東京メトロ千代田線「代々木公園」駅より徒歩7分の道のりは、休日ののどかな雰囲気に包まれた心地よさと、気取りすぎない感度の高さと洗練されたグルメやインテリアに溢れた「THE お洒落」な街並み。
国際色と小綺麗なわんちゃんの種類が豊か(?)な通りに目移りしながら歩いていると、突如現れた急こう配の上り坂。その上に佇むピンク色の可愛らしい建物の1階と2階が、「かんたんなゆめ渋谷」が入るフロア。

前回の日本橋別邸はシックで秘密基地のような佇まいでしたが、今回はファンタジックな外観です。
1階でオーダーをして2階へ。2階は吹き抜けと床の間が調和した、適度な解放感と閉塞感漂うどこか非日常感が漂う空間。

今回オーダーしたのは、和菓子3種類のセット。意匠違い(形)も含めて約10種類から選べるのですが、そこからときめきがとまらない!
今回選んだのはこちらの3種類です。

意匠別を含め、10種類弱の中から3種類選べるという嬉しいラインナップ。


深黒の立方体は「来る暮れ」。
濃厚な黒麻とバターに酔う、洋風最中といった雰囲気のサンド。あえて洋風最中と言いたくなるのは、その軽やかな生地と、黒胡麻とバター、粒あんをあわせたクリームの味わいが意外とあっさりしているから。
乳製品の脂質ではなく、黒胡麻のコクを満喫。


かんたんなゆめさんの定番とも言える、チーズクリームを包んだ爽やかな練り切りの「嬉々」。
レモンの爽やかさとチーズのコンビネーションは、レアチーズケーキのような軽やかな味わい。
四季の移ろいに寿里さんのセンスと遊び心を落とし込んだ意匠に、目移りしてしまうこと間違いなし!
抹茶にも珈琲にも合います♪


今回初めましての葛羊羹「春風」。
これがまた絶品!とろりとしたまろやかな葛羊羹は、麗らかな小春日和にまどろむようなテイスト。
グレープフルーツとライチに、ほんの少しレモンを効かせたあのカクテルの味わい。クリアなピンク色の層は、ライチの寒天。パチンと弾ける感覚は、まるで夢から醒めるような軽やかさ。

今回は抹茶と合わせましたが、確実にお酒にも合う…

そんな夜営業はまたこれからとのこと。暫くは日中の夢心地に浸って、夜の夢心地なひとときへと思いを馳せます。


また、現在(3月19日)は「猫の最中2種類(ほうじ茶カカオとラズベリー)、嬉々2種類(クローバー&桜)、桜の琥珀糖2本」の花見boxも販売中です。

代々木公園で召し上がるもよし、少し足を延ばして新宿御苑へ行くもよし!
春のお散歩と一緒に、楽しくて美味しい和菓子をぜひ。