大特集 麺が食べたい

一杯の器から広がる無限の宇宙!

いまや日本中、いや世界中の麺料理が味わえるのが東京。とりわけ近年、目を見張るのが「麺」そのものの多様化だ。例えば、流行り廃りの激しいラーメン界には自家製麺の波が押し寄せ、うどんとの境界が曖昧な新感覚なものも出現中。また、飲食店や庶民の台所を支えてきた町の製麺所をのぞいてみれば、中華麺だけでなく、乾麺でも生パスタでもない第3の麺が! さらに、昨今の健康志向に応えるように、小麦を使わないおいしい麺だって増えている。麺はいつの時代も進化がとまらない。それでいて、なじみのない味付けや食材と合わせても、不思議と食指が動いてしまうのが麺の持つ神秘さだ。一口すすれば未知なる世界が幕を開ける。一杯の器から広がる無限の宇宙に吸い込まれよう!

コンテンツ

・若き俊英たちよ、ラーメンを超えてゆけ
・東京最新麺さんぽ
vol.1 自家製麺が拓くラーメンの未来
vol.2 呑んで待つ、至福のそば
vol.3 フリースタイルうどんを食らえ!
・『Base』、パスタ打ちの美学
・ロメスパ、再興!!
・カラヒグ麺よ大志を抱け!
・多“麺”族アジアンタウン・池袋
・池袋を席巻する“ガチ中華”フードコート
・『一由そば』の系譜と挑戦
・焼きそば専門店、増えてます。
・町中華で見つけた“謎麺”の正体
・買うなら、製麺所の技あり麺
・平たい麺ワールドカップ開催!
・麺も多様性の時代!?
・首都圏麺カルチャ―
①埼玉 埼玉に根差す小麦文化の今
②東京 なぜそばにはワサビなのか
③神奈川 横浜の“バンメン”って何だ?
④千葉 勝浦タンタンメンが冷めない理由
・デパートでほおばる追憶の味
・屋台の味を探し求めて
・さんサポ 麺のこだわり大調査

特別付録「さんぽの壺」カレンダー2023付き!

『散歩の達人』およびWeb「さんたつ」にて連載中の「さんぽの壺」がカレンダーに! 散歩の途中で見つけた、ふとツボにハマる何かを毎月楽しめます。
『散歩の達人』およびWeb「さんたつ」にて連載中の「さんぽの壺」がカレンダーに! 散歩の途中で見つけた、ふとツボにハマる何かを毎月楽しめます。

特集 恵比寿・中目黒

都心の凹凸ダイナミズムを体感しよう

一見、高級店が立ち並び、洗練された大人の街を思い浮かべてしまいがちなこのエリア。けれども恵比寿も中目黒も、もとは町工場の並ぶ下町。中目黒から恵比寿を目指してみると、起伏の激しい地形が立ちはだかる。坂や階段を上り下り、駅前だけじゃなく内側まで入り込んでみれば、そこには地域や暮らしに寄り添ったのどかな気風が漂っているのだ。
さて、肩の力を抜いて、ハイキング気分で歩き出そう!

・恵比寿・中目黒さんぽ
・ガーデンプレイス、進化中です!
・開業25周年!アトレ恵比寿の歩き方
・ご近所観察10番勝負
・出汁の違いを楽しむおでん酒場
・恵比寿・中目黒MAP

特別企画  “変態建築家”が描く設計図

デザインするのは、建物だけじゃない

“変態建築家”の愛称で人気の建築家・進藤強さん。狭い空間にギミックを凝縮。童心くすぐられる奇天烈なデザイン。その建築に込められた想いとは?

連載

・首都圏お笑い劇場案内 よしもと有楽町シアター×トット
・味は忘れました。 吉田靖直 トリプルファイヤー  何もかもムダじゃないと信じたい私とインターネットとの闘争
・ほじくりストリートビュー 能町みね子 土浦ニューウェイとその周辺
・COLLECTOR’S COLLECTION 「標しくぃ」高下龍司
・さんぽの壺 オギリマサホ なぜこんなところに金次郎
・トーキョーアジアめし 室橋裕和 ウイグル×初台
・ニッポン面影散歩 寺坂棚田[埼玉県横瀬町]
・ツウ旅 愛川町編[神奈川県]
・ぶらぶら親子さんぽ最終回 大田垣晴子 新横浜ラーメン博物館
・絶頂チェーン店 六道輪廻 村瀬秀信 小木曾製粉所
・失われた東京を求めて 樋口毅宏 雑誌『BRUTUS』がおすすめする店は本当に美味いのか。7年かけて100店以上食べて検証してみました。

情報

・散達ネタ帖 『千葉市科学館』がリニューアル!
・月刊お出かけニュース
・祭り&イベントinformation
・今月のサンポマスター本
・帰ってきた散達読者通信
・読者プレゼント
・首都圏路線図

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