名物のホットケーキは、基本は2段重ねである(お願いしたら1枚はテイクアウト用に包んでくれたため)。

1枚でもこのボリュームはさすが。焼きあがるまでに時間がかかることは注文時に伝えられる(20〜30分程度)。

でも待つ価値ありの逸品。

2枚の高さが7センチらしいので、1枚でも3.5センチの厚み!

茶色い表面はカリッと焼き上げられ、黄色い部分はみっちりとして粉の甘みが感じられる生地。

なかなかのボリュームながら、不思議に食べ飽きない魅力がある。
バターで食べたり、シロップで食べたり、バターとシロップの黄金コンビで食べたりしているうちに完食してしまう。

今時のパンケーキとも違う、薄いホットケーキとも違う魅力が、イワタコーヒーのホットケーキにはある。

こちらは季節で変わるパフェ。これも人気のメニュー。6月の初旬はメロン。
メロン大好きな私は迷わず注文。

立派なメロンのスティックが何本も差し込まれ、食べ応え充分!
パフェの中にもメロンがゴロゴロで楽しい。

フローズンヨーグルトとの組み合わせがメロンとの相性抜群で、瑞々しいパフェに仕上がっていた。

一日中楽しめる喫茶店ではあるが、おススメは朝モーニングの時間。
窓から差し込む光と庭の緑が綺麗に見えるのと、庭よりの席に座れる確率があがるから。

モーニングメニューもあるけれど、個人的に朝食としておススメしたいのは、ホットドッグ。昔からの常連さんが贔屓にされるメニューらしい。

珍しいのは、大ぶり玉ねぎとケチャップソース。甘く優しい味わいで他にはないホットドッグになっている。ロールパンというのも昔懐かしくていい。

付け合わせのコールスローとポテトサラダも、主役に負けずいい味をだしてる。
パンに全部挟んで食べてみたくなるのは私だけじゃないはず!?

現在は3代目が切り盛りするイワタコーヒー店。

3代目が考案したフルーツサンドも、いまや人気看板メニューになっている(季節でフルーツの内容が変わるのが楽しみ)。

古きを生かし新しきを作る。
古都鎌倉らしい喫茶店。
また静かな朝の時間に訪れたい。