めざすは花やしきの反対側、象(さきかた)地区。
たどり着いたとき、ちょうどこれから神輿が通るくらいのタイミングでした。
とりあえず水分補給と場所の確認。
周りを見渡すと、気づけばいかつい強面のおっちゃんたちに囲まれ、御婦人方はとてもきれいで艶っぽい。
振り返ると、浅草見番。あ、ここそうでした。地図には書いていないけど、芸者さんが行きかう地域だったっけ。
そんな感じでしばらく神輿を待ちました。

あ。きたきた。。。え?三基?
神輿が艦隊組んでいるように、するすると現れました。
確かここの辺りだと、いつもは三之宮が通るはずと事前に研究していたのですが、今年は三基で全ての町内をまわるようです。
これが壮観でした。

一之宮二之宮三之宮の神輿のデザインがわかるくらい間近でみられて、今年の三社祭は興味深かったです。

って、ちょっとまて。
ふと神輿を眺めながら違和感を感じました。
。。。何でこんな間近で私、この神輿たちが見られているんだ?

例年ならば反対車線くらいのところから神輿を眺めていないと、強面のおっちゃんに注意されます。

しかし、今回はその強面のおっちゃん軍団にに囲まれていて、普通に「なぜ毎回神輿渡御のルートって変わるんですか?」とナチュラルに聞いました。
そして、丁寧におっちゃんより教えていただきました(汗)。解説はすごくわかりやすくて、今までの謎が解けました。

いつもなら見ることができない場所から見られる機会に感謝しました。
おかげで三之宮が自分のちょうど目の前で神輿をもみだして、思わず潰されるかと少し避難したくらいの近さでした(笑)。

こんな三社祭の神輿渡御ごみられるとは思わなかった、少し珍しくて不思議な今年の三社祭でした。