Jinny Street Gallery Project
「ULTRA AXIS」は、小松良明が日本の伝統的な盆栽と怪獣の造形を融合させ、新たな美の形を探求する革新的な展覧会です。2024年10月4日から11月1日までJinny Street Galleryで開催され、オープニングイベントは10月4日に行われます。展示期間中、小松良明が手掛ける限定デザインのJinny Lemon Sourも販売されます。
日本の伝統において「盆栽」は、自然と人間の芸術性が調和した美しさの象徴だとされています。しかし、アーティストの小松良明は物体を分解し再構築を繰り返すプロセスを通して、この伝統を大胆に変革しようとしています。日本の怪獣とモンスターの世界観からインスパイアされ、小松は、新作展「ULTRA AXIS」で、伝統的な盆栽と怪獣のファンタジーの世界を大胆に融合させます。
「ULTRA AXIS」は、2024年10月4日(金)から11月1日(金)まで、東京のJinny Street Galleryで開催されます。この新作展を通じて、盆栽に対する新しい視点を提供するだけではなく、日本の伝統的な風景の中における「美」の新しい定義を探求する機会を観客に提供することを目的としています。
「ULTRA AXIS」展に展示される作品の一部
■怪獣と盆栽のマリアージュ:新作展のインスピレーション
小松は今回の新作を創り出すプロセスとして、まずはシンプルな観察からスタートしました。そして彼は植物の幹が、節くれだった表情豊かな形状を持ち、まるで植物を超えた存在のように見えることに気づいたのです。この発見をきっかけに、自然の形を怪獣の要素で再解釈する探求が始まりました。日本の伝統に根ざした世界と、遊び心あふれる怪獣の世界を融合させることで、小松は新たな美のビジョンを創り上げました。
「自然の持つ表現力に常に魅了されてきました」と小松は語ります。「盆栽にはそれ自体の美しさがあるが、私はそれをさらに進化させたかったのです。植物の形状は、今回使用した怪獣の造形以上に荒々しい表情を持つこともあり、この組み合わせによって自然と造形美の関係を別の視点から探求する事が出来ると考えました。」
作品制作中のインタビューにて撮影された1シーン。全映像はJinny Street Galleryのインスタグラムにて近日公開
■盆栽という伝統への挑戦
「ULTRA AXIS」において、小松は植物の幹を強調し、そこに作品の中心的な役割を与えています。それぞれの作品はエネルギーに満ち溢れ、繊細でありながら力強く、秩序ある構造を持ちながらも混沌としている自然を表現しています。怪獣の形が盆栽から現れることで、観る者に自然の美しさがどのようなものかを再考させるためのきっかけになります。幹は、かつて盆栽の伝統において重要な部分でしたが、今や抽象的で野性的な美しさを帯びています。
「ULTRA AXIS」は一見盆栽に関する展示のように見えますが、この伝統的な芸術の境界への挑戦でもあるのです。「今回の作品が盆栽として受け入れられれば、盆栽の表現の幅が広がり、新しい形式が生まれる可能性を見出せます」と小松は語ります。この展示は美しい作品を創ることだけでなく、伝統と革新の共存への挑戦の機会でもあるのです。
■オープニングイベントとJinny Lemon Sourの限定版ラベルの発表
10月4日19:30より、Jinny Street Galleryに隣接するアートスペース・バーのNININI(〒150-0001 東京都渋谷区神宮前2丁目3−23)にて作家小松良明による「ULTRA AXIS」の特別オープニングナイトを開催いたします。オープニングナイトのアクティビティとして、作家と共に一ギャラリーを巡る「アーティスト・ウォーク」を予定しています。
イベントでは、食事と一緒に楽しめるように、Jinny Street Galleryの公式ドリンク「Jinny Lemon Sour」もご用意しています。これは新宿に位置しているOpen Bookレモンサワー専門店とのコラボレーションで生まれた特別なレモンサワーでアートをテーマにしています。今回は、小松自身がデザインを手掛けた限定ラベルの「Jinny Lemon Sour」が300缶のみ販売されます。
また、NININIの2階スペースではライブバンドの演奏イベントも同時開催予定です。是非オープニングイベントでアートな時間をお楽しみください。
■小松 良明について
1983年に神奈川県横浜市生まれ。現代のプロダクトに囲まれた日常生活に新たな視点を生み出し、
見たこともない景色を他者と共有するため、活動している。制作スタイルとしてプロダクトが持つ造形やブランド・歴史・コンテンツに着目し、プロダクトを解体して思考を組み込み、再構築を続けている。
■展示の詳細
タイトル:「ULTRA AXIS」by 小松良明
展示期間:10月4日(金)~11月1日(金)
展示場所:神宮前2丁目商和会に位置する路上ギャラリー”Jinny Street Gallery”(東京都渋谷区神宮前2-31-5)
オープニング・ナイト:
10月4日(金)、19時30分~21時30分
カフェ「NININI」(東京都渋谷区神宮前2-3-23)にて開催
アーティスト・ウオーク(小松良明と一緒に路上ギャラリーを巡る)
10月4日(金)、20時30分ごろから15分ほどを予定しています
集合場所はカフェ「NININI」(東京都渋谷区神宮前2-3-23)
Jinny Street Gallery の公式ウエブページ:
https://www.jinnystreetgallery.com/exhibitions/ultra-axis
Jinny Street Gallery の公式SNS:
https://www.instagram.com/jinny.gallery/
小松良明の公式ウエブページ:
http://komatsu-yoshiaki.com
小松良明の公式SNS:
https://www.instagram.com/komatsuyoshiaki1983/
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ
おすすめするスポットやお店のメニューなど、みんなの「こりゃいいぜ!」を絶賛募集中です!!
さんたつ公式サポーター登録はこちら
新着記事
その三角地帯には何がある? 足立区と八潮市の河川・用水路合流地点を巡る【「水と歩く」を歩く】
2024年の11月頃、酉の市の起源と言われている足立区花畑(はなはた)の花畑大鷲神社に行こうと思い地図を見ていたところ、その近くに気になる場所を見つけた。毛長川(けなががわ)と伝右川(でんうがわ)、綾瀬川の3つの河川が集まる合流地点があり、河川に囲まれた三角地帯の先端は「桑袋(くわぶくろ)ビオトープ公園」となっている。いったいどんな風景が広がっているのだろうと気になり、訪れてみることにした。さらに足立区花畑から綾瀬川を渡り埼玉県八潮市に向かうと、そこにもまた河川の合流地点があることに気づく。今回は川や用水の流れに沿って歩きながら、その合流地点を巡る散策となった。
音声ARで巡る東京カルチャー再発見の旅「新たな一歩と伝統が織りなす東京の音色」に出かけよう
最新技術・音声ARの活用により、東京の街がいつもと違って見える、そんな新しい観光体験をあなたへ。あなたは物語の主人公になる! 音声ARで東京の歌舞伎や浮世絵・相撲といった伝統芸能、そして世界に誇るkawaii文化やマンガ・アニメをより身近に・よりエキサイティングに感じられます。そんな伝統と革新の出会い、「Old meets New」な東京の魅力を再発見できるイベントが「新たな一歩と伝統が織りなす東京の音色」です!本イベントでは、GPSを使った音声ARガイド「SARF」を活用。現地で楽しめる限定コンテンツをたくさんご用意しています。あなたは主人公で、超豪華なナビゲーターとともに物語の世界へ。ストーリーを追体験しながら街歩きすれば、東京だからこその魅力を感じられます。さらにエリア内のスポットをすべて巡った人へナビゲーターから特典が!そんな豪華ナビゲーターは2025年2月3日(月)に発表します。今すぐ「SARF」アプリをダウンロードして、東京の街へ出かけましょう!
オリンピックの遺産を生かした複合型スポーツレジャー施設、有明『livedoor URBAN SPORTS PARK』で体を動かす喜びを分かち合おう
2020年東京五輪の舞台のひとつ、有明。その跡地の一部に、複合型スポーツレジャー施設『livedoor URBAN SPORTS PARK(ライブドアアーバンスポーツパーク)』がオープンした。2024年10月12日に全面開業を迎え、アーバンスポーツに興じたり散歩がてら立ち寄ったりする人々で早速にぎわっている。
【東京街角クイズ】この写真、どこの交差点でしょう?
道と道が交わる交差点は、街の重要な顔のひとつ。大きな交差点はその地域の象徴的な場所になることも多く、見知った景色が多いはず。そんな交差点の風景を、あなたは普段どこまできちんと記憶しているか腕試し! 「東京の交差点」クイズです。出題範囲は東京23区(のなかでも都心寄り)、よく知られた道が交わる大きめの交差点ばかりなので、ぜひ全問正解を目指してもらいたい。出題写真の交差点名にはボカしを入れたが道路名は見えるものもあるので、ヒントが足りない場合は拡大してみるのもアリ。また、解答には正式な交差点の名前と交わる道の通称道路名も記載している。街の名前や地名・エリア名だけでなく、「⚪︎⚪︎通りと△△通りの××交差点!」と回答できれば完璧だ。【ご注意!】各出題画像のすぐ下にヒント、さらにその後矢印の下に解答・解説を記載している。勢い余って答えが見えちゃうことのないよう、ゆっくりとスクロールしながら挑戦されたし。いざ、チャレンジ!