に立つ、町内外の人が利用できる交流の場。地域の魅力発信への熱い思いや気配りが随所に感じられ、また、栃木県内の公共図書館では初の「日本図書館協会建築賞」を受賞した。構成は、図書館、歴史資料展示室、交流広場、カフェ、かつての酒蔵を活用したギャラリー。

8つのテーマを掲げ、通年楽しめるフラワーパーク。「ふじのはな物語」（4月中旬～5月中旬）では、350本以上のフジや大藤棚が見られる。春のやわらなかな風情が楽しめる日中はもちろん、ライトアップされた妖艶な姿も美しい。1カ月にわたり、多彩な色の ふじの絶景が繰り広げられる。

1600年前の創建と伝わる古社。延暦年間（782 ～ 806）に蝦夷（えみし）平定を果たした坂上田村麻呂が当社に立ち寄り、報賽（ほうさい）として現在地に社殿を造り遷座したとされる。境内一帯の森はフクロウの営巣（えいそう）地として知られ、例年12月頃と子育て時期の5 ～ 6月頃に姿を見つけやすい。その時々の様子は神職自ら発信するツイッターで確認を。

こぢんまりとした店構えはまるで隠れ家のよう。パッチワークのブランケット・バッグ・クッションカバーなど店主・菊地美雪さんの手によるハンドメイド作品に加え、お客さんの要望に応えてセレクトした靴下・洋服や器などが揃う。地方発送にも対応しているが、店を訪れ、使い心地を直接確かめてみるのがオススメだ。

「生産者とお客さんをつなぐ脇役になれれば」と語る代表の佐野敦さん。前職場での野菜バイヤーとしての経験を生かし、2020年秋に季節の野菜と果物、加工品などを扱うオーガニック・セレクトショップを、地元・野木町にオープンした。自然栽培・有機栽培にこだわる一方、産地直送により価格を極力抑える工夫も凝らしている。

地元では親しみを込めて「五界塚（ごかいづか）」とも呼ばれる御門（みかど）古墳群の一つ。本来は5基の古墳があったとされるが現存するのは4基で、そのうちの主墳と推定。円墳が大半を占める野木地域では珍しい方墳（四角形の古墳）で、1辺の長さは約23m、高さは約3.5ｍある。

町役場の敷地内にあり、地元ボランティアの野木歴史文化伝承会が資料整理や管理を担当。かつてこの地にあった旧野木中学校の音楽室を活用したもので、館内は歴史資料コーナーと民俗資料コーナーに分かれる。原始古代から近現代までの地域の歴史を網羅し、手作りならではの展示の工夫にも思わず感心。