大特集 谷中・根津・千駄木

矛盾が魅力を生み出す、摩訶不思議な“山の手の下町”

いわゆる“谷根千ブーム”から十数年、もはや大定番の観光地。この街の魅力は語り尽くされた……そう思っているなら、大間違いだ。相反する要素が絶妙なバランスで隣りあい、混じりあって変化してゆくこの街は、歩けば歩くほど見えてくる顔がある。リノベーションの波は未だ衰えず、老舗や有名店にも発見があふれている。懐かしい風景を新しい世代がしかと受け継いで歩き出している様子も頼もしい。都心なのに田舎くさくて、山の手だけど下町みたいで、安心と驚きが交互に飛び出し、おまけに地形も山あり谷ありの谷根千散歩。コントラストに酔いしれて目を回さないよう、お気をつけあそばせ。

コンテンツ

・SIDE A はじめての谷根千
・谷中ぎんざ&よみせ通りランチマップ
・SIDE B いつもの谷根千
・“寺嫁”さんにお寺のこと聞いてみた
・神社と街の深い~い関係
・おやつでおせち
・建物再生で、街は豊かになる!
・『ねづくりや』って何屋さんですか?
・未来に残したい“街をつくる”建築
・ユニークゆる雑貨にキュン!
・感性でインテリアを生き返らせる店。
・東直子×東かほり 生活の場で紡ぐ初共作
・大前粟生と遊歩する スロウペースな谷根千
・名店で、再発見!
・妄想・千駄木暮らし
・藍染大通りより愛をこめて
・凸凹地形を堪能する5つの比較ポイント
・街に灯をともす、小さな名酒場
・谷中・根津・千駄木MAP
・谷中・根津・千駄木についてさんサポに聞いてみた

特集 北関東 移民グルメ最前線

都心から約2時間で行ける異国の旅

茨城、栃木、そして群馬。いわゆる北関東と呼ばれるこの地域、実は“ガチエスニック”の宝庫でもある。古くから労働者としての外国人を受け入れてきただけに、彼らの通うローカル食堂が多いのだ。そこでは日本人に寄せていない、本場そのままの味と雰囲気が楽しめる。そして彼らの暮らしぶりや、移民として生きる気持ちにも、きっと触れられることだろう。“移民社会日本”の縮図が、北関東にはある。

・筑西市×タイ
・常総周辺×スリランカ
・小山市×パキスタン
・館林市×ロヒンギャ
・大泉町×ブラジル・ペルー

特別企画  ウクライナ料理ってなんだ?

無形文化遺産!? でも、よくわからないから食べてみた!

今年2月以来、ウクライナの情報といえば暗いニュースばかり。そりゃ戦争してるんだもの、仕方ない。でも最近、東京にもウクライナ料理店が増加中ということで、まずは行ってみよう。食べ歩くことで、ウクライナ料理のフシギが見えてきた……!

特別企画 「鉄文」文学賞受賞作発表

鉄道をテーマにした短編小説を募集した「鉄文」文学賞の受賞作が決定。「散歩の達人」編集長賞受賞作を掲載しています。

連載

・首都圏お笑い劇場案内 最終回 ヨシモト∞ホール×コットン
・味は忘れました。 吉田靖直 トリプルファイヤー   呂布カルマに敗れたその夜、突如降ってきたもう一つの敗北
・ほじくりストリートビュー 能町みね子 土浦ニューウェイから続く謎の地下道
・COLLECTOR’S COLLECTION 「犬くそ看板」坂田恭造
・さんぽの壺 オギリマサホ レトロデザインの缶詰を「ジャケ買い」する
・トーキョーアジアめし 室橋裕和 インド×西葛西
・ニッポン面影散歩 安楽寺と乙黒耕地[東京都青梅市]
・ツウ旅 さくら市編[栃木県]
・絶頂チェーン店 六道輪廻 村瀬秀信 魚松
・失われた東京を求めて 樋口毅宏  ジュリィィィッ!(悠木千帆風に)

情報

・散達ネタ帖 立石に独立系書店『POTATO CHIP BOOKS』がオープン!
・祭り&イベントinformation
・月刊お出かけニュース
・今月のサンポマスター本
・帰ってきた散達読者通信
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