寺田倉庫
土地選びから住宅配置、間取りや家具のレイアウトまで、家づくりに役立つ視点を体得できる全4回

寺田倉庫株式会社(東京都品川区 代表取締役社長:寺田航平)が運営するWHAT MUSEUM(ワットミュージアム)の建築倉庫は、建築模型を用いたワークショップ「模型で考える 土地から間取りまで」を2024年10月から12月にかけて、全4回開催します。家づくりをはじめる人向けに、土地の長所を生かした住宅配置や部屋の間取り、家具のレイアウトなどの実践的な視点を、模型を使いながら建築家から学ぶワークショップです。2024年7月1日(月)10時より参加者の募集を開始いたします。



WHAT MUSEUMの建築倉庫では、建築家や建築事務所から預かった600点以上の建築模型を保管しています。これらの模型の一部を公開するとともに、建築文化の普及活動にも積極的に取り組んでいます。

このワークショップは、建築倉庫としては初となる、家づくりをはじめる人に向けたオリジナルプログラムです。家づくりに必要な視点や知識を、模型を使いながら体得できます。建築模型は、実物大の建物を小さなスケールで再現し、全体像や空間の配置を直感的に理解するための重要なツールです。平面図や文字情報だけでは捉えきれない、建物と環境との関係や空間性を感じ取り、設計の意思疎通を深める役割も担います。この特性を活用して、家づくりのための視点を体験的に理解することができます。

建築家・田中正洋氏と、建築倉庫ディレクターであり建築家の近藤以久恵が、家づくりに不可欠な視点や知識を、模型を使いながらレクチャーします。全4回のワークショップを通して、土地の長所を生かした住宅配置や、窓の開け方、間取りから家具のレイアウトまで、具体的なテーマを掘り下げます。さらに、家づくりに必要な土地の制約条件や建築基準法などの専門知識も学びます。建築倉庫に保管されている住宅の模型を鑑賞し、多様な住空間に触れることもできます。家づくりを考えている方々へ、理想の住まいを実現するための学びを、模型をつかって分かりやすく提供します。

公式サイト:https://what.warehouseofart.org/events/iezukuri_workshop1

【ワークショップ内容】


・第1回:2024年10月19日(土)開催
「模型で知ろう!土地の制約条件」
土地には、建築基準法や隣の建物との関係など、さまざまな条件があります。模型を使い、敷地に関わる制限を視覚的に捉えながら、土地の制約条件について学びます。

・第2回:2024年11月9日(土)開催
「模型で知ろう!土地のポテンシャル」
土地には、それぞれの長所があります。周囲の環境との関係に目を向け、模型に手すりやバルコニー、庭、窓などを配置しながら、土地の長所を最大限に引き出す方法を学びます。

・第3回:2024年11月30日(土)開催
「模型で知ろう!自由な間取り」
リビングや寝室といった、部屋の機能に応じて平面図で間取りを考えるのではなく、模型を用いて立体的に間取りを考えることに取り組みます。普段意識していなかった空間の豊かさや可能性を発見し、より自由に住空間をイメージすることができます。

・第4回:2024年12月21日(土)開催
「模型で知ろう!部屋の使い方」
机や椅子、ベッド、キッチンといった家具や設備、人などを住宅の模型のなかに配置し、スケール感をつかみながら、ライフスタイルに合った部屋の使い方を考えます。


【講師について】


田中正洋(たなか まさひろ)氏
行為資源開発一級建築士事務所代表。RENO OIL WORKSHOP COMMUNICATIONSのメンバーとして身の回りの素材を塗料にする活動も行う。昨年より建築倉庫チームと一緒に建築模型ワークショップを企画&開催。日本工業大学非常勤講師、東京工業大学大学院修了。

■田中氏コメント
サッカーでも野球でも、ルールや戦術が分からなければスポーツ観戦は十分に楽しめません。家づくりも同じです。設計は設計者が行うにしても、それらは分かっていた方が楽しめます。家づくりの場合、ルールや戦術に該当するものには、建築の法律、土地の読み方、限られた気積の活かし方などがあります。それらを深く理解するのは難しいですが、建築模型を使えば、その勘所に少しだけ触れることならできます。それが有るのと無いのとでは、設計の楽しさや提案された計画の理解度は大きく変わってきます。このワークショップを通してみなさんの家づくりの楽しさが倍増したら嬉しいです。

近藤以久恵(こんどう いくえ)
2018年より建築倉庫ミュージアム副館長、2020年WHAT MUSEUM 建築倉庫ディレクターとして、現在開催中の企画展「感覚する構造 - 法隆寺から宇宙まで -」をはじめ、「ガウディをはかる-GAUDI QUEST-」(2019年)、「構造展-構造家のデザインと思考-」(2019年)、「謳う建築」(2020年)、「建築模型展」(2022年)など展覧会の企画キュレーションを行う。近藤以久恵建築事務所主宰。建築設計と並行して、建築領域の可能性を拓く学びの場に携わる。

■近藤コメント
家づくりをはじめようとしているみなさま、どんな土地が良いのか?その土地にはどのような大きさの住宅がたてられるのか?わからないことが多いですよね。大切なご家族の家づくり、ご自身で納得しながら、進めていきたいと思われているのではないでしょうか?このワークショップは、土地の長所を生かした住宅配置や家の規模感、窓のあけ方、間取りから家具の配置まで、模型を使って学び体験できる、本格ワークショップです。模型をつかうことで、より分かりやすく立体的に理解しながら、ご家族の理想にあった住まいをつくるヒントを掴むことができます。

【開催概要】


企画名:家づくりをはじめる人のための建築模型ワークショップ 「模型で考える 土地から間取りまで」
開催日:全4回
第1回 2024年10月19日(土)
第2回 2024年11月9日(土)
第3回 2024年11月30日(土)
第4回 2024年12月21日(土)
開催時間:各回13:30~16:30(予定)
募集開始:2024年7月1日(月)10:00
募集人数:10組 ※先着順
参加費:36,000円(税込)
会場:WHAT MUSEUM(〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10 寺田倉庫G号)
主催・企画:WHAT MUSEUM 建築倉庫
公式サイト:https://what.warehouseofart.org/events/iezukuri_workshop1
※全4回の開催を予定しております。各回単体のお申し込みは受け付けておりません
※詳細・申し込み方法については公式サイトをご確認ください


【建築倉庫について】
WHAT MUSEUMの建築倉庫では、建築家や設計事務所からお預かりした600点以上の建築模型を保管し、その一部を公開しています。貴重な建築模型や普段見られない保管の現場をご覧いただけます。

【WHAT MUSEUMについて】 https://what.warehouseofart.org
2020年12月、東京・天王洲にオープンした「WHAT MUSEUM」。寺田倉庫が作家やコレクターからお預かりしている貴重なアート作品を中心に公開する芸術文化発信施設です。倉庫会社としての美術施設はどう在るべきかを模索し、たどり着いたのは「倉庫を開放、普段見られないアートを覗き見する」というユニークなコンセプトでした。作家の思いはもちろん、作品を収集するコレクターのこだわりを大切な作品とともに展示。アートとの出会いの場を創出します。倉庫内で静かに光を放つ文化的価値を暗示した、WHAT(WAREHOUSE OF ART TERRADA)の名のもとに展示されるのは、平面や立体のアート作品をはじめ、建築模型、写真、映像、文学、インスタレーションの数々。これらの多様な芸術文化を、倉庫会社ならではの美術館のかたちとして、新たな切り口で企画・展示を行っています。


【寺田倉庫について】
社名:寺田倉庫株式会社(Warehouse TERRADA)
代表者:代表取締役社長 寺田航平
所在地:〒140-0002 東京都品川区東品川2-6-10
設立:1950年10月
URL:https://www.terrada.co.jp

【本ワークショップおよびWHAT MUSEUMに関するお問い合わせ先】
寺田倉庫 WHAT MUSEUMチーム E-MAIL:info.what@terrada.co.jp
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