それは銚子電鉄です。
銚子駅は不自然にホームが前後に広かったため母に聞いたら、もう一つの鉄道があるとのこと。
へえ、そうなんだ。ここからさらにどこに行けるんだろうとそのホームを眺めていたのでした。

そしてある日、銚子電鉄のクラウドファンディングをやっているというニュースを見かけて、ああ、これがあのホームから出ている電車のことなのかと昔の母との銚子駅での会話を思い出したのでした。

そして千葉方面に行く予定もあり、ついに先日乗ることができました。

切符は車内で買う、一日乗車券の日付がマジックで記入、ひたすらアクの強くて自虐ネタ満載の車内広告、車内放送が観光案内、謎の大きな段ボールを抱えて乗り込んでいた(おそらく)地元民。
なのに、のどかな田園と鄙びた風景をゆっくりのんびり走る電車。
ひとあじどころか色々違いすぎて驚きばかりが続き、車窓の風景と共に流れていく(笑)。
面白すぎるぜ、銚子電鉄。

あ。あの車掌さんはYou Tubeでみた袖山さんだー。きゃー。(勇気がないのでこっそり眺めつつ)

終点から歩いて漁港へ行き、漁師食堂でご飯を食べたり絶景見ながらコーヒーを楽しんでみたり、いつか行こうと思っていたお寺の参拝をしたり、銚子電鉄本社を激写したり、昔乗ったことがあった京王線の車両にも再会ができて満足でした。
ピンク一色の車両は一両のみで、ほかの乗客の方が降りてから席移動して乗りました。
しかしひそかに楽しみにしていたタブレット交換は早すぎて写真が撮れなかったのはくやしかった。。。
いろいろお土産もごそっとお買い上げ、一日乗車券買ったのにフル活用できなくても楽しく過ごした一日になりました。